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秋季展「大正・昭和前期の洋画」「近代の日本画」 中野美術館

中野美術館へは大和文華館から徒歩5分弱で到着です。

館内に入る前に靴を脱いでスリッパ履きで作品鑑賞しますが、個人宅に絵画作品を見せていただくという感じと言えば分かりやすいかもしれません。
林業で財をなした創立者中野皖司氏の個人コレクション。

これが侮れない内容で驚きました。

第1室は洋画部門。
大正・昭和の名のある画家の作品がほぼ網羅されています。
嬉しかったのはここで古賀春江の未見作品「婦人像」に出会えたこと。
水彩だと思うのですが、古賀らしからぬ写実的な肖像画でした。
他にも藤田嗣治、岸田劉生、村山槐多「松の群」(下)など小品ながら良い作品に出会うことができました。

かいた



第2室は地階で階段を下りて入りますがその手前階段吹き抜け部分が、眺望コーナーになっていて池を挟んで対岸に大和文華館のなまこ壁が見えます。
ここがまた落ち着くのなんの。
居心地の良さは抜群です。

第2室 「近代の日本画」
入ってすぐ左側のニッチに藤島武二のデッサンがさりげなく飾られています。
この辺りの演出が設計者の粋を感じさせる所。

日本画も洋画に負けず劣らず優品ぞろい。
富岡鉄斎はじめここでも岸田劉生の日本画が展示されていたのには驚きました。先日の刈谷市美には展示されていなかった作品です。

そして日本画で一番印象に残ったのが入江波光の作品。
ブルーが美しい天女が舞っている作品をはじめ、淡い色使いが素敵でした。見ているだけで癒されます。
波光

*上は波光の「追羽子」

この日本画展示室の中央には大きな木の切り株で作られた椅子があります。
館内は私だけであったのを良いことにこの椅子に座って、なぜかヨガのポーズをしてしまいました。

中野美術館はオススメです。小規模ながら、くつろぎと癒しの場を提供してくれるのは、建物の設計者:彦谷那一氏の力量によるものでしょう。

中野美術館は午後4時閉館で夏季は休館していますので、行かれる際はHP等で開館日をご確認の上おでかけ下さいませ。



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@あべまつ様

底なし沼の「奈良」なるほど、分かる気が致します。
私はまだその沼にそろそろと足を踏み入れたばかり。
これから抜け出せなくなりそうな予感がしています。

中野美術館は次回是非お出かけ下さいね。


@oki様

広さは約490㎡、15~20分もあれば十分見終わります。
できれば、池を臨む地下の吹き抜けスペースでくつろぐのもよろしいかと。

向井潤吉アトリエ美術館には出かけたことはありませんが、恐らく似たような感じではないでしょうか。
本当に個人のお宅にお邪魔するという雰囲気です。

夏お休みとは珍しいですね。あべまつさんのいわれるお盆休暇なのかな?
冬季は閉館というのはよくききますが。
どのくらいの広さなのですか、鑑賞時間はどれくらい?
スリッパに履き替えるというので世田谷の向井潤吉のアトリエ美術館を思い出しました。

私が行ったのは夏でしたから、残念でした。
他にもお盆休みしている美術館などがありました。
槐多の絵はすぐわかりますね。
江戸川乱歩がお気に入りだったとか。
わからない殿方の世界が漂ってきます。
奈良はまだまだ底無し沼で、天平から現代まで追いかけていると、立ちくらみがします。
いつか、ゆっくり立ち寄りたいと思いました。
くつろげる美術館なんて、最高です。
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