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ピカソ展とピカソの彫刻

愛知県美術館で開催中のピカソ展はキュビスム期に至るまでのピカソの絵画を紹介する好企画。
もとより、私の好きなピカソは新古典主義までのピカソで青色の時代、バラ色の時代は特に好ましい。そして、初期ピカソの作品のみを扱う展覧会は日本初。目玉はリニューアル中のワシントンナショナルギャラリー所蔵の《扇子を持つ女》。他にも国内外からデッサンや油彩を集めている。

丁度同時期にニューヨークのMOMAでピカソの彫刻だけを集めた回顧展を開催していて、どうしてもその展覧会を見たかったし他にもニューヨークのメトロポリタン美術館でバークコレクションが寄贈されたことを記念した日本美術の企画展なども開催されていたので正月休みに弾丸でニューヨークへ飛んだ。

MOMAのピカソ彫刻展は素晴らしい内容で、絵画と並行して彫刻作品も制作していたことがよくわかる。彫刻を平面化して絵画にしたのか、鶏か卵か的な疑問もわいたけれど、ピカソにとって彫刻も平面も大差なかったのだろう。特に興味深かったのはキュビスム期のピカソの彫刻で、彫刻→絵画に置き直したように思えたがどうなんだろう。ぶっといカタログに寄稿された論考をじっくり読めばその辺りのことも書いてあるように思うが未だ読んでいない。
また、アフリカ彫刻や原始美術の影響を受けていたことは彼の彫刻作品にもしっかり表現されていた。

愛知県美のピカソ展の図録には大島徹也氏にー絵画表現の彫刻性についてーとサブタイトルが付されている。

さらに、ピカソに彫刻を教え共同制作を行ったスペインのフリオ・ゴンザレス展が世田谷美術館から巡回し三重県立美術館で来る2月9日〜4月10日まで開催される。ゴンザレスとピカソの彫刻との共通項は展覧会紹介のHP画像からも明確でほぼ同時期にゴンザレスの彫刻作品を見る機会を得られタイミングの良さに驚くばかり。

ゴンザレス展を見た上で、もっとよくピカソの彫刻と絵画について考えてみたい。

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MOMA ピカソ彫刻 時代時代のピカソの「飛び方」に感嘆(6) THE BOISGELOUP SCULPTURE STUDIO 1930-1937

このシリーズも(6)まできたこと、そしてこの展示が既に今月 7日で終了、を受け、この企画を始めた理由を改めて。 NYに行くと、いつもMoMA に寄るのは、常に「刺激」があるから。 今回の予想外の「刺激」は、ピカソ! 彼の「彫刻」だけ、を集めた企画展があるとは...

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