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「東京富士美術館所蔵 珠玉の日本美術名宝展」 富山県水墨美術館

入善町の内藤礼「母型」展に行く前に富山駅で下車し、富山県水墨美術館へ行って来ました。もう一つ、富山県近代美術館のご紹介はまた後日と致します。

水墨美術館は、平屋建てで茶室も併設する純和風の建物です。
中庭には広大な芝生が広がっていました。
平成11年4月に開館と比較的新しい美術館で、8年経過したとは思えないほど内部も美しく維持されていました。

さて、この「珠玉の日本美術名宝展」は江戸時代を中心に狩野派や琳派の屏風絵と襖絵、葛飾北斎、歌川広重らの浮世絵をはじめ、書、工芸、武具などの東京富士美術館所蔵の優品約70点を展示しています。

会場は強風にも関わらず、大変な賑わい。

私が見たかったのは鈴木其一の「風神雷神図襖」。
宗達、光琳、酒井抱一の「風神雷神図」は出光美術館でそろい踏みしたのをしかと鑑賞しましたが、其一による作品は未見でこれだけは見たい!と勇んで行ったのです。

其一の「風神雷神図」は背景が墨絵となっていたのが特徴的で、やや迫力には欠けるものの墨で描かれた雲と風が却って主役の風神雷神を際立たせていたように思いました。

お目当ての風神雷神意外にも面白い作品がいくつかありました。
絵画では
・「鶴図屏風」曽我蕭白
173.8×396.2の六曲1隻墨画淡彩ですが、燐とした鶴の様子はすばらしかったです。

・「耕作図屏風」
・「武蔵野図屏風」はいずれも作者不詳ですが、シンプルな画面構成が個性的、色使いも仰々しくなく気持ちが落ち着いてくる心和む作品でした。

浮世絵も目を奪われる作品がいくつか。
・歌麿の「教訓 親の眼鑑 正直者」
・渓斎英泉「東都両国橋夕涼之景色」
・歌川豊国「新吉原楼之景色」

現在、後期の松濤美術館浮世絵展を前に「浮世絵の歴史」について学習中ですが、渓斎英泉の作品などは、歴史を知ってから見ていればまた違っただろうに・・・と今更ながらに思うのです。


この後、常設もまわりましたが水墨美術館の名に恥じない良い作品が展示されています。
この日は、菱田春草「四季山水(春・夏)」、小川芋銭「沼」前田青邨らの作品や、富山県出身の下保昭展示室などもあります。


この特別展で水墨美術館入場者は開館以来100万人を突破したとのこと。
通りで人気のはずです。

*11月4日(日)まで開催中。


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