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村内美術館

なぜかミレーをはじめとするバルビゾン派の絵を見たくなり、八王子の村内美術館に行くことにしました。
ブロガーの皆様からの評判も高く、ホテルオークラで開催された「秘蔵の名品 アートコレクション」でも村内ファニチャー所蔵作品を何点もあったので気になっていたのも一因です。

八王子には過去一度も訪れたことがありません。
八王子駅に到着したら、想像以上ににぎやかで美術館への無料バス乗り場が分からず、あせりました。
結局私バスの乗り場にいらっしゃった方にお聞きして、何とか無料バスに乗り込むことができました。
村内美術館に到着したのは良いのですが、非常に大きな家具屋さんで美術館はてっきり同じ敷地内の別建物と思い込んでいた私はここで更に迷う羽目に。。。完全に下調べ不足です。

美術館の入口にたどりついた時にはほっとしました。

さて、村内美術館のコレクションは
・バルビゾン派(除くミレー、クールベ、コロー)
・ミレー
・クールベ
・コロー
・印象派、エコール・ド・パリ
・版画(ミレーらの作品を中心としたコレクション)
・現代フランスの画家
の各室から構成されています。

家具屋さんの美術館らしく、展示室のそこかしこに座り心地の良いソファが置かれているので、名画を前にゆったり鑑賞できるのは幸せの極地です。
これで、お茶かコーヒーでもいただければ言うことなしですが、残念ながら飲食は禁止。

気に入った作品はかなり多くありましたが、特に印象に残った作品は以下のものです。

・ディアズ・ド・ラ・ペニャ作「マルグリット(ひな菊占い)」
この作品がコレクションの始まりとのことですが、確かに一目でほれ込んでしまうのも納得できるような可憐な作品。

・ミレー作「鏡の前のアントワネット・エベール」
ミレー

ミレーと言えば農村風景や働く人々が思い浮かぶのですが、ここに描かれた少女はミレーの作品とは思えない明るく可愛い油彩です。
鏡にうつる自分を微笑む様子を温かい目でリアルに描き、外を裸足で歩いたのか、足裏が汚れているのまでリアル捉えています。

・コロー作「ヴィル・ダヴレーのカバスュ邸」
コロー


いわゆる名画ばかり挙げていますが、名画と言われる所以はやはりあると思いました。特にそれを感じたのがコローの作品群です。
数点も展示されていましたが、サイズは小さくとも(35×26.5cm)一番コローが得意とする明るい光と影が上手く描かれている風景画。

・クールベ作「ボート遊び(ポドスカーフに乗る女)」
クールベ


クールベをこれだけまとめて目にするのは初めて。
私が今まで抱いていたクールベ作品のイメージが見事に覆されました。
中でもこの「ボート遊び」は強烈。
現在東京都美術館で開催中の「フィラデルフィア美術館」展で見た「スペインの女」も強い印象を残した作品ですが、それに続く力強さをこの作品から感じました。
大胆な構図にはクールベの新しい画風への意気込みも伝わってきます。
残念ながら、名画「フラジェの樫の木」はフランスに里帰り中で見られませんでしたが、次回の楽しみにしようと思います。


この他カサットの少女像等必見の作品ぞろいで、素敵な時間を過ごすことができました。

ミュージアムショップで記念に買った1枚のポストカードは、ミレーでもクールベでもコローでもないジャン・ジャック・エネルの「赤いショール」。
赤いショールを頭からかぶった女性の横顔の作品ですが、どんな名画よりも私に訴えかけるものが一番大きかったのはなぜでしょうか。

エネルは最後のロマン派大物とのことですが、過去に彼の作品を目にしたことは恐らくなかった筈。
パリにはジャン・ジャック・エネル美術館が2008年に再オープンするそうですが、いつか訪れてみたいと思っています。

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oki様

こんばんは。
迷っても無料バスに固執しました。
朝一番だったのが功を奏したようで、お客様も
まだ少なく本当に落ち着きました。
お部屋に合ったデザインとすわり心地の良いソファが気に入りました。

今回見ることができなかったクールベの樫の木を見にまた、行ってみようと思います。

なかなかこの美術館、館内がゆったりしていて落ち着くでしょ。
確か監視員もいなかったはずー。
クールベの「ボート遊び」は意外ですよね、僕も印象に残っています。
また八王子に来られた際は夢美術館、富士美術館を合わせて廻られるといいと思います。

キリル様

こんばんは。
クールベに見とれて、肝心の大好きなコローの作品を
見落とすところでした。
出口まで行ってコローを見ていないことに気付き
戻った次第です。
クールベの作品は多様ですね。

こんばんは。
記事お待ちしていました。たどり着くまでにちょっと苦労されたようですね。
ソファにも座ってみたかったのですけど、寛いでいる方がいて、試せませんでした。そういう家庭的な雰囲気を目指しているのだろうなと思いました。
ミレーやクールベには意外性がありましたね。
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