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「北斎漫画展」含む常設展 江戸東京博物館

前回の上京時に「ぐるっとパス2007」を購入したので、江戸東京博物館の常設展(ぐるっとパスだと常設展無料)に行ってきました。
前回記事でも書いたように、江戸東京博物館どころか両国自体が今回初。まずJR両国駅のホームで力士の方数名を見かけ、駅構内の壁には巨大な力士の肖像画が、更に改札を出たらそこはもう相撲一色で、ちゃんこ屋さんに相撲関連グッズのお店など立ち並び、同じ東京でも全然街の風景が違っていることに驚くばかり。

驚いてばかりもいられないので、江戸東京博物館へ向かいます。左手に両国国技館と思しき建物が見えて来ました。そして、その先に何やら巨大な建造物が。。。まさかあれが噂の。
両国国技館を凌駕するようなその大きさは、ある種異様さを感じましたが、近づくにつれますますその思いは強くなるばかり。
どこから入ればよいのかがまず分からず、左に進む人と、まっすぐ進み動く歩道エスカレーターに向かう人、二つの流れがありました。
そして到着した場所は荒涼としたコンクリート広場。
広場は、ただただ広いばかりで社会主義国家に来たのかと思ってしまうほど、閑散とし寒々冷え冷えとしておりました。係の女性に「この先ロッカーはないので、荷物をここで預けた方が良い」と教えられ、ガードマンの方に連れられ、柱の奥絶対そんな場所じゃ分からない!という裏手にロッカーがちんまりとありました。

先を急ぎましょう。荷物を預け延々と続くエスカレーターにMOA美術館を思い出し、ついに博物館の中へ。いつの間にか6階まで上がっていたのですが、そこには。。。吹き抜けを利用した約9000㎡の巨大空間に、江戸と東京にを再現したようなテーマパークがあったのです。

ひょえ~っ!何なのこれは。。。私が想像していた江戸東京博物館はもっとちんまりしていました。外観を見た時から、その想像が裏切られたのは分かっていましたが、まさかこんなテーマパークだったとは。

日本橋を渡り、早速展示拝見です。
ここでも「朝鮮通信使」に関する展示があり、建築博物館の「朝鮮通信使の道」が多役に立ち、更に先日行った金刀比羅参拝のついて、この前日に行った成田山宝物館で見た国芳の絵馬の複製があったりと、なかなか楽しませてくれます。

5階で、お目当ての「北斎漫画展」は開催されていました。
今回は通常数ページしか紹介されない北斎漫画が多数出展され、しかも貴重な版木や版元に関する資料なども併せて紹介されています。

興味深かったのは「無頼講」と題された頁(8編)。
この中に描かれた褌1つの男性がとっている動きは、どこかヨガのポーズに似ています。
江戸時代に早くもヨガは伝わっていたのか?!と思わせるような動きです。

もう1つ。今回展示されていたか記憶が定かではないのですが、同じ8編の「無頼講」次ページは、象にしがみつく人達が滑稽に描かれています。
北斎漫画については以下HPで全編紹介されていますので、関心のある方は是非そちらをご参照ください。
☆近代デジタルライブラリー

これはほんのごくごく一部ですが、いずれを見ても北斎の描写力、観察力には舌をまきます。
まさに、天才の名に相応しい画家だと今更ながらに感じました。

北斎漫画の版元は名古屋にあった永楽屋。江戸中心に発展した浮世絵ですが、この北斎漫画発祥の地は名古屋だということにちょっと嬉しくなりました。地元びいきというやつです。


閉館間際まで、東京ゾーンを含め様々な展示を見させていただきました。

楽しい時間ではありましたが、これだけのものを建設し維持・管理していくのはさぞや負荷が大きいだろうと思う次第。果たしてこの建物が両国の景観に相応しいものなのかにも疑問を覚えます。
東京現代美術館と言い、江戸東京博物館と言いバブル時代の遺産と言ってしまえばそれまでですが、都市と建築物との調和、環境への影響、コスト意識、地方行政のあり方などを真面目に考えてしまいました。

*北斎漫画展は2月11日まで開催中です。

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北斎漫画展 ・江戸東京博物館

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Tak様

お返事遅くなりました。
本日、江戸東京博物館と対極をなすのではと
思われる琵琶湖文化館へ行って来ました。
すばらしい所蔵品(もち本物!)の数々。
このお宝が自治体の足かせとなっているとは・・・。

No title

こんばんは。

ここの博物館はできれば
行きたくない施設です。
どうも相性も悪いようで・・・

あべまつ様

こんばんは。
「あり得ないガンダム系の形・・・」なるほど~確かにガンダムに似てます。
あべまつ様、うまい!
北斎漫画展以外の常設も展示替えがあるのでしょうか?
それなら、またチャレンジしたい気もします。
ここには、修学旅行で行ってみたかったな~。

No title

こんばんは。
両国界隈は、東京場所中だと一段と華やぎがあっていい雰囲気です。
確かに初めての人など、わかりにくい建物ですよね。
いったん造ってしまった手前、壊すこともできず、
墨田区地元のボランティアも頑張って、
何とかしのいでいるのではないでしょうか?
イベントとかも地味目だけれど、努力しているようです。
最近はあのあり得ないガンダム系の形も愛嬌になってきました。

北斎のマンガ版木、素敵でしたね。
常設の浮世絵コーナーに北斎の師匠、春章の役者絵が展示され、一応企画展を意識しているのかなぁと思ったのでした。
ホント、体力気力勝負な所です。お疲れ様~~
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