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1泊2日 東京→埼玉→東京 美術館への旅

今回は、結果的に最高にハードな旅となってしまいました。
こんなに、まとめて見るのはよくありませんが、身体を酷使した甲斐あって得たものは大きかったです。以下旅程と簡単なコメント。

<3月8日 土曜日>
6:50 名古屋発のぞみ100号にて新横浜へ向かう。

8:08 新横浜より八王子へ ここからは、青春18きっぷ使用(2回目)。

9:02 八王子到着。 軽い朝食後、バスで東京富士美術館へ向かう。
 「ロシア絵画の黄金時代」を見る。車での来場者が多いようで、駐車場待ちの車が列をなしていたが、中はそれほどの混雑はなく、感動の作品達と漸く対面を果たした。

11時頃 八王子より、北浦和の埼玉県立近代美術館へ向かう。
 「熊谷守一展 天与の色彩 究極のかたち」を見る。日頃、愛知県美の木村定三コレクション等で見慣れているせいか60過ぎての守一作品より、初期ものに注目。
常設で特集されていた小村雪岱の江戸モダン」は大収穫。面白かった。
ランチはここの美術館のイタリアンでいただいたが、地元産の野菜にこだわった美味しいパスタを出していて、是非また来たい。

15時頃 北浦和より、有楽町へ向かう。
出光美術館で開催中の「西行のかな」を見る。書は全く分からないけれど、見るのは好きになってきた。「かな」のちらし書きやら和歌やら。書の見方はまだまだこれから。今はただ楽しむのみ。書だけでなく「西行物語絵巻」も4巻同時に展示。いつも思うが、出光美術館の解説は丁寧だ。作品の横でなく、逆側の壁を利用して解説があるので、解説読みでの混雑が少ないのも良い。
途中休憩をして、皇居を眼下に眺めつつ、お茶。落ち着ける。

17時 有楽町より新宿へ。所用。

18時 新宿より再び東京へ戻る。
大丸ミュージアムで開催中の「山寺後藤美術館所蔵 ヨーロッパ絵画名作展」を見る。行った時間が遅めだったせいか、観客はまばらでのんびりじっくり鑑賞。1日の最後にもってくるには惜しいような内容。2巡してしまった。八王子の村山美術館のコレクションと似ているが、更に幅広い分野のヨーロッパ絵画を収集されていることに驚く。日本にもあったのか・・・という感じ。
大丸ミュージアムでは2月末よりMAMパスカード(1600円)を発売中。何と大丸全店+名古屋松坂屋美術館の展覧会が1年間何度でも入場無料。
嬉しくてほくほくしながら購入した。これで松坂屋美術館のチケットの心配がなくなった。

20時 いつもの宿へ。


<3月9日 日曜日>
9:00 ホテルをチェックアウト。荷物とコートはホテルに預ける。
都営浅草線で西馬込へ。向かうは大田区立龍子記念館。23日まで俵屋宗達の「桜芥子図屏風」が特別公開されるとtsukinoha様のブログで拝見し、予定に組み込んだ。幸いにもここは9時開館なのと宿からの交通の便が良かった。
入館料わずか200円!とは思えない立派な内容。龍子は古川美術館で年初だったか数点の作品を見たが、私の印象はいまひとつであった。ところが、今回この記念館に展示されていた作品には度肝を抜かれた。孔雀明王が孔雀から降りて、くつろいでいるお姿を描く大作はお見事。
当初の目的の宗達屏風も良かったけれど、私は龍子の作品にノックアウトされてしまった。
宗達の屏風は、せっかくの良い作品なのだから表装をきちんと仕上げていただけないのか。もうこれは切なるお願い。表具が良ければ、作品はもっと見栄えします。

10:00 東急にて二子玉川へ向かう。目的は静嘉堂美術館。
「茶碗の美展 -国宝曜変天目と名物茶碗」展を見る。1日でこれだけの茶碗を見たのは後にも先にもこれが最後かもしれない。狭い館内であったが、人の頭越しに見るようなことはほとんどなかった。
空いているところから見ていくのがよろしいかと。
国宝の曜変天目はもちろん素晴らしいが、それ以外のお茶碗でもこれを手にとってみたい・・・と思うもの多数。眼福。

12:00 二子玉川より再び東急で目黒へ。東京都庭園美術館で「建築の記憶」展を見る。
会場がそんなに広くないせいか、作品数の割りに鑑賞時間がそれほどかからなかった。江戸城の写真、初めて見た。本当にあったんだな~と急に現実味を帯びてくるから不思議だ。
ここではその建築の美だけでなくそれをいかに美しく撮るかという写真家の技術・センス・感性を見た気がした。
ランチは庭園美術館のカフェでいただいたが、お値段の割りに量が少なかった。。。

14:00 目黒より渋谷へ。たばこと塩の博物館で「江戸の出版仕掛け人~幕末の浮世絵と絵師たち~」を見る。
毎度のことだが、この内容と立派なパンフレットで100円ぽっきりとは素晴らしい利益還元。
なかなかお目にかかれない戯画やおもちゃ絵、風刺絵多数。しかも3枚続き物が多く、見応え充分。
幕末の事件や風俗にも触れた多彩な内容で、めまいがした。

めまいがしたけれど、oki様より熊谷守一展チケットと一緒に送っていただいた東京国立近代美術館で最終日の「わたしいまめまいしたわ」に4時には滑り込めた。
さすがに、体力、気力、限界が近かったため、流して見たが、金明淑 「森への賛歌I」と高嶺格のビデオインスタレーションはしかと見た。
最初の自画像コーナーでは麻田三郎の激しいタッチの絵が意外だった。先日岐阜で見た作品はここまで激しかっただろうか。

17:00 宿に戻って休憩(お茶)。荷物をピックアップ。

18:00 ちいばすに乗って、最終目的地の森美へ向かう。
「アートは心のためにある USBアートコレクション」を見る。現代アートは疲れていても見ることに支障はなし。これが古美術だったら絶対ダウンというか、最初からそんな予定は組まないだろう。


この中で最大の収穫は、最初のロシア絵画。次点は山寺後藤美術館のコレクション。
コストパフォーマンス賞は文句なく「たばこと塩の博物館」の幕末浮世絵と大田区龍子記念館。
この龍子記念館は次回龍子公園に入場可能な時間帯を狙って行こうと思う。この記念館は居心地が良いので気に入ってしまった。

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非公開コメント

No title

@紫さま
やきものがお好きな紫さまなら、名椀ぞろいの静嘉堂をきっと楽しまれる
ことと思います。
もう少し、高い位置にお茶碗を展示していただけると屈まずとも良いのに
と勝手な感想を抱いた私です。

@ひより様
ホントにハード。ただ、小さめの美術館と駅近な所が多かったから何とか
こなせたのではないかと。
過ぎたるは及ばざるがごとし。肝に銘じます。

@あべまつ様
こんばんは。
ご心配いただいたのも束の間、再び喉風邪にやられたようです。
しつこいやつで、ちょっとした油断をついてきますね。
龍子記念館の記事を漸くアップできました。
是非、足をお運びくださいませ。

No title

おひさしぶりです。
ここ最近私が訪ねたところを一気にご覧になってたようですね。すご~~~い!
大田区の龍子記念館は友人の家があった頃、遊びに行ったきり、何十年も過ぎてしまいました。また、ゆっくり訪ねたくなりました。
たばこ塩は、行けず終いでしたが、
これは、ご縁ものだから、また行ける時、待つことにします。
熊谷守一は、やっぱり行って良かったです。幸せになれました。
のど風邪が流行っています、ご注意くださいましね。

No title

龍子記念館&龍子公園行ってきました!
絶対公園は観た方がいいです。ものすごくよかったです。
私も日記に書きました。よかったら観て下さい。
http://orinchan55.blog120.fc2.com/blog-entry-29.html

これは

ハードだよ!!
と、八王子から北浦和のくだりを読んだところで
すでに思いました。
そしてその後、またどこかへ行ってるmemeさん…。
すごすぎー。

No title

こんばんは。
すごいスケジュールですね、時間を無駄にすることなく動かれる姿勢は本当に脱帽です。
私も来週、東京本社への出張にからめて静嘉堂にお茶碗見に行く予定です。
今からすごく楽しみです。

No title

@oki様
こんばんは。
ロシア絵画はもっともっと広い空間、例えば新国立美術館
あたりで開催していただけたらと思いました。
大迫力に圧倒され、ロシア絵画実力にわずかですが触れることが
できて良かったです。
森美は夜10時までなので、いつも最後にします。
チケット2枚とも有効に使わせていただきました。有難うございました。

ogawama様
この展覧会は良かったです!
日本は個人コレクションが各地に散逸しているので、
こんな名品をお得に見ることができラッキーでした。

大丸のパスはお得~

こんばんは、お疲れさまでした!私も昨日山寺行きましたよ。作品が多くて興味深かったです、勉強する気持ちで見てきました。

No title

僕も富士美術館にロシア絵画観にもう一度行きましたがはっきりいってお客の層がだめ、聖○新聞見ながらしゃべっているおばさん多し。
けど東京都美術館よりは流石にゆっくり鑑賞できました。
電車の運行トラブルもなく、動けたようでなによりです。
最後に森美術館を持ってくるとは思わなかった!
そういえばあそこはかなり遅くまで開館していましたよね。
何はともあれお疲れ様。

No title

@seina様
はじめまして!コメント有難うございます。
スケジュールは一番見たい展覧会を最初にして、最後は現代アートと決めてます。
古美術ややきものは目が疲れるので、最初にしないと集中できないのが理由です。
こんな無茶苦茶な内容でもご参考になれば幸いです。

@一村雨さま
龍子記念館は本当に驚きました。天井も高いし、展示空間もゆったりしており、
龍子の大作がここではのびのびして見えました。
東京は区立の美術館や博物館が充実していますよね。

@tsukinoha様
こんばんは。
入場料よりバス代1回210円の方が高かった!
静嘉堂や五島とセットで東急バスの1日券500円を次は買います。
日々の経験で学習する私です。
tsukinoha様の情報に感謝感謝です。

@とら様
こんなに無理してはいけなかったと思います。
特に二日目は無茶苦茶でした。
大丸は次回以後も面白そうな展覧会が続くので、注目ですね。

@Tak様
自分でもあり得ない。。。スケジュールでした。やや反省。
2日間で全て見ようとするのがそもそも誤りですが、
なかなか諦められない展覧会が多くて。。。

UBSでは子供向けにカードのプレゼントがあって、大人でも「1セットならどうぞ」と
言われて、赤い方を選びました。
その中に99cが入ってましたよ。

No title

凄まじい行動力ですね。
いつもながらただひたすら
感心しあっけにとられてしまいます。

memeさんの外見からはとても
想像がつかないほどパワフル。

建築の記憶と山寺は良かったですね~
それと森美術館の99cショップの写真作品も。

No title

凄い旅程ですね。ロシアは都美で見ましたが、第1位は納得です。第2位の山寺については「村内+αという見方」に同感です。たばこと塩・龍子は私もお気に入りです。とにかくお疲れさま!

No title

こんにちは。
おおっ!すごいスケジュールですね!(敬服)
私もこの日、娘連れで龍子記念館に行きました。10時30分くらいなのでちょこっとニアミスですね^^。
11時のお庭公開には入場者が沢山いて、
説明をしてくれる方もいつになく多い人数に大変そうでした。

お疲れ様でした

いつもながら、超ハードな日程ですね。
私の美術館めぐりのひと月分くらいの数をこなされています。
私も大丸ミュージアムの展覧会を年間パスで行ってきたばかりです。
山寺の後藤美術館では、時間の関係でお茶だけした記憶があります。
龍子記念館の情報ありがとうございました。

No title

いつも楽しく拝見しております。初めてコメントさせていただきます。
UBSアートコレクションを最後にされた理由に納得してしまいました。
今後の参考にさせていただきます。
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