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「桃山・江戸絵画の美」 徳川美術館・蓬左文庫

先週末に名古屋に帰って、いくつか地元の展覧会をはしごしました。
その中で、最高だったのがこの「桃山・江戸絵画の美」です。

本展では、尾張徳川家の伝来品に近年の寄贈・購入品を加え、館蔵の桃山・江戸絵画の優品が一堂に展示されています。展覧会の構成は以下の通りとなっています。

<蓬左文庫 展示室1・2
・画壇の正統-狩野派-
・雅の伝統-土佐派・住吉派-

<徳川美術館 本館 展示室>
・時代の息吹を伝える-近世初期風俗画ー
・真に迫る-南蘋派と円山応挙-
・百花の彩り-諸派-
・尾張藩御用絵師の仕事
・尾張画壇と復古大和絵派
・写し留める-記録画-
・殿様の画技

何と言っても、必見なのは本館展示室冒頭でお目にかかれる重要文化財の以下4作品。
・豊国祭礼図屏風 伝岩佐又兵衛筆 六曲一双 江戸時代
・本多平八郎姿絵屏風 二曲一隻 江戸時代
・歌舞伎図巻  二巻の内 江戸時代
・遊楽図屏風(相応寺屏風) 八曲一双 江戸時代

圧巻なのは、「豊国祭礼図屏風」です。
左隻、右隻それぞれにあふれんばかりの人々が描かれています。その数たるや約1000人だとか。
昨年の京博の永徳展でも「洛中洛外図屏風」に感嘆したけれど、こちらの豊国祭礼図屏風も負けてはいません。むしろ、人物それぞれの表情や動きだけを見ていると、こちらの豊国祭礼図屏風の方が面白い。
描いたのは、かの岩佐又兵衛と言われていますが、この際誰が描いていようが問題ではありません。顔の描き方を見ていると、確かに又兵衛風ですが、筆も走る走る。
描いている方も。きっと楽しかったのではないでしょうか。

「本多平八郎姿絵屏風」は若武者と文を読み恥じらう姫の姿が描き出されています。本多平八郎と思われる若武者の凛凛しさ、葵の紋をあしらった小袖を着ている姫。当時の様子がしのばれます。
この絵を見ているだけで、こちらまで恥ずかしくなってくるので、不思議です。色も美しいし、お気に入りの一品となりました。


この他、蓬左文庫に展示されている住吉派の細密画や本館にて今回初公開となった名古屋城二の丸御殿を飾っていた「紅葉図」「楽器図」も忘れられません。
「楽器図」は中国・朝鮮より伝わった琴、笙、鼓や鐸など様々な楽器が2曲に描かれた珍しい屏風でした。

まだまだ見所を挙げるときりがありませんが、ご都合のつく方はぜひ名古屋にて本展をご覧になっていただきたいと思います。
京都の暁斎展と併せて御覧になるのもよろしいかと。

*5月18日(日)まで開催中です。、

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@遊行七恵さま

こんばんは。
う~ん、残念ですね。
ここではご紹介できませんでしたが、今回の常設では
白天目茶碗の名品(重文)が展示されていました。
私はこの白天目にもやられました。
徳川美術館は何度行っても楽しめます。

No title

こんにちは
この展覧会、行きたかったのに行けなくて残念なり~でした。
チラシがまたすてきですものね。
そそられつつも、たどり着けない。
好きな作品が多く出ているようで、ますます惜しいことをしたな~と反省です。
尾張徳川家の豪華さが、好きです。
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