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「暁斎 Kyosai」 展 京都国立博物館

待ちに待った暁斎展へ行って来ました。ほぼ半日以上を費やし、京博の前にmiho museumの「与謝蕪村」展へ寄ったので、京博に到着したのは3時を回ったところ。それから延々2時間強特別展を見て、平常展へまわり、結局3時間もいることに・・・。

本展の特徴はズバリ全ての作品を肉筆画で揃えたこと。
暁斎は錦絵や版本も多く残していましたが、今回はそれらを脇に置いて、本気で勝負なのです。

展覧会構成は以下。
1.「狂斎」の時代
2.冥界・異界、鬼神・幽霊
3.少女たつへの鎮魂歌
4.巨大画面への挑戦
5.森羅万象
6.笑いの絵画
7.物語、年中行事
8.暁斎の真骨頂

1月に千葉の成田山で開かれた暁斎の書画展や霊光館での肉筆画から、彼の技倆は十分感じていましたが、今回はそれを嫌というほど、これでもかこれでもかと見せつけてくれます。

おかげで、130もの作品を見終わった後は疲労困憊。おなか一杯。

成田を見たから京都はいいや・・・なんてとんでもない。
来て良かった~。

中でも心惹かれたのは、幽霊画のコーナー。
あれだけ並べられると、幽霊といえども壮観です。しかも幽霊なのに美しい。
松井冬子さんの作品はこの暁斎作品からインスピレーションを得たのではないでしょうか、どこか似ていました。

本画だけでなく下絵も併せて展示されているのも見所。暁斎の作品完成までの苦闘ぶりが感じられます。

展示構成中、もっとも混雑しているのは「少女たつへの鎮魂歌」。
ここでは、たつの死出の旅にたむけられた「地獄極楽めぐり図」の連作。
土佐派と狩野派と錦絵の歌川派が見事に合体し、昇華されたと申しましょうか。緻密で精細で、そのくせ浮世絵のような大胆な構図ありで、見応え十分です。
作品自体が小さいせいもあって、ここは観客が団子状態になり進みません。私もいったんは諦めて他の方の頭越しに見ていたのですが、最後に舞い戻り、無事最前列で拝めました。

最終コーナーの「暁斎の真骨頂」では「大和美人図屏風」「地獄太夫と一休」他、名作がズラリ。
ここまで集中力と体力を維持させねば、必ず後悔します。


思い出すだけでめまいがするような作品の数々。

ぜひ、本物の暁斎との出会いをお楽しみいただければと思います。

同時に「京都マンガミュージアム」にて「暁斎漫画展」も開催されていますが、こちらは期待外れ。
入館料千円はちと高いような気がいたします。

*5月11日(日)までの開催です。お見逃しなく。

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一村雨さま

こんばんは。
後期に名シーンが出ていたのですね。
何も知らずに出かけた私。。。ラッキーでした。
再度図録で読み返します。

少女たつへの鎮魂歌

こんにちは
memeさんが行かれた際は、あの汽車のシーンが出展されていたのですね。
私は前期だったので、残念ながら見ることができませんでした。
まだ暁斎がこの絵を描いたときは汽車は走っていなかったとか。
汽車はあの世のものにおもえたのでしょうか。

No title

@Minnet様
こんばんは。
本当にすごかったです。この人は土佐派なの?と思わせるような緻密な作品も
あって、ゆえに疲労したのでしょう。
疲れも吹き飛ぶ凄さでした。

@あおひー様
後ほど、あおひー様の感想を拝見させていただきます。
成田とは違った見せ方で、やはり行って良かったです。

@okiさま
チケット、ありがとうございます。有効活用いたします。
Mihoは、後日アップしますが無理して行く必要があるかどうか微妙です。
展示は昨年のB「IOMBO」のように、6期にも分かれていて、あそこまで6回いや2回行くだけでも、相当無理があります。
期間を分けているため、展示作品数は多くなく、ゆっくり見ても30分~40分あれば十分で、往復の時間の方が余程多いです。
救いは常設の展示でしたが、こちらは好みが分かれる分野なので、何ともはや。
GWで見た展覧会の中では、あまりお勧めしませんが、初公開の屏風絵これは、素晴らしかったです。

紫さま
GWとはいえ、金曜日であれだけの人手。
土日は、並んでどうしようもない状態かもしれませんね。
大きい作品はそれでも良いですが、3室など入場制限ありそう。。。


No title

暁斎展、すごい賑わいでしたね。
展示数も多くて見終わった後は疲労感を感じました。
でも巨大絵画も面白くていい展覧会でしたね。

No title

memeさんこんばんは。
愛知のご実家に帰っておられるようですね。
チケット届きました、ありがとうございます!
MIHO MUSEUMなのですが、これまた招待券がありましてー「与謝蕪村」の展覧会ですねーこの美術館はかなり山奥にあるらしく、最寄駅からバスで50分と聞いて驚いております。
しかし国立新美術館の図書室で実に立派な図録を見たのでぜひ行きたい。
東京から日帰りで、あわよくば「暁斎」とのはしごも考えていますが、ちょっと無理ですかね、観るのに何時間くらいかかりますか?

行った甲斐がありました

わたしも成田へ行ってたので京都はどうなんだろう?と思ってたのですが、やはり足を運ぶ価値のある内容でしたね。
わたしも幽霊画が一番惹かれました。
これだけバラエティに富んだ作風って他にいないですよね~。


No title

こんばんは。
memeさんは、MIHO MUSEUM経由で京博に行かれましたか。
暁斎展では、私も気力と体力を使い果たしました。
最後の展示室にあれだけの「隠し玉」を揃えられては、本当にめまいがしますよね。
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