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「村田朋泰展 夢がしゃがんでいる」 平塚市美術館

平塚市美術館で開催中の「村田朋泰展」に行って来ました。
2006年2月の目黒区美術館「俺の路・東京モンタージュ」でご、その不思議な映像マジックが記憶に残りました。 約2年ぶりとなる個展、チラシを見るだけでわくわくしてきます。
hiratuka


平塚市美術館は、JR平塚駅から1時間8~10本程度バス(運賃170円)が出ています。バス停から、美術館まで徒歩1分。思っていたより、ずっと立派で大きな建物でした。
9時半を少しまわった時間に入館。

今回の展覧会は、美術館展示室を夢の観光地「三ノ函半島」と名づけ、展示室を1周すると、1泊旅行を疑似体験できます。

まずは、お目当ての「三ノ函映画館 世界座」へ。
プログラムA:7本立て、プログラムB:10本立てでそれぞれ約1時間、交互に上映されています。
9時半を狙って行ったのも、この映画ねらい。
村田作品の真骨頂映像作品から拝見です。

マイベストは「tomorrow」。
赤ずきんの女の子を主人公とした立体アニメーションです。キャラの女の子がかわいいのなんの。
お絵描きによって、生まれるイラストも奈良美智さんか?!と思わせる愛らしさ。

次点は最新作「さかだちくん ひたすらオリンピック!!」。
映画館には子供たちも大勢来ていて、この作品が一番単純に面白くて、分かりやすかったです。
主人公の「さかだちくん」は美術館入口に大きい人形が展示されてました。
「さかだちくん」シリーズはこれ以外に3本上映されてます。

文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した「睡蓮の人」は、ちょっと難解でした。主人公のおじさんは、松本清張氏がモデルでしょうか?似てたような。

「路」シリーズも、立体アニメシリーズですが、シリーズ全て、哀愁と過去へのオマージュが漂う作品。どこか切ないのでした。

2時間通しで、全作品を見たので、早めのランチで休憩を。
平塚市美術館のレストラン「パレット」はオススメです。埼玉県近美のレストラン同様、有機野菜にこだわっていて、お料理はとても美味しかったです。ちょっとお高いのですが、あの雰囲気・あのお味・あの素材なら納得です。

再び展示室に戻り、旅館におなじみのゲームコーナーへ。
ここで、私は再びガチャガチャに遭遇。
目黒の時も置いてあって、5等(ハズレなしで一番下)で絵葉書をもらいましたが、今回もリベンジ。
特に賞品として陳列されていた2等のピンバッチ(非売品オリジナル)が、すごく欲しくて、2回も狙ってみましたが、やはりだめ。2回とも5等で、村田さん特製クリアファイル2つで退散となりました。

次に、2階の展示室へ。ここからがすごい!
本当なら、2階から見るのが正しい順序だと思われます。
電車に乗って、旅に出かけるところから始まります。
暗い展示室は、さながら文化祭のよう。ここから先は、ぜひご自身の目で確かめてください。
村田ワールド炸裂です。
1階の2時間映画館だけでも、かなりの満足度なのですが、2階の映像作品もすべて合わせると、彼は一体何本の映像をここで披露しているのか???

もちろん、映像だけではありません。空間全てを作りこむ、映像+空間芸術は見事としか言いようがないでしょう。アニメーション芸術では、束芋が著名ですが、村田朋㤗はバリエーションの多様性、空間芸術への展開など、その存在を凌駕していると言っても過言ではありません。

最後に約42作を鑑賞できるジュークボックスは圧巻。
私はこの部屋に1時間弱いたと思います。次から次にボタンを押すと、面白いように様々な映像作品が流れます。長い作品もあれば、短い作品もあり。

村田作品では、登場人物が語ることはありません。その表情から、観客は様々に想像を膨らせます。
また、忘れてはならないのがバックに流れる音楽。
映像美だけでなく、音楽も一緒に鑑賞することで、臨場感が増幅されるのです。


目黒区美術館での展示と比較すると3倍いやもっと広大なスペースを使用しての本展覧会は必見、平塚まで出向く価値あり。
小学生くらいのお子様でしたら、大人同様楽しめます。

この内容で大人700円(インターネットから割引券を印刷もしくは携帯へコードを読み込ませれば100円引き!)はお値打ちです。入館券はあたりくじ付きになってます。

5月25日(日)まで開催中。巡回はないようですから、お見逃しなく!

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村田朋泰展「夢がしゃがんでる」

平塚です。私、あちらの方は地元なんですが、それでも気分は 小旅行。 ちなみにこの

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あおひー様

こんばんは。
私の住まいから平塚までは割合に便利なのです。
2時間通しは映画を見ると思えばまぁ、なんとか。
個人的には、映画館の作品より、2階のミュージックボックスの42作品
が評価高いです。
村田さんは緩急自在の名選手です。

No title

映像ってちゃんと見ようとすると相当に時間がかかるものですが、今回のmemeさんの行程すごいですね。
まだ、いまでもあの映像があたまの中に渦巻いています。琴線にふれるポイントの仕込み方が上手いんですよね。

No title

@oki様
こんばんは。
平塚は大きかったです。何しろ展示空間700平米ですから。
村田さんは更にバージョンアップしているし、今後も要注目です。
この美術館で開催される現代アートの展覧会は三沢厚彦の「animals」と
いい、見逃せませんね。
学芸員さんの企画力のおかげでしょうか。

ogawama様
こんばんは。
早速出かけて来ましたが、早く行っておいて良かったです。
ギャラリーmomoのこと、すっかり忘れていました。
六本木は苦手ですが、こちらも行かねば。

同感です

9時半入館とは気合い入ってましたねw
私はまず2Fに入って再入場券をもらって出て、世界座を見てから2Fに戻りました。
memeさんのおっしゃる通り、村田さんの空間作りのセンスは抜群だと思います。
平面作品は「模索中」という感じみたいですけど、彼の世界を色々な角度から見たいので、ギャラリーMoMoにも是非行きたいです。

No title

目黒の展示の時は僕も行きました。
「俺の道」とかいろいろ映像があって、全部観ると三時間くらいかかるとかいわれましたね。
平塚はそんなに大きいですか。
僕は横須賀美術館にも行きたいんですよ。
神奈川県立近代美術館とかみたいものが目白押し。
横浜そごうの、佐伯裕三はチケット入ったので近いうち行きます。
ハマヤキも楽しみですよ!
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