スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「XXIc.-21世紀人」 21_21 DESIGN SIGHT

21世紀人

三宅一生。「プリーツ・プリーズ」発売以来のファンで、近年「イッセイ・ミヤケ」に吸収された「A-POC」まで、愛用している。
今回21_21 DESIGN SIGHTを訪れたのも、三宅一生ディレクションによる展覧会ということで、ファンとしては見逃せないと思っていた。
ミッドタウンの奥に安藤忠雄建築の21_21 DESIGN SIGHTがある。最寄駅からここまでのアプローチは、散歩にちょうど良い。ここが六本木ということを忘れてしまう。

そして、見えてくるのが三角の屋根。外観はすっきりと洗練されており、兵庫県美のような威圧感はない。直島の地中美術館とも違うが、内部はそれに近いかなと思った。

さて、地下階が展示会場。

①ティム・ホーキンソン 「ドラゴン」
クラフト紙いっぱいに描かれた龍。墨絵だろうか?約3.6×2.7の大画面に描かれた龍は、今にも向こう側から飛び出してきそう。クラフト紙の地色なのだろうか、少し黄色っぽい色がフルっぽさを醸し出す。

この「ドラゴン」の向かい側に、会場案内図が貼られているが、これは会場構成を担当したアーティストデュイ・セイドお手製。

②ロン・アラッド 「ピザコブラ」
蛇のような照明器具。砂に埋まっているので、海中でよく見かけるゴカイのよう。カッコイイ。さすがイタリアンデザイン。

③三宅一生 「21世紀の神話」
龍と蛇の導入部から一挙に「21世紀の神話」を展示させる演出をあざといと見るか、上手いと感じるかは人それぞれ。私は後者。
この「21世紀の神話」は視覚、聴覚、臭覚に訴える作品。工業用の梱包紙と和紙でここまで、素晴らしいものが作り出せるのか。一生ならではのインスタレーション。まるで、舞台装置のよう。彼は現代日本のディアギレフになりえたかもしれない。

④デュイ・セイド 「スティックマン」
和紙づくりに使用され、役割を終えた楮の枝を生かして作った人体像。
後に続くイサム・ノグチの「スタンディング・ヌード・ユース」を意識したかのように、両作品はマッチしていた。

⑤イサム・ノグチ 「スタンディング・ヌード・ユース」
イサム

本邦初公開作品。20代に北京で描いた。イサム・ノグチの墨絵は、ピカソとモディリアニのドローイングを足して2で割ったようにも感じたが、彼の彫刻、世界観を思い出させるのはさすが。必見の1枚。
この作品、ずっと見ていたくなる。

⑨鈴木康広 「始まりの庭」
マイベスト。目黒区美術館で昨年「まばたきの葉」を見たが、今回の新作も素晴らしい。
哲学的とさえ言えるが、その実、作品の背後には「結露現象」という科学的アプローチを使用しているのだから恐れ入る。
1滴1滴、水のしずくが落ちる様子を眺めていると、慌しさも何もかも霧消して行く。
この作品、夜間に見るのがオススメか。

⑩関口光太郎 「明るい夜に出発だ」
新聞紙とガムテープで造形した巨大オブジェ。幼虫が大樹を一気にかけのぼり、さなぎとなって、羽化し大空へはばたいていくイメージを形にしたとあるが、大きすぎて、全体イメージを把握しきれなかった。帰宅後作品解説を読んで、意図することを知った次第。
やたら、賑やかな作品だなと思って呆然と見ていたのがいけなかった。

⑪外間也蔵 「どぅなんエンデバー号」
コーヒー生豆の梱包袋を再利用し、沖縄県与那国島の伝統的な「飛行機凧」が天井を舞う。

再生と環境を意識した今回の企画展。
21世紀人とは何かという主題について深く考えなずとも、建物の魅力と併せて楽しめる。

*7月6日まで開催中。

コメントの投稿

非公開コメント

KINさま

なるほど!
確かに、雨天の場合「始まりの庭」を堪能できないですね!
盲点でした。
屋根を付けるのもおかしいですし。
これから行かれる皆様には、ぜひ雨の日以外での鑑賞を
お勧めする必要がありますね。

No title

私が行ったときは雨で「始まりの庭」を堪能しきれなかったのが
残念でした。mizさんも書いている様にここでの企画展、前2回が
私はどうも駄目だったので、どーせ、今回も・・・と思って行っ
たら、結構良いじゃないですかぁ!となりました。

※何故かこちらにTBが送れなかった・・・。

No title

@せいな様
こんばんは。
コメント、お寄せいただいてありがとうございます。
確かに、親子で一緒に行っても楽しめる内容ですよね。
デザインとアートの垣根ってあるんでしょうか?
そんな疑問がふとわいて来るような内容でした。

@ogawama様
プリーツ・プリーズお好きでしたか!
夏は蒸れるのが難点ですが、旅行の時など便利なことこの上なしですよね。
同じくしょっぱなからアドレナリン全開で、始まりの庭で良い意味で沈静化
できました。
PENの別冊700円とは思えぬ充実度ですよね。
永久保存確定!

大満足

昨日行きました~♪実はうらわとサントリーと三鷹のハシゴだったのですが、関口さんの作品が視界に入った途端ぐわーっとアドレナリンが。やっぱり自分はコンテンポラリー好きなんだなあと、自覚を強くした展覧会でした。みんな良かったですよね!memeさんがこんなにちゃんと書いてくださったので、私はどうやって喜びを表現しようかと思っちゃいます。
プリーツ・プリーズも好きです(楽なんで)。

No title

以前龍子記念館についてコメントさせていただきました。
私たち親子もこの展示大好きです。2回行っています。
1つ1つのメッセージが分かりやすくて楽しめるとてもいい展示だと思います。

mizdesign様

こんばんは。
個人的にはヒットでした。
夜間の方が、「始まりの庭」をより美しく鑑賞できるように思います。
ぜひ、リベンジを。

見に行きたくなりました

こんばんは。
ここは二連敗(?)でどうしようかなと思っていたのですが、面白そうですね。
頭をリセットして見に行ってきます!
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。