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「大岩オスカール 夢みる世界」 東京都現代美術館

オスカール

大岩オスカール氏の作品を初めて見たのは、確か豊田市美術館だったと思う。今回の展覧会にも出品されていたが、「エイジアン・ドラゴン」(豊田市美術館蔵)で間違いない。
豊田市美の広く天井の高い空間に負けない作品で、オスカールという一風変わった名前と共にインプットされた。

そして、月日は流れついに日本初の個展。初期から最新作まで約70点の本展は、とても満足の行く内容だった。
展示の方法もなかなか。
最初の導入部は小さく見せておいて、ここでは「バナナ」1984年がお気に入り、次の部屋でどっか~んと「クジラⅠ」「クジラⅡ」を正面からでなく、横に並べていたのが良かった。
この展示方法によって、クジラ(実は最初潜水艦だと思っていた)が自分に向かって来る錯覚を覚える。この緊迫感がたまらない。

次に、「ハチ公のレントゲン」が置かれていた展示室で一番目を惹いたのはガスマスク付けた犬と風船のインスタレーション。風刺がきいている。

風刺というのが、大岩オスカールらしさと言っても良い。ただ大きい、メカニック的、カラフルさだけではないプラスアルファの風刺があるからこそ、美の裏に潜んだ意味を考えてしまうのだろう。

続く展示室で「野良犬」「ガーデニング」シリーズ等の大作群をじっくり拝見。
やっぱり良いなぁ。

最後は最新作「総理大臣の夢」で悪夢を絵画化してくれていた。

ご本人出演の映像インタビューとパブリックアートが2階で紹介されていた。パブリックアートはともかくインタビューの内容は彼の作品を理解する上で参考になる内容であった。

*7月6日まで開催中。

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No title

@一村雨さま
先日は、思いがけずお目にかかれて嬉しかったです。
潜水艦というか魚雷にも見えたのですが、向かいにあった骨作品を
目にして、魚雷はないなと思い直しました。
あれは、縦に見せるというのがミソでしたね。
*金堂展やっぱり良かったですよ~♪

@あべまつ様
こんばんは。
あべまつ様の言葉の魔法にかかると、作品はより一層魅力を発揮しますね。
彼の作品はあの大きなキャンバスあってこそのように思います。

No title

こんばんは。
金曜日に行ってきました。ともかくとっても面白くって、嵌りました。
ビデオに地元が現れて、驚きでした。
あのサイズにこだわりがあるのも、地球人になりたいのも、
自由なようで、じっくり考えていた事のようで、それが嬉しくさせてくれました。
お茶目で、風刺もピリッと効いていて、切れ味の良い作品でした。

No title

私はてっきり鯨の骨と対比させた潜水艦だとばかり思っていましたが、
違ったのですね。大きすぎて分かりませんでした。
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