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「アート・スコープ2007/2008」 原美術館

teriya

水曜の夜間開館と言えば、品川の原美術館。
久々に品川に行ったら、JR中央改札を出た正面がまたも大きく変わっているのに驚いた。
日々革新の品川。
訪れるたびに、ちょっとした未来都市感覚を味わう。

蒸し暑い夕暮れの街を目的地目指し、徒歩で向かう。
汗をかいたので、到着後一息つこうと鑑賞前にカフェ・ダールへ。
考えてみれば、原美術館にはこれまで平日に行くことなどなく、ランチをしたことはあるけれど、純粋にお茶だけってなかったかもしれない。
夜間開館ならあわよくば夕食を!と思ったけれど、お茶とケーキ、お酒しかメニューになかった。
2名以上ならシャンパン付のオードブル盛り合わせがオーダーできるようで、いいなぁ・・・と指をくわえつつ、展覧会にちなんだデザインケーキ(キャラメルムース)+コーヒーを頼む。

さて、おなかもほっとしたところで、展覧会へ。
「アート・スコープ」とはダイムラー・ファウンデーション・イン・ジャパンの文化・芸術支援活動の名称で、日本とドイツの間で互いに現代美術のアーティストを派遣・招聘し、異文化での生活体験・創作活動を通して交流をはかるのを目的としている。
原美術館は2003年より「アート・スコープ」のパートナーをつとめている。

本年度選ばれた4人のアーティストの顔ぶれは
日本 : 照屋勇賢 、 加藤泉
ドイツ : エヴァ・テッペ 、 アスカン ピンカーネル

日本勢は特に目新しいメンバーではないが、ドイツの2人は初めて聞く名前。

この4名のうち、もっとも印象深かったのは意外にも加藤泉であった。
正直申し上げると、この作家の作品は好みではない。ところが、原美の1階奥のギャラリーⅡを使用したことで、作品がよりひきたって見えた。何より、展示室に入った途端、木の香りに癒される。まさに、彫り上がったばかりなのか、木彫3点と油彩2点、木彫はいずれも割と大型の作品で新作であった。これまでの彫刻作品との一番の違いは(・・・と私が思った)目の材質にカラフルな小石を使用していたこと、種子、花がモチーフで使用されており、これが効果的に見えたことだと思う。

人物の目が石を使っているため、キラキラしていて美しい。親子像と種・花を併せて使用していることで、「生命」というテーマ性を感じた。


照屋勇賢は、豊田市美で2006年に開催された「GARDENS」に出品していたが、生憎当ブログの過去ログを検索したが、全く役に立たない感想しか出て来なかった。
どうも、この時の作品も印象が薄かったようだ。
で、今回はと言えば、オオゴマダラ(蝶の名前)の蛹を使用した「Dawn」。偶然にも、つい最近このオオゴマダラの金色に輝く蛹を目にしたばかり。よもや原美術館のアート作品の一部として再会するとは思わず、驚いた。
植物や蝶など自然素材を使用している作品だが、インパクトにかける。
なぜ、包丁と蝶の蛹の組み合わせとなるのか???

ドイツ勢ではエヴァ テッペの映像作品が面白い。
どこかで同じような試みを見たが、5人の表情変化を超スローで見せる作品「約束の掟」と「The World is Everything That is the Case]2分30秒のヴィデオ作品はまずまず。特に後者は、最後まで見られる内容。

アスカン ピンカーネル。建築と美術を学んでいるという経歴も頷けるような建物のドローイング。
何が面白いのか、どこがアートなのか、私にはさっぱり分からなかった。
先月群馬で見た磯崎新の完成建築のデッサンの方が余程アーティスティックだったと思う。


帰路、品川麺達の「せたが屋」にてラーメンをいただく。ちょっとスープが濃すぎるかな。

加藤泉さんのファンの方は、必見です。

*8月31日まで開催中。水曜日は夜8時まで開館。

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アートスコープ2007/2008―存在を見つめて(原美術館)

久しぶりに夜の原美術館へ。 金曜は夜間に開館する美術館て多いかと思いますが、水曜となるとこことワタリウム美術館くらいでしょうか。 仕事が定時で終わった場合にどんなペースになるのか確認しておきたかったのです。 思ってたよりも時間に余裕があってゆったりと鑑...

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はろるど様

こんばんは。
コメントへの返信が遅くなり申し訳ございません。
加藤泉さんのファンとは存じませんでした。
外国人作家さんへの評価ははろるどさんらしく、賢明ですね。

No title

こんばんは。加藤、照屋ファン(?)の私としてかなりツボな展示でした。
加藤さんの部屋は抜群でしたね。奥のテラスが見えた時は思わず声を上げてしまいました。

ピンカーネル、ドローイングの繊細なところに良さを少し見出しましたが、アートスコープ展はいつも外国人さんが謎です。今回もあまり深く突っ込まないようにしました…。

あおひー様

夜でも2名ならオードブルセット+ワインをいただけるのです。
でも、お値段がちょっとお高めだったような。
その点、バスケットランチなどは大変お得です。
こちらのお食事は美味ですよね。

No title

こんにちわ。
コメント&TBありがとうございました。
ワインでも飲みたいなあと思ってたのですが、お食事が出来なくて断念。
次回は昼から飲みたいなあと思っております。

ピンカーネルは同感です。何で彼の作品があるんでしょうね。選ばれた理由が不明だなあと思いました。

oki様

こんばんは。
ワタリウムは最初の印象が悪くて、その後行っていません。
展示室が狭いのと何度も行きたくなるような展示でもなかったのです。

原美術館は建物とカフェとミュージアムショップが好きなので
展示内容がたとえ薄くても、まず満足できます。

No title

おっ、原美術館、昔は僕も水曜よくいってましたよ。
何とも言えないライトアップされた庭ー品川から歩くので帰りは五反田まで歩いたことも。
しかし入館料の高さと狭い展示スペースでなかなか行っていない。
memeさん、ワタリウムはいかがて゛すか。
ここも水曜九時まで開館して会期中何度でも使えるフリーチケットですよね。
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