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2008年8月16日 鑑賞記録

昨日、関西、中部方面から帰宅したばかりだというのに、午前中から美術鑑賞へ向かう。
これは、ほとんど病気なのかもしれない。

1.「帝室技芸員と1900年パリ万国博覧会」第一期 三の丸尚蔵館
三の丸尚蔵館は、久方ぶり。御物ゆえ、やはり他館ではなかなかお目にかかれない逸品に出会える貴重な空間。手狭であるがゆえ、満腹には至らないが、無料なので文句など言えるはずもない。

今回は、1900年パリ万博の出品作品と同時代の帝室技芸員により内国勧業博覧会や御下名により制作された作品を4期に分けて展示。

第一期の今回は、川端玉章の日本画「四時ノ名勝」4面(1899年)が素晴らしい。見事に日本の四季の風景、名勝4幅で表現されている。
これを見た海外の人々は、どう思っただろう。中国絵画とも、どこか違う繊細さがある。

この時代の日本画家については、まるで疎いため、恥ずかしながら玉章も初めて知った。
もう一人、瀧和亭の3幅対「花鳥図」も見事。

工芸では、清風與平の陶芸が目を引く。
異色なところでは、伊藤平左衛門による架空の建物計画図「日本貴神殿舎計画図」。
日本建築、建物配置を広く知らしめる試みで出品されたが、果たしてこれで、理解されたのだろうか。疑わしい。


2.「魅惑の像 具象的なるかたち」 茨城県つくば美術館 (初訪問)
つくば


近頃、平面作品より立体作品(インスタレーション、彫刻)に関心が向かいつつある。この企画展は、つくば美術館独自企画で巡回はない。ありがたいことに、ある方にチケットをいただいたので、見て来ました。
出品作家6名のうち、インパクトがあったのは薮内佐斗司と6名中最若手の山野千里。
薮内作品は、展覧会チラシに掲載されている以外の作品が良かった。
彼の作品で作り出される人物像の顔に着目。どれもこれも、表情が生きていて面白い。
彫像が生き生きとし、寝ている姿を持ってしても愛らしさを感じる。

元々、大阪出身で仏像を多く目にする環境にあった影響が大きいとあった。現代の仏像とまでは言わないが、何らか人々にエネルギーやメッセージが伝わってくる。

山野千里は、絵画専攻から陶芸に専攻変えして、陶芸を材にした作品に取り組んでいる。技術的には確固とした基礎があってこその作品。形態も上絵も技術が冴える。
特に上絵の細かさ、愛らしさは、女性向きか。できやよいを思い出した。
こちらも、チラシに掲載されていた作品より、他の作品の方が良かったし、彼女の作品の場合、写真より実物の方がはるかに良い。

北川宏人の「ニュータイプ」シリーズも全て並んでいたが、東近美工芸館で一度見ているので、最新作を見たい。

*8月24日まで開催中。

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梅さま

はじめまして。
山野さんの作品の魅力は、やはりあの絵付け(上絵)にあるのでしょうか?
もちろん、成形センスもおありだと思いますが、山野さんらしさと言うと
陶芸版できやよい風のあの愛らしい絵が印象に残っています。
ぜひ、陶芸再開してみてはいかがでしょう。
やっぱり、頭の中と実際やるのとは違って、ただそれはそれで面白い気も
いたします。

つくば最終日

私も本日最終日つくば美術館に行ってきました。
山野千里さんの作品は小品ながら、ほのぼのとして一番好きです。
2年くらいまで陶芸やってたので、またやりたくなりました。
山野さんも使ってる半磁土って確かに磁器より成形しやすいし、陶器よりきれいな白で、形と上絵がきれいにできると面白そうです。
自分でやってみても真似事で終わってしまいますけど(^^;)
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