スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「国宝 鑑真和上展」 静岡県立美術館

約10年もの長きにわたり、日本各地を巡回している展覧会。地元愛知県には2002年に巡回されていましたが、当時仏像にはまるで興味のなかった頃で、開催されていたことすら知りませんでした。

ということで、お馴染み静岡県立美術館で開催中の「国宝 鑑真和上展」に行って来ました。
こちらの美術館は、JR草薙駅よりバスで7~8分とアクセスは決して良いとは思えませんが、ここ最近はどんな展覧会でもかなりの入場者を見かけます。

今回も、2時半頃到着したのですが、続々とお客様が入って来られます。
チケット売場は行列こそ見られませんでしたが、ロープが張られており、時間帯によってはチケット購入者が列をなしているのでしょう。

さて、展覧会ですが年初めに見た「ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡」展とは異なり、照明を落として、どこか東博を思わせるような展示方法を見せてくれました。

特に印象に残ったコーナーは、後半「鋳銅三具足」「金堂華鬘」が実際に使用される状態で、展示されていた所。あれで、儀式を執り行う僧の方々がいれば、臨場感はもっと高まったと思われます。

個々の作品では、「東征伝絵巻」(鎌倉時代)は見事。初見でしたが、保存状態は極めて良好、内容も鑑真が日本に向かう様子が分かりやすく描かれており、絵を見ているだけで楽しめます。

仏像では、耐え忍ぶ姿がすっかり板についている「鑑真和上坐像」(国宝)はもちろんのこと、前半にあった「四天王立像 広目天」はことにお顔の表情が良かったです。
また、お顔の部分が残念なことに欠損状態ですがトルソとして著名な「如来形立象」もなるほど、衣の表現も見事で、しっかりとした体つき。どんなお顔であったのだろうと想像をたくましくさせます。

地味ではありますが6点の「押出仏」、ことに「吉祥天立象」はふくよかで美しい姿を見せておられました。

総展示数約70点のほとんどが、国宝もしくは重要文化財。
さすが、唐招提寺と思わせる内容でした。


同企画展を見た後、常設で「富士山の絵画」特集を見ました。
こちらでの最大の収穫は司馬江漢の3作品。うち、1枚「駿州薩陀山富士遠望図」(1804年)は江漢の西洋画油彩作品で、しかも横1.5メートル弱と大きな作品です。
この絵を見られただけでも、静岡まで来た甲斐があったというもの。

同じく1階のエントランスにある名品コーナーには和田英作の「富士」1918年が。
富士

これまた、和田らしい作風で朝焼けに輝く富士の美しいことと言ったらありません。
行きに目をとめて、帰る時にもしっかと目に焼き付けました。

余談ですが、静岡県立美術館の1階に「カフェ・ロダン」が新たにオープンしていました。以前ミュージアムショップがあった場所です。これに伴い、ミュージアムショップが2階に移動していました。
レストラン「エスタ」のお食事は美味しいのですが、さらにお値打ちなカフェがオープンして、ますます快適度アップです。やはり、進化している美術館だと感心しました。


*「国宝 鑑真和上展」は8月31日まで開催中です。

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。