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「福原信三、路草写真展」 資生堂アートハウス

「展覧会、行ってみなけりゃ分からない」一句。

「福原信三、路草写真展」がまさにそう。行ってみる前は、写真、しかも福原信三、路草知らないなぁと失礼ながら大きな期待はしていませんでした。
ところがところが、作品を見てみたら思わず「欲しい・・・」と思う写真がズラリ。大変良い意味で、見事に予想を裏切ってくれました。

福原信三は、資生堂の初代社長であった。それさえも知らなかったけれど、さらに戦前の写真界に大きな足跡を残すほどの人物だったとは露ほども想像しなかった。
社長のお遊び程度。。。と思った私は浅はかでした。

展覧会冒頭の「ロンドン」、写真集「巴里とセイヌ」からの写真はセピア色で懐かしいパリの姿を見せてくれます。
博労

「博労」1913年 福原信三

さらに、写真集「西湖風景」「松江風景」は、写真のみならず、箱の装丁は資生堂意匠部の前田貢が担当。これまた、中身の写真共々手にとりたくなるようなデザインなのです。

ここで、私は福原信三と資生堂意匠部などをキーワードにしてネット検索をしてみました。

昨年世田谷美術館で「福原信三と美術と資生堂展」が開催されていたのに、見逃したことに気付きました。開催されていたのは、知っていたのですが関心が薄く行かなかったのです。
「後悔先に立たず」。
図録だけでも、次回世田美に行ったら見てみよう。


さて、福原信三の弟福原路草も才能ある写真家でした。障害定職につかなかったという自由人。
彼の作品は、ピュアと言いましょうか、大人しさの中に控えめな美しさを持つ写真で、こちらも素晴らしい。
「子供」1938年、「朝」1943年などなど、印象に残る作品にはことかきません。


創業者一族のまれに見る芸術的才能を見て、資生堂という会社の美意識の源を垣間見た気がします。

作品リストは希望すれば受付でいただけます。驚いたことに、作品リストの台紙は透かし模様の入った和紙が使われています。こんな所にも、美意識が・・・。


この日は、ちょうど金曜日。かねてより行ってみたかった資生堂企業資料館の週に1度の開館日です。こちらも見学して来ました。1階、2階と資生堂の歴史を振り返る膨大な資料やポスターチラシが展示されています。

*9月23日まで開催中。

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遊行七恵さま

こんばんは。
掛川のアートハウスですよ。
ご教示いただいた図録、とっても気になります。
松濤美か古書店検索で図録探してみます・
情報ありがとうございます☆

No title

こんばんは
アートハウスと言うことは掛川にある方のですか。
わたしはわりと福原信三らのファンなんです。
資料ですが、先般の世田谷美もよいですが、
まだあるならば、松涛の'98年度の展覧会
「寫眞藝術の時代 大正期の都市散策者」
この図録が彼らの作品の多くを掲載しています。
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