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「大琳派展」 東京国立博物館

dairinnpa

話題沸騰、東京国立博物館平成館で開催中の「大琳派展」に12日朝一番で行って来た。
正門前に到着したのは9:15。しかし、既に長蛇の列。開館10分前には門がオープンして第一弾の行列群(おそらく50名程度)が中に入って行った。
私は第一弾には、入れず続く第2弾目で門の中に入ることができた。列を崩さず、行列したまま平成館へ向かう。漸く平成館に入ったのは9:40前であったか。
それでも、前にいる人はわずか50名程度であるため、中に入ればスムーズに鑑賞することができた。

全体的な感想としては、琳派の系譜がよく分かった、これが一番の収穫。先日、板橋区立美術館で小林忠先生がおっしゃっていた「起承転結」という言葉を使用すると、宗達が「起」、光琳「転」、抱一「承」、其一「結」という印象を受けたがいかがなものか。

ただ、この12日の展示作品で「おぉ~」と感動を覚えたのは鈴木其一の「風神雷神図襖」一点。
この作品だけはずっと見たかったのがやっと見られた喜びとその大きさと美しさにはるか遠くよりその姿が見えた時、既に感動していた。「これが、あの・・・以下絶句」。

もう一点感動的だったのは、奈良の大和文華館所蔵「扇面貼交手筥」尾形光琳筆。
何なんでしょうか、この意匠の美しさ、華麗さは。驚きを通り越して感動。横から見ても上から見ても、恐らくひっくり返しても、四方八方どこから見ても楽しめる、見る玉手箱。華麗の一言。

小ぶりな作品が多い中、やはり「んんっ!」と思ったのは。伊勢物語図色紙「芥川」「水鏡」「月のうちの桂」俵屋宗達筆。
状態が良いので、見栄えするとともに、伊勢物語の情景をを情感豊かに描いている。まさに見る物語。これは、後期に展示替えで別作品が出展されるので楽しみ。

もう1点其一の「秋草・月に波図屏風」も良かった。後ろから照明を当てると、見えてなかった月と波がうっすらと画面に現れる。光と渾然一体となった江戸絵画の素晴らしさを表す逸品。
其一は、表装画も面白い作品がいくつかあって、現代につながる琳派の創始者ぶりを垣間見る作品が多かった。


作品リストと展示順がごったになっているので、リストを見ながら回ると、見づらかった。
後半で抱一、其一の絵画(掛け軸中心)がぞろぞろ出てくるので、最後まで集中力が途切れないようにするのがポイント。
前半は、対決展など他の展覧会で何度か見ている作品も多いので、初見作品、好きな作品に絞りこんで見るのも良いかもしれない。

*6期に分かれて展示替えがあるので、ご注意ください。11月16日まで開催中。

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「大琳派展」

東京国立博物館で開催中の 尾形光琳生誕350周年記念特別展「大琳派展-継承と変奏-」に行って来ました。 今月7日から鳴り物入りで始まった「大琳派展」 琳派展は数あれど、頭に「大」を自ら冠するのはこの展覧会だけ。 しかし、内容的にもその名に恥じること...

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Tak様

とっても商売上手な東博様には、
いつも圧倒されっぱなしです。

会期末には更に混雑すること間違いなし。
人様の頭だけ見ることのないよう、気をつけたいです。

No title

こんにちは。

「対決展」の後だったので
混雑しないかな~との思い
全く甘かったです。。。

さて、あと何回行きましょう?

紫さま

こんばんは。
狙いは、後半の最終2週間とおっしゃる方も多いです。
琳派好きなら、逃すと後悔するかも。
ぜひ、東へ足をお運びくださいね。
注:場内は、かなり混雑してます。

No title

こんばんは。
ご無沙汰してました。(^_^)
いってらしたんですね、大琳派展。
会期が短いのでどうしよう、と思いつつ、東へ走る計画を練っているところです。
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