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「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」 国立新美術館

国内過去最大規模での開催と鳴り物入りの「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」へ行って来ました。
それにしてもタイトルが仰々しい。

何を隠そうピカソが好きな私にとって、これはとても楽しみな展覧会であった。ピカソは91歳と長寿で、しかも多作なアーティストであるが故、どれだけ見ても見てない作品はたくさんある。
ことに、私が好きなのはピカソの初期の作品、青色、バラ色、新古典主義と限られている。

ということで、今回良いなと思った作品も必然的に上記時代の物がほとんどであった。

・「マドレーヌ」
・「2人の兄弟」 この2つがベスト。
・「肘掛か椅子に座るオルガの肖像」
こちらも、長らく見たかった作品。複製を愛知県のメナード美術館で見て以来、本物に会えるのを楽しみにしていた。
・「水差しとリンゴのある静物」
キュビスムしていない普通の静物画。普通に描くと抜群に上手い。ただ、リンゴでなく梨に見えたのは、私だけであろうか。
・「泉」 
単色の油性クレヨンで何気なく描いただけなのに、ものすごい力がある。
・「窓の前に座る女」
・「朝鮮の虐殺」
・「膝をかかえるジャクリーヌ」
などなど、図録でしか見たことがなかった作品の本物を前にする感激。何と言っても、ピカソは色の使い方が抜群にうまい。デフォルメされた人物達も鑑賞に耐えられるのは、ひとえにこの色使いの上手さではないかと思う。新古典主義以後の作品は好みではないが、色に惹かれてついつい見入ってしまう。

ピカソの作品は図録で見ると何てことがないのに、本物を見るとどれもこれも作品にエネルギーを感じる。ピカソ自身の性的、生的エネルギーの昇華したものが絵画であり、彫刻であったのだろう。
大きな新美術館の展示室にも負けないのはピカソ故ではないか。

大きな作品だけではなく、線の美しさも折り紙つき。
今回は、エッチングも展示されていたが、中でもフェルナンド・ロ・ハースの「ラ・セレス」は良かった。
もっとじっくり見ていたかったけれど、人が並んでいるので遠慮した。

初期から晩年までの作品をこれだけ通して見られる機会はなかなかない。
満足できる内容だった。

*12月14日まで開催中。

コメントの投稿

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oki様

こんばんは。
荷物チェックは確かにありましたね。
ほとんど中も見ずスルーしましたけど。
そう言えば何で、ピカソ展だけ、セキュリティーチェック
あったのか不思議です。

No title

ピカソ大好きでいらっしゃいましたか!
これ、入場口で手荷物検査がありますね、へんなもの持っておられませんでしたか?
同時開催の、アヴァンギャルドチャイナに行って知った次第。
中国現代美術は、男性の性器をもろに映した映像など、年輩の方は不愉快に
感じられたようでした。

ogawama様

こんばんは。
秋は、大忙しですね。
ピカソは本当に天才的な絵の上手さです。
ブリヂストン美術館にあるサルタンバンクも傑作だと思います。

これからです

そう言えば、国立新美術館の大きさに負けない画家って、なかなかいないですよね。
私もピカソの色の使い方が好きなのですが、線にも注目してみたいと思います。
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