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「巨匠ピカソ 魂のポートレート」 サントリー美術館

国立新美術館と共催の「巨匠ピカソ」展。サントリー美術館では、ピカソの自画像に焦点を当てた展覧会を行っている。
展示作品は58点と国立新美術館に比較すると約3分の1なので、先にこちらを見た方が良いかもしれない。さらに、なぜかガラスケース越しで作品を見る状況であるため尚更。

とはいえ、こちらには青の時代の「自画像」と青の時代に入るきっかけとなった「カザジェマスの死」を見ることができるのだから、外せない。
「カザジェマスの死」は、ピカソがゴッホの影響を受けていることが伺われる。しかし約半年後、全く色調の違う「自画像」を描くのだから恐れ入る。

・「二人の水浴者」
・「ピエロに扮した若者の自画像」
・「ピエロに扮するパウロ」
これら新古典主義時代の3点も素晴らしい。ピカソが自身の子供を描いた作品は何点もあるが、どれも優作が多いように思う。
今回出品されている「ピエロに扮するパウロ」もそのひとつ。
この本物を間近で見られたのは嬉しい。

ピカソの自画像と言えば忘れてならないのはミロタウロスの存在。
自身をメタモルフォーゼした姿。しかし、これら一連のミロタウロスの作品を見ていると、ピカソの頭の中は、女性のことだけであったのかと恐ろしくなる。
しかし、人間的魅力がなければいくら著名な画家だと言っても、次から次に女性と愛を交わせないだろう。
作品を生み出すエネルギーの源が女性の存在であったのは間違いないが、ピカソがどうしようもなくもてない男だったら、どうなっていたのだろうか?

晩年のピカソの自画像も胸を打つ。どこかレンブラント風なポーズを取っているが、簡略な線と2色使いのみ。それでも、見る者に感動を与えるピカソの上手さが際立っていた。

*12月14日まで開催中。

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「巨匠ピカソ 魂のポートレート」展

サントリー美術館で開催中の 「巨匠ピカソ 魂のポートレート」展に行って来ました。 国立新美術館で開催中の「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」展とサントリー美術館での展示を果たして分ける必要性がどれだけあったのか、はなはだ疑問。 サントリー美術館での展

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Tak様

こんばんは。

サントリーらしからぬ展示方法だったように思います。
本当に会場など分けなければ良かったのに。
儲けに走ってしまったのですかね。

年明けに「国宝 三井寺」展が巡回するようなので、
そちらに期待します。

No title

こんにちは。

観る順序を間違えました。
こちらを最初に見るべきですね。
ちょっと会場にも違和感を。。。

一村雨さま

こんばんは。

もてない男だったら、有り余るエネルギーを持て余して、
あれだけ作品を残せなかったかもしれません。
元々絵はうまいので、売れない画家では終わらなかったはず。
ピカソは道化師をよく描いていますが、その理由は何でしょうね。
・・・と謎は続くのです。

No title

ピカソがもてない男だったら・・・
おもしろい発想ですね。
また、別の作風になっていたか、
画家ではなく、政治家になっていたか、
失恋のショックで親友のように自殺していたか・・・
など、空想が広がります。

私も、ピエロに扮するパウロがよかったです。
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