「ピサロ展」 大丸ミュージアム・東京
デパートの美術館は、毎日夜8時まで開館しているので勤め人にはすこぶる便利が良い。
ことに平日の夜のデパート美術館は空いていてお薦め。
難点はいつも、作品リストが準備されていないこと。そこまで求めてはいけないのだろうか。
大丸ミュージアム・東京で開催中の「ピサロ展」に行って来た。
イギリス最古の美術館「オクスフォード大学・アシュモリアン美術館」コレクションからの展示である。
個人的なこの展覧会の見どころは、ピサロの人物画とエッチング・ドライポイント作品。そして、思いもかけない出会いとしては、クールベの「石割りの少年」とミレーの「群れの呼び寄せ」のビッグネームの2点。
ピサロの風景画は印象派展覧会で、必ず1点は見つける。もしくは公立美術館の常設展でも1点は所蔵していることが多いのではないだろうか。
何となくピサロの風景画で、真っ先に浮かぶのは点描画技法。
もちろん、本展でも点描画作品はピサロ自身と息子のことに長男リュシアン・ピサロの作品とふんだんに展示されている。実は私が過去に見たのは元祖ピサロであるカミーユ・ピサロ自身の手によるものか、その子息によるものか判然としない。
ピサロだということは覚えていても、ファーストネームが、カミーユなのかリュシアンかをしっかりと見ていないから。
この展覧会まで長男も父の画風を受け継いだ作風の画家になっていることなど、恥ずかしながら知らなかった。
展覧会は次の3部構成になっている。制作時代順になっていないので、その点は見づらいがテーマで絞ると言う構成上やむを得ないのだと思う。
1.ピサロと風景画
2.ピサロと田園生活
3.ピサロ家の人たち
第1章では、点描画に至るまでの作品やピサロが影響を受けたバルビゾン画家コロー、ミレーらの作品も展示されている。
また、同様にピサロと同時代の画家たちクールベ、マネらの作品も展示されていた。
ということで、冒頭のお気に入りミレーとクールベに出会ったというわけ。
ことに、驚いたのはクールベの「石割りの少年」。
全くクールベと言う画家は見るたびに、作風が全く違うので常に新鮮な驚きがある。
どこが魅力ということを上手く表現できないのだが、なぜかどの作品にも惹かれるものがある。
個人的に企画展で今一番見てみたい西洋画家である。
ピサロに話を戻す。
第3部では、ピサロが描いた家族の肖像画が何点か展示されている。人物画などこれまで見たことがあっただろうか。残念ながら、風景画ほど印象には残らなかったが、彼の描く人物画特に、「うちわを持つジャンヌ」は良かった。
*10月27日まで開催中。最終日の27日は16時半までの入場となるので要注意です。
ことに平日の夜のデパート美術館は空いていてお薦め。
難点はいつも、作品リストが準備されていないこと。そこまで求めてはいけないのだろうか。
大丸ミュージアム・東京で開催中の「ピサロ展」に行って来た。
イギリス最古の美術館「オクスフォード大学・アシュモリアン美術館」コレクションからの展示である。
個人的なこの展覧会の見どころは、ピサロの人物画とエッチング・ドライポイント作品。そして、思いもかけない出会いとしては、クールベの「石割りの少年」とミレーの「群れの呼び寄せ」のビッグネームの2点。
ピサロの風景画は印象派展覧会で、必ず1点は見つける。もしくは公立美術館の常設展でも1点は所蔵していることが多いのではないだろうか。
何となくピサロの風景画で、真っ先に浮かぶのは点描画技法。
もちろん、本展でも点描画作品はピサロ自身と息子のことに長男リュシアン・ピサロの作品とふんだんに展示されている。実は私が過去に見たのは元祖ピサロであるカミーユ・ピサロ自身の手によるものか、その子息によるものか判然としない。
ピサロだということは覚えていても、ファーストネームが、カミーユなのかリュシアンかをしっかりと見ていないから。
この展覧会まで長男も父の画風を受け継いだ作風の画家になっていることなど、恥ずかしながら知らなかった。
展覧会は次の3部構成になっている。制作時代順になっていないので、その点は見づらいがテーマで絞ると言う構成上やむを得ないのだと思う。
1.ピサロと風景画
2.ピサロと田園生活
3.ピサロ家の人たち
第1章では、点描画に至るまでの作品やピサロが影響を受けたバルビゾン画家コロー、ミレーらの作品も展示されている。
また、同様にピサロと同時代の画家たちクールベ、マネらの作品も展示されていた。
ということで、冒頭のお気に入りミレーとクールベに出会ったというわけ。
ことに、驚いたのはクールベの「石割りの少年」。
全くクールベと言う画家は見るたびに、作風が全く違うので常に新鮮な驚きがある。
どこが魅力ということを上手く表現できないのだが、なぜかどの作品にも惹かれるものがある。
個人的に企画展で今一番見てみたい西洋画家である。
ピサロに話を戻す。
第3部では、ピサロが描いた家族の肖像画が何点か展示されている。人物画などこれまで見たことがあっただろうか。残念ながら、風景画ほど印象には残らなかったが、彼の描く人物画特に、「うちわを持つジャンヌ」は良かった。
*10月27日まで開催中。最終日の27日は16時半までの入場となるので要注意です。
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COMMENTS
No title
No title
こんばんは。石割り人気ですね。私もピサロ展に関わらず、あの作品がかなり印象に残りました。回顧展の件はまさしく同感です。是非どこかで企画していただきたいですね。(とりあえず国内にある作品だけでもよいので…。埼玉県美あたりでしょうか?)
>作品リストが準備されていない
受付はいかがでしたでしょうか。私が行った時は申し出ればいただけました。
>作品リストが準備されていない
受付はいかがでしたでしょうか。私が行った時は申し出ればいただけました。
No title
@遊行七恵さま
こんばんは。
3年前に既にクールベブーム?は到来していたのですね。
全くノーチェックでした。
何しろファン歴が浅くて、お恥ずかしいです。
ブーム再来を期待します。
@はろるど様
受付で申し出れば、いつでもリストはあるのでしょうか?
以前、お聞きしたら「ありません」と言われてそれっきりでした。
次回は、試してみます。
こんばんは。
3年前に既にクールベブーム?は到来していたのですね。
全くノーチェックでした。
何しろファン歴が浅くて、お恥ずかしいです。
ブーム再来を期待します。
@はろるど様
受付で申し出れば、いつでもリストはあるのでしょうか?
以前、お聞きしたら「ありません」と言われてそれっきりでした。
次回は、試してみます。
No title
こんばんは。
今回は、ピサロには申し訳ないが、
クールベの《石割り少年》とミレーの《群れの呼び寄せ》で決まりですね。
2006年に三鷹や新宿で、毎日クールベを見てた時がありました。↓
http://cardiacsurgery.hp.infoseek.co.jp/Children05.htm#050504
でも、もっと大がかりな回顧展を見てみたいです。
西博などでやらないかな。
今回は、ピサロには申し訳ないが、
クールベの《石割り少年》とミレーの《群れの呼び寄せ》で決まりですね。
2006年に三鷹や新宿で、毎日クールベを見てた時がありました。↓
http://cardiacsurgery.hp.infoseek.co.jp/Children05.htm#050504
でも、もっと大がかりな回顧展を見てみたいです。
西博などでやらないかな。
とら様
こんばんは。
西洋美術館での大規模回顧展、ぜひ開催して欲しいです。
私は村内美術館でクールベにはまりました。
その後、何かとチェックしていますが、進取の気性に富んだ
画家のように思えてなりません。
西洋美術館での大規模回顧展、ぜひ開催して欲しいです。
私は村内美術館でクールベにはまりました。
その後、何かとチェックしていますが、進取の気性に富んだ
画家のように思えてなりません。
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ピサロ展 @大丸ミュージアム
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ピサロはあまり印象に残らない画家だったのですが、この回顧展で色々楽しめてよかったです。
わたしは特に芍薬が良かった・・・
クールベは三年位前、デパート系などでかなり回顧展がありました。
ブリヂストンでもあったように思います。
そのとき、「クールベ・ツアー」なるものまで企画されましたから、たいへん人気があったのですね。
あの石割少年は可愛かったです。