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「長谷川等伯・雲谷等益 山水花鳥図襖  吉左衞門セレクション」展 楽美術館

3連休の最終日、名古屋から京都へ向かった。
京都へはもう何度も行っているけれど、楽美術館には一度も行ったことがない。
その楽美術館の開館30周年を記念して「長谷川等伯・雲谷等益 山水花鳥図襖&樂美術館 吉左衞門セレクション」特別展が開催されている。
長谷川等伯の作品が出ると聞けば、行かざるを得ない。ということで、ついに初訪問となった。

楽美術館は楽焼専門の美術館として、楽家に隣接している。入口で靴を脱いで鑑賞するスタイル。
館内のあちこちに生花が活けられているが、係の方がその全てに霧吹きでお水をかけていらっしゃる。花はどれも瑞々しい姿を保っていた。

1階展示室は、楽家歴代の作品が15代まで1点ずつ展示されている。中でも印象的なのはやはり初代長次郎作 黒樂筒茶碗 銘 杵ヲレ である。
この黒く渋い楽茶碗は形も細めですっきりしているのが良い。何より素敵なのはその焼き肌。ざらついているようで、荒々しくもあり、素朴さの中にもきりっとした表情。
う~ん、茶碗は奥が深い。

2階に今回の特別展による展示作品が並んでいた。
お目当ての等伯「山水松林図襖」はあまりにも、傷みが激しくほとんど描かれているものが肉眼では判別しにくい。かの国宝「松林図屏風」を思わせるような松林の筈が、やたらやせ細った松が数本見えているといった感じで、これにはちょっとがっかりした。

もう一つの目玉、山水花鳥図襖は残念ながら展示期間外であっため、見られなかったと思われる。
思われると書いたのは、それらしき襖を見たのだけれど、帰宅後HPで見ると展示は11月10日からとなっていたため。私が見た作品は一体なんだったのだろう。模本にも見えなかったが。

絵画はさておき、2階では茶碗ですこぶる良いものがあった。
本阿弥光悦作 「村雲」黒楽茶碗である。同じ黒楽茶碗でも長次郎と光悦の作品では全く感じが異なる。楽美術館で再び両者の対決が見られるとは!嬉しい驚きであった。
「村雲」は、鈍い光を帯びていて、飲み口がすぼまっておらず、すっぱり切り離されたような状態になっている。更に釉薬のかけ具合が絶妙。

好みは人それぞれ、長次郎、光悦いずれも良さがあるが、個人的には光悦が好み。
各作品の画像は、楽美術館HPでお楽しみください。

*12月21日まで開催中です。

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