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小林孝亘 「Far Light 遠い光」 西村画廊

先週から始まった小林孝亘の個展「遠い光」に行って来た。
作品画像は、西村画廊HPをご参照ください。
西村画廊で、約1年半ぶりの個展である。まさに、待ちに待ったという感じで、わくわくしていた。
何しろ、今回の新作は今月号の美術手帳に差し込みされている小冊子「PREVIEWS」の表紙絵に取り上げられており、これが小林孝亘らしくて良いのである。

今回は油彩11点、ドローイング5点のラインアップとなったが、見どころは何と言っても油彩画11点。
一番大きな「River bank」 2008年 197 x 291cmは、東京現代美術館あたりにありそうな作品。
これが、既に売約済みであった。
印象的なのは、光のとらえ方。
そして、これまでの作品と変わったなと思ったのが「木」や「葉」が単純化されて来たこと。

冒頭に挙げた「PREVIEWS」の表紙を飾っていたのは、「Root」2008年 210 x 183cm。
11点中唯一の人物入り。
最近の人物は、皆ちゃんと両目がぱっちりと開いている。

画廊入口正面にあったのは「Cat」タイトル通り猫が1匹。
そして、次々に現れる風景は、森であったり、どこかの通りであったり、街角、石段などなど。
若干のストーリー性を持たせたということで、猫を追って街をめぐると・・・的なお話が見えてくる。
これらの風景は作家自身の自宅近辺を参考にされたとか。

そう言えば、目黒区美術館での小林孝亘展覧会イベントで新小岩近辺をご本人と歩くウォーキングツアーに参加した時も、そんなお話をされていた。

日常のありふれた風景も、小林の手にかかると光の気配、光の存在が一瞬でなく永遠に目の前に現れる。

個人的に一番気になったのは「Suspencioned Bridge」。
対象の単純化と併せて、奥行き感が以前にも増して出て来たように思う。
その最たる作品がこちら。
見ていると、吊り橋の向こうに吸い込まれそう。

入口手前には、小さな小さなひきがえるの作品「Frog」が。
小林さんは、蛙がお好きなそうだ。
先日のそごう美術館に出ていた三沢厚彦の「Animals」に出展されていた蛙の作品を覚えておられるだろうか?
何と、その作品をお買い上げになったのは、小林孝亘さん。
画廊の中では、「小林蛙」と言われていた。

私は同じくちっちゃな「リンゴ」の絵も好きだった。

冬でも光あふれる展覧会、楽しめます。

*12月20日まで開催中。

<小林孝亘情報>
文芸春秋社から今月発売された田中慎弥「神様のいない日本シリーズ」の表紙装画を手がけています。作品名は「The man on his bavk」です。
tanaka

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ogawama様

こんばんは。
ご指摘いただいて、はたと考えてみましたが
確かに左右対称の作品が多いと思います。
それを意識していらっしゃるかどうかは不明ですが。

小林さんが蛙好きとは知りませんでした。
そごう美術館にあった蛙の色違いの子も存在しています。
こちらも売約済みだそうです。

行きましたよ

今日行ってきました。
たしかに、光が永遠の存在のように描かれていて、見事でした。
実は小林さんの作品はよく見たことがなかったのですが、左右対称がお好きなんでしょうか。
三沢厚彦さんの蛙!あれ好きでした~。
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