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はじめての美術館シリーズ1 「松岡美術館」 

初めて行った美術館をシリーズ形式でご紹介して行こうと思います。

第1回目は白金にある松岡美術館。

地下鉄南北線から徒歩で向かったのは良いのだが、ひとつ手前で左折してしまって、なかなかたどりつけない。何とか、正しい道に戻って到着したら、結構な門構えの思っていたより大きな美術館だった。

何の予習もせずに行ったので、扉を開けて目に入って来たのがギリシャ彫刻をはじめとした彫刻群。
およよ。
こちらは、彫刻メインの美術館だったのか?と予想外の展開。

ぐるっとパスを使用して無料入場。
早速1階の展示室から鑑賞開始。

展示室1 <古代オリエント美術>
私が過去訪れた日本の私立美術館でオリエント美術の所蔵品を有していたのは、滋賀県のMIHO MUSEUMとブリヂストン美術館と根津美術館(これは不確か)くらい。
なかなかお目にかかれないブロンズ像やミイラの棺に、心躍った。

展示室2 <現代彫刻>
創立者の松岡翁は、ニューヨークのオークションで一挙にここにあるヘンリー・ムアやグレコの彫刻を購入したそうだ。そもそも野外彫刻園の構想があったのだが、志が頓挫し、何とこれらの彫刻達は文字通りお蔵入りのまま時を過ごす。
ようやく、この美術館ができてお披露目となった。
やれやれ良かった。ヘンリー・ムアの彫刻良いです。こんなに沢山一気に見たのは初めて。

展示室3 <ガンダーラ・インド彫刻>
実は、一番私の血が騒いだのはこのお部屋。
何しろガンダーラ仏大好きなので、うほほ~んと叫びたくなった。
しかも、この部屋には当ブログ名である「Yogini」像があるのだ。
そう言えば、写真撮影可能だったかもしれない。あぁ、再訪の際、可能であれば写真を撮ろう。

ガンダーラ・インド彫刻と言いつつ、中国の仏像もあり、その数はかなりなもの。
1点1点御顔を拝見しつつ愛でる。

東博の東洋館でも、もちろんこれらのガンダーラ仏を鑑賞することはできるのだが、いかんせんあそこは暗いのが難点。
その点、こちらは室内も新しく雰囲気は明るいので居心地が良い。

さて、ここで2階へと向かう。
途中の階段踊り場にジャコモ・マンズーの彫刻があったが、これがまた良い。
この美術館、彫刻に良いものをお持ちだ。

展示室4 <東洋陶磁>
訪問時には特集展示として「古伊万里」展を行っていた。
その前に、出光美術館で同様の展示を見ていたので、感動は薄い。
割合にさらっと流したが、美術館の解説によれば、松岡コレクションの東洋陶磁は有名らしい。

展示室5 <日本画>
今回は、丸山応挙の特集展示を開催中。
これは良かった。
こちらに、これほどの円山応挙作品があるとは露知らず。六曲一双屏風から三幅対の作品まで8点を楽しんだ。
中でも良かったのは「鶏・狗子図」 1787年 双幅。
私の中で応挙と言えば、美しい水の流れ(例:保津川図屏風とか)を表現した作品ともうひとつ、子犬の作品。
今年の東博対決展でも応挙のピンバッチには子犬がセットされていた。

ここ松岡の狗子図は、わんこが4匹くらい描かれており、かなりわんこ度は高い。
そして、どの子もとってもかわいい。癒されるな~。
もしや、応挙も自身の癒しのためもあって、子犬の姿を何枚も描いたのかもしれない。

もちろん「山水図」(六曲一双)や「鷹猿図」(六曲一双)あり。
でも、「人物に竹図」や「趙飛燕」を描いた美人画も印象に残った。

この部屋には床の間があり、応挙の「菊図」を中心に色絵の大壺(柿右衛門)やら青花獅子香炉などとしつらえてあり、一度にガラスケース内でずらりと見るより、しつらいの中の1点として陶磁器を愛でる方が身近な感じがして良い。

<展示室6> 
普段は西洋絵画のコレクションがあるようだが、この日は「京都の日本画展」をやっていた。
知っていたのは、堂本印象と今尾景年、菊池契月、橋本関雪の4名で残りは名前を聞いたことがない作家ばかり。
一番好きだったのは、堂本印象。
この人の作風は様々に変遷したというが、一度京都あたりでまとめて見てみたい。


時期を改めて、今回見られなかった西洋絵画など、こちらのコレクションを楽しみたいと思う。
見ごたえ十分な内容です。

*応挙や伊万里の特集展示は12月23日まで開催中です。

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oki様

こんばんは。
所蔵作品だけで、十分楽しめる美術館でした。
まだまだ、見ていない作品もあるだろうし。
あれだけの広い空間で800円はお値打ち。
しかも、ぐるっとパスなら無料です。

お客様は、閉館間際でしたが他にも複数いらっしゃいましたよ。

No title

松岡は写真美術館から歩いて行けます。
写真美術館ー松岡ー庭園美術館ー目黒区美術館なんて
ルートはいかがですか。
松岡ははっきり申し上げてお客がいないでしょう。
運営赤字にならないかと心配したり、お金がないから所属作品展しかやらないのかと思ったり。
ここの西洋絵画は毎年夏に大きなお披露目しますね。

あべまつ様

こんばんは。
私はまだまだ修行不足で焼き物の良し悪しが良く分かりません。
確かに松岡翁は、とある焼きものを手に入れた時、美術館の
設立を思い立ったそうなので、やはり自慢のコレクションなんだろうと
思います。

次回はケーキとからめて行ってみたいです。
利庵、良いですよね!

No title

こんばんは。
金曜日に行ってきました。
遊行さんの好きな「猫の給仕」に挨拶して階段を上ります。
ここのやきものコレクションは見事だと思います。
また、宣伝以外のものがひょいと現れたり、嬉しいサプライズも。

「利庵」当然、私も通っています!

遊行七恵様

こんばんは。
手前にあるお蕎麦屋さんとは「利庵」のことでしょうか?
もし、そうであれば私も行ったことがあります。

現在の関心事は、美術館に行く途中プラチナ通りにあった
ケーキ屋さんです。
次回チャレンジしてみます。

No title

こんばんは
ここは好きな美術館です。
むかしむかし、内幸町の頃はビルの中で鬱蒼とした暗さがあったのですが、今では明るい美術館になり、まことに隔世の感ですよ。
わたしはここの彫刻では「猫の給仕」が大好きなんです。
それからここへ行く手前に古い造りのおそばやさんがありますが、地元ではかなり人気のお店です。

はろるど様

まだまだ、行っていない美術館は沢山あります。
このシリーズが続くよう、できるだけいろんな美術館に
足を運びたいと思っています。
知識が足りない分、足で稼ごうかなと。

松岡美術館は彫刻が一番見ごたえありますね。
今回は応挙も見られて◎でした。

No title

こんばんは。松岡は初めてでしたか。いかにも白金と言った構えがなかなか良いですよね。東洋磁から日本画、西洋画とジャンルはごちゃ混ぜですが、思わずくつろいでしまうような雰囲気があるなと思います。確か一階のソファでお茶もいただけたような気がしました。(記憶違いでしたら申し訳ありません。)

>この部屋には当ブログ名である「Yogini」像があるのだ。

そのような重大なことを…。
それ一点でも拝見するために今度行ってきます!
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