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「かたちのエッセンス ―平松保城のジュエリー」 東京国立近代美術館工芸館

冬晴れと太陽の日差しがあたたかな午後に、東京近美工芸館周辺のお散歩はとても楽しい。
皇居や北の丸公園の紅葉を愛でつつ、工芸館に行って来た。

「かたちのエッセンス-平松保城のジュエリー」展チラシに掲載されているいろんな形のペーパーウェイトやジュエリーの甘い響きに誘われた。
工芸館では2階が展示室になっていて、今回は次の3つの展示コーナーがあった(私の鑑賞順)。
・「人間国宝・巨匠コーナー」
・「かたちのエッセンス-平松保城のジュエリー」
・「近代工芸の名品-陶芸」

ということで、最初は「人間国宝・巨匠コーナー」の作品を見たのだが、さすが人間国宝。
心ひきつけられるものが、ほとんど。
陶磁、漆工、染色、金工と主要4分野+その他1点で、作品が展示されている。
・江崎一生  灰釉花器
・松井康成  練上嘯列烈文平鉢
・三浦小平二  青磁豆彩大皿
・音丸耕堂 彫漆色紙箱
がお気に入りの作品たち。

古伊万里などの古い陶磁も良いけれど、現代の巨匠たちの作品も素晴らしい。

企画展「平松保城のジュエリー」は、金属という素材の「冷たい」「かたい」というイメージを如何に壊すか「あたたかい」「柔らかい」ものに見せるかの探究であった。
こうした素材のイメージの転覆は、平松に限らず他の作家、たとえば先にあげた人間国宝の作品でも探究されているように感じた。
そんな視点で作品を見て行くと面白い。

ジュエリーでは、金属を毛糸玉のように見せてわっかを作ったり、金を薄く薄くのばして、紙のように見せたり。
hiramatsu
「ブレスレット」1990年

銀製のお皿「しろがねのうつわ」は、ひらひらと飛んで行きそうな風情である。
真鍮、アクリル、鉄を使用した間仕切りなども、こんな雰囲気を出せるのかと新鮮な発見があった。

最後は「近代工芸の名品-陶芸」。
最初に初代宮川香山の「鳩桜花図高浮彫花瓶」で、久々の香山焼きを拝見する。
いつ見ても「どうやったら、こんな花瓶ができるのか?」と不思議で仕方がない。

更に、私の好きな田嶋悦子の「Cprnucopia 02-XI」陶器とガラスで作られたオブジェがあった。
ガラス部分の透き通るようなグリーンと陶器部分の白の対比が美しい。
こちらも立体感、陶磁やガラスの膨らませ方が彫刻のようで、こんな形が自由自在に作家の意図したよううにできてくるのかと不思議になる。


企画展だけでなく、所蔵作品も十分楽しめる内容だった。

*いずれの展示も12月7日まで開催中。

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panda様

こんばんは。
どうやら、私は皇居周辺が好きなようです。
あのあたりを歩くのは大好き。

工芸館は地味ですが、工芸のワンダーランドで楽しいです。
そして、いつ行っても誰かが爆睡してるのが面白い。
昼寝に最適なんでしょうね。

■のジュエリー

■のジュエリーは見るだけで十分楽しめました。
近代工芸館の赤レンガと黄金の銀杏 そして青空
よい時期ですね。
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