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「宮永愛子展 地中からはなつ島」 資生堂ギャラリー

楽しみにしていた宮永愛子の新作展「地中からはなつ島」へ行って来た。
地下への階段を下りると、今回は照明をぐっと落として暗いスペースが見えてくる。
階段横の吹き抜け部分から、階下の展示を覗くと、例の円形ケースに収まったナフタリン作品群が見えてくる。
何かの標本のようでもあり、ショーケースに入ったガラスオブジェにも見える。

今回は、かつて銀座周辺に50以上もの井戸と湧水が存在していたということに着目。
資生堂ギャラリーが銀座の地下に存在するということから、地下から地上へと水が通る水脈を引き、そこに「島」(⇒前述の円形ケース)を放った。「島」には、ナフタリンでかたどられた様々なオブジェがあるが、それらは時間と共に次第に昇華し、崩れ落ちやがて消失してしまうが、それらを収めている透明な官の内側に、結晶となり、新たなかたちへと生まれ変わってゆく。

⇒ 展覧会解説より。

受付を抜けて見えてくるのは、何本もの透明な管の列。
もしや、それらは全て最初に見た例の「島」につながっていたのか!?
宮永は東京芸大の先端芸術表現専攻を修了しているが、もはや科学を芸術に取り入れる時代になっていたとは。

なぜナフタリンが結晶化するのかは不明だが、透明な管には塩の結晶のような透明で小さな粒が無数についていた。
そこにあるのは、水道の蛇口やら排水溝の蓋やら、水道管。
部屋全体が、地下水脈の一部になったかのような世界を作り上げている。

今回のように、展示空間を意図的な世界に構築すると、彼女の作品はより一層映える。
年末に東京ワンダーサイト本郷で見たナフタリン作品だけの展示で感じた物足りなさは、今回見事に払拭された。

会期終了間際に再訪したら、今日観たのとは違う作品状態になっているのだろうか。。。楽しみ。

*2月1日まで開催中。

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「宮永愛子 - 地中からはなつ島 - 」 資生堂ギャラリー

資生堂ギャラリー(中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階) 「第3回 shiseido art egg 宮永愛子 - 地中からはなつ島 - 」 1/9-2/1 銀座のアートシーンを飾る一企画として定着した感があります。第一弾に登場するのはナフタリンの魔術師、宮永愛子です。資生堂で...

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色々アート勉強中さま

経過報告ありがとうございます!
何と、やはり変化が見られるのですね。
既に、化学実験の様相を呈しておりますが、そのような変化が
見られるのであれば、やはりこの目で確認せねば!

国立新美術館での展示も楽しみですね。

結晶に結晶が。

みてきました!
結晶が増えていっているみたいで、結晶に結晶が重なっていました。
存在のはかなさもその世界もきれいでした。
質問したら「すぐに全部がなくなるわけじゃない」とスタッフが教えてくれましたよ。
3月には国立新美術館でも展示するとチラシがおいてありました。
次も行くつもりです。ありがとう

ogawama様

溶けちゃうのかどうか確信は持てませんが、ギャラリーで
いただいた解説文や小冊子にはそのようなことが記されていました。
でも、あっと言う間に間もなく会期末なんですよね~。

科学なんですねー

行ったらギャラリーが休みだったりして、まだ見ていないんです。
今回はナフタリンだけじゃないとは聞いていたのですが、memeさんの記事を見たら一層期待が高まりました。
溶けちゃう前に行かないと~。
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