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ロンドン美術館・博物館への旅(日程編)

2/14~20までロンドンの美術館・博物館めぐりをしました。
以下旅程と共に、訪問先についての感想です。

2009年2月14日(土)
AM9:00 成田発 今回はアシアナ航空でソウル乗継でロンドンへ。
アシアナを選んだ理由は、①スターアライアンス加盟、②航空運賃がお値打ち、③乗継の時間ロスが少ない④ロンドン発着時間が最適⑤地球の歩き方・航空会社ランキングで評価上昇中でベスト5などなどである。

PM16:45 ロンドン・ヒースロー着 同日夕刻ロンドン着。ソウルの乗り継ぎは2時間弱。

空港到着後、地下鉄で今回の宿Twenty Nevern Square Hotel & Restaurant へ向かう。

この宿を選んだ理由は①地下鉄駅EARL'S COURTから徒歩3~5分②予約サイトでの評価がまずまず③部屋数20とこじんまりしている④朝食付き4つ星でお値段まずまず1泊ダブルで100ポンドなどなど。
実際は泊ってみたら、良い点悪い点あって評価が難しい。
(良い点)
・朝食がすこぶる美味しい。特に焼き立てクロワッサンとパンオドショコラは最高。
・24時間コーヒー、紅茶などは無料で飲める。
・最寄駅のアールズコートは車いす対応されている駅なのでスーツケースがあっても楽。
・ヒースロー空港から地下鉄で35分、中心部にも20分程度で行ける立地の良さ。

(悪い点)
・隣室、上階の部屋の音が響く。
・バスルームの照明と換気扇がセットで点灯後7分程度で一度必ず切れる。

18:00 宿にチェックイン後、時間があったので早速金曜夜間開館しているテートモダンへ向かう。

19:00 テートモダン到着
テムズ川にかかる橋を渡り、リバーサイド側の入口より入館。その堂々とした外観は写真通り。
中に入ると、元発電所だけにがら~んとしていてだだっ広い。
企画展はロシアアヴァンギャルド関連のものだったのでパスし、常設を見る。
ここの常設は年代順でなく、テーマ別になっているのが特色。日本と違って、作品が壁のすごく上にあったりして双眼鏡でもないとよく見えない。基本的な作品の展示位置もやや高いので、これまた見づらい。
マルグリットで見たことのない作品が数点あり、これが一番印象に残った。あとはマルレーネ・デュマスの部屋があったので、驚いた。テートモダンで一部屋いただけるのって、すごいんじゃないか。
他は期待した程でもなかった。こちらの体調が時差ボケで良くなかったのも影響したかも。
入口入ってすぐのDominique Gonzales-Foersterの巨大インスタレーションもなんだかなぁとぼんやりする。

2階のNicholas Hlobo の展覧会を見逃したことに、今気がついた。この刺繍系工芸アートが一番面白そう。
しかし、今となっては後の祭り。画像で我慢する。下調べして行かないからこういう羽目になる。

館内を回っていると、めまいがして来たので、1時間半程で早々に退散。再訪しようと思っていたが、最寄駅からちょっと歩くのが難で、結局この訪問1回限りとなった。
ちなみにテートモダンは金曜・土曜は夜10時まで開館している。

2月15日(日)
朝から時差ボケで目覚めは早いが夜には滅法弱くて、20時ですごく眠い。この日は二つで、ウォレスコレクションとお馴染みビクトリア&アルバート博物館へ。
ウォレスへは地下鉄で行く予定が、この日予定の路線が全面運休で途中からタクシーで向かう。ロンドンは週末土日によく地下鉄がストップするようで、駅構内の立て看板に注意が必要。

・ウォレス・コレクション
これは別途記事にしますが、今回の一推し。ここのコレクションは武具、陶磁器、絵画と実にバラエティに富んでおり、しかもそれぞれが高いレベル。
ロココ絵画なら、ナショナルギャラリーよりこちらのコレクションの方が私は楽しめた。

・V&A博物館
おもちゃ箱をひっくり返したような博物館。迷路のような建物で、あちこち行きどまりになっていたりで、混乱する上、土曜日だったせいかものすごい人。
ここでは、ラファエロルームと版画、日本の浮世絵に2部屋も割かれている!と少しだが絵画ギャラリーは必見。後はお好みに応じてどうぞ。
最終日に再訪したが、この時は写真ギャラリーを覗いた。これもなかなか面白い。

ラファエロルームではヴァチカンのシスティーナ礼拝堂を飾るタピストリーのために描いた下絵10点のうち、7点をここで見ることができる。
広大な空間で観るラファエロは、下絵といえども圧巻の一言。祭壇画も良かった。
浮世絵は、春信から暁斎まで幅広くおよその作家の物が展示されていたので、面白い。

2月16日(月)
この日は、コートルードギャラリーとナショナルギャラリーへ。

・コートルードギャラリー
月曜だけは14時まで通常5ポンドの入館料が無料。印象派のコレクションでつとに著名な美術館であるが、印象派だけでなく、ペルジーノやブロンズィーノ、ベリーニ、カラヴァッジョ、ルーベンスにピーテル・ブリューゲルらの絵画もあり見所は多い。ここも別途記事にする予定。

・ナショナルギャラリー
午後はずっとここにいた。ものすごい数の作品群で、日本語の音声ガイド(3.5ポンド?)を借りて一応全部観る。もちろん、別記事にします。

2月17日(火)
この日はちょっと遠出。朝一番で女王陛下のコレクションクイーンズギャラリーへ。その後ハムステッドのケンウッドハウスへ行く。

・クイーンズギャラリーは、期待以上。割と厳重な荷物検査とセキュリティーチェックを行い、ギャラリーへ。
今回は「Brueghel to  Rubens」と題した展示を行っていたが、ルーベンスやブリューゲル以外の作家の作品もいくつかあった。中でもジョルジュラトゥールの「手紙を読む聖ヒエロニムス」とレンブラントの「画家の母」に感動。
ラトゥールは2005年の西洋美術館でのラトゥール展にも出品されていた作品だが、私はこれを観ていないので、初見。レンブラントのこの母の絵も秀作で、ロイヤルコレクションでは他にもレンブラントの有名な作品をいくつか所有しているが、今回は展示されていなかった。

・ケンウッドハウス
フェルメール作品を所有していることで有名。ハムステッドの地下鉄駅から途方もなく歩かされた。目的地が見えないので、このままたどり着けないのではないかと不安にかられるが、30分歩いて何とかケンウッドハウスに行き、最後にテート・ブリテンへ。
公園の中の美術館で、野生のリスや見たこともない野鳥がいる自然豊かな美術館。
ここで食べた屋外でのランチが旅行期間中で一番のんびりできた。
さて、フェルメールの「ギターを弾く女」より、私はレンブラントの「自画像」の方が印象深い。あの背景の円は一体いかなる効果を期待して描かれたのか謎めいていて面白い。

もう1枚、フェルディナンド・ボルの「婦人の肖像」も素晴らしかった。

帰りは通りがかったバスで少し楽できたので、駅まで徒歩10分で済んだ。往復1時間歩きとなれば、きつすぎる。

・テート・ブリテン
この日はターナー以外のコレクションを拝見。ミレイのオフィーリアやマリアナが戻っていた。
別記事予定。

2月18日(水)
サー・ション・ソーンズ美術館と大英博物館へ行った後、最後に水曜夜間開館のあるナショナルギャラリーを再訪。

・サー・ジョン・ソーンズ美術館
知らない人は多いはず。サー・ジョン・ソーンはイギリスの1800年代を生きた建築家。その個人コレクションを実際に彼が住んでいた館で公開している。
これがまたキッチュな世界で、狭い空間にぎっちりみっちり、エジプト・ギリシャ・ローマ時代の遺跡の破片や彫刻が詰まっている。
見所は、エジプトのセティ1世の石棺。これはすごかった。エジプト国外にあるものでは世界最大だそう。
絵画では、W・ホガースの「放蕩のなりゆき」シリーズを所蔵している。

ここは一度に入館できる人数に限りがあるので、大抵入口前に入場待ちの列ができている。しかも入館すると、全員名前と国籍をノートに書く。

・大英博物館
大学の卒業旅行で行ってから早10数年。相当変わってました。
目当てはアジアギャラリーと版画。
ミケランジェロの素描の大きな物があったのが印象深い。あとは、インド東南部の遺跡群を再現しているコーナーが良かった。
日本ギャラリーは期待はずれ。中国の陶磁器は良い物を持っている。

2月19日(木)
最終日はロイヤル・アカデミー・オブ・アーツとテート・ブリテンを再訪。

・ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ
企画展メインの美術館で、訪問時は建築の中規模展と私が観た「Bizantium」の大規模展を開催していた。後者は総展示作品数315点とヨーロッパ各国の主要美術館から借り出された至宝に圧倒される。イメージとしては東博の特別展に近いけど、規模が違うか。

午後2時から常設コーナーの拝観が可能。こちらでは、ロイヤルアカデミーの会員の作品を鑑賞できる。

・テートブリテン(再訪)
前回観ていないターナーのコレクションと企画展「テート・トリエンナーレ」(現代アート)を観る。
ターナーの油彩はナショナルギャラリーなど他の場所でもお目にかかったが、水彩作品はここだけだったかも。いやV&Aにあったかもしれないが、量はここが一番。
現代アートの方はイマイチだったが、無料ゾーンに展示されていた作品は良かった。

21:00 ヒースロー発のアシアナ便でソウルへ。

2月20日(金)
21:00 成田到着 帰国。

今回訪問して有料だったのは、クイーズギャラリー入館料(8.5ポンド)と企画展2つ(2つで約20ポンド)のみ。他はすべて無料という芸術に寛大な国なのでした。
そして、今回の旅の参考書としてこちらの本「ロンドンの美術館―王室コレクションから現代アートまで (平凡社新書) 桜井武・著」をご紹介して終わりにします。今回訪問した全ての美術館・博物館は同書にて紹介されており、各美術館の成り立ちから見所まで簡潔に記され、作品図も若干ですが掲載されています。
london

長くなってしまいました。前半部分は不要だったかもしれません。
読んでいただいた方、ありがとうございます。

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panda様

こんばんは。

>  紹介記事も見て 私も...行きたいロンドンへ
⇒ その前にオランダですよね☆次にロンドン行ってくださいね。

コニー様

ロンドンはミュージカルも本場ですもんね。
私は夜遊び全くなし。
多分お昼に音楽やミュージカルを見ていたら間違いなく
寝たと思います。
時差ボケきついです。

おかえりなさい

 絵に出合う旅はどんな道程でも
越えた先での対面する感激が勝りますね。
 紹介記事も見て 私も...行きたいロンドンへ

お帰りなさい。

お帰りなさい!
ロンドンは、私も5年ほど前に2月のフレッシュアップで行ってきたので、
今回の記事はところどころ分かるところがあり、面白かったです☆
・・・といっても、アート系はベタにナショナルギャラリーと大英博物館しか行っていないのですが。
本場のミュージカル、「オペラ座の怪人」を観て、ものすごく感動しました。
いつかは再訪したい場所ですね~。
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