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ナショナルギャラリー・ロンドン ロンドンの美術館その1

ロンドン美術館めぐり追加記事です。今回はナショナルギャラリー、ロンドン編。しばらく、お付き合いくだされば幸いです。

ナショナルギャラリーでは、展示作品を大きく以下の4つに区分し、それらが全部同一階!にある65もの部屋で展示されている。1フロアでこれだけ展示するって、いかに1階あたりの延床面積が広いか想像できるかと思います。実際の広さ以上に広く感じたのは私だけでしょうか。

①13~15世紀の絵画 
ドッチョ、ウッチェロ、ファン・エイク、リッピ、マンティーニャ、ボッティチェリ、デューラー、メムリンク、ベリーニらの作品
②16世紀の絵画
レオナルド・ダビンチ、クラナッハ、ミケランジェロ、ラファエロ、ホルバイン、ブリューゲル、ブロンズィーノ、ティツィアーノ、ベロネーゼらの作品
③17世紀の絵画
カラヴァッジョ、ルーベンス、ニコラ・ブッサン、バン・ダイク、ベラスケス、クロード・ロラン、レンブラント、
フェルメールらの作品
④18世紀~20世紀の絵画
カナレット、ゴヤ、ターナー、コンスタブル、アングル、ドガ、ゴッホ、スーラらの作品

どの部屋を観たのか分からなくなるので、入口で館内地図をもらい、ひとつひとつ部屋番号をチェックしていかないと、必ず見忘れが出ること間違いありません。

この膨大なコレクションの中から選ばれた約25作品について、日本語音声ガイドで解説が聞けますが、この解説がやたら長い。もう少し短くまとめられると良いのですがど、英語直訳の日本語なので、日本語として聞きづらいのも問題です。
余談ですが、音声ガイドはクイーズコレクションで無料で貸出があり(こちらは英語だけ)、英語なので意味はほとんど不明でしたが、音楽付きでこっちの方が私には好感持てました。

さて唐突ですが、今回観た作品群の中で印象深かった作品を敢えて10点絞り込んでみました。
印象に残ったというだけで、好きとはまた別もの。あくまで、一個人の感想ですので、ご了承いただければと存じます。

・ヤン・ファン・エイク 「アルノフィニ夫妻の像」 
arunofini

同じくエイクの「赤いターバンの男」も捨てがたい。この作品のディテールの細かさ、当時の他の作品と圧倒的に違うし、当時のアヴァンギャルドだったのか。

・ダビンチ 「聖母子と聖アンナと洗礼者聖ヨハネ」
annna

ダビンチの素描というのは美しいです。あ、失言!素描も美しいですね。これは単純にやられます。

・ラファエロ 「ピンクの聖母」 
rafaero

ラファエロは「アレクサンドリアの聖カタリナ」の方が著名かもしれず、もちろんこちらも拝見したけれど、私はピンクの聖母がとても気に入った。小品なのだが、聖母の優しげな表情と色合いにKOされた。

・ブロンズィーノ 「ヴィーナスとキューピッドのいるアレゴリー」(愛の寓意)
愛の寓意

ぱっと見てとにかく目にまぶしい作品。ウルトラマリンブルーの色もそうだが、描かれている内容もよくよく見ると不思議で寓意的。

・アクセリ・ガレン=カレラ 「ケイテレ湖」 1905年
ケイテレ湖

フィンランドの画家の作品。北欧の作家というのは、独特な表現をする。湖に走った波?の描き方が特有。普通はこの作品をベスト10に入れないと思うけど、あくまで個人の嗜好なので。

・レンブラント 「アンナと盲目のトビト」 1630年頃
レンブラント作品は相当数あったけれど、私はこれが一番気に入った。レンブラント24歳の作品。既に天才性を感じる。

・ニコラス・マース 「眠るメイドとその女主人」 1655年
女主人の「ほら、ごらん」と言った仕草がどうにも印象的で何度も見てしまう。マースは風俗画家でレンブラント工房にいたというが、レンブラントよりフェルメール風の風俗画である

・モロー 「聖ジョージとドラゴン」 1989~1990年
モローのこんなに大きな作品を観たのが初めてだったのでついつい。日本で観るのはいつも小さな作品ばかりだったので、てっきり小さな絵しか描かないかと思ってしまった。
大きくなると、さすがに迫力が違う。

・スーラ 「アニエールの水浴」
sura

絵画史上でも重要な作品。しかし、こんなにも大きいとは・・・。
モローもそうだけれど、日本にある作品はどうして皆小さいのか。コートルードで観たスーラも大きな作品があったし、今回の旅でもっとも印象が変わったのはスーラだ。

・ホルバイン 「大使たち」
horubain
好きではないけど、この作品がやたらと目に入って来て、最後1枚に選出。背景の緑色のカーテンと2人の人物、そして真ん中にあるゆがんだ頭蓋骨とあらゆる全てが目立つ要素になっている。

上記10点以外にもフィリッポリッピ「受胎告知」、アングルの「坐るモワテシエ夫人」、ベラスケスの「ビーナスの化粧」、デューラー、フェルメール2点など名品多数であることは言うまでもなし。
格別に有名で今回展示されていなかった作品はダビンチの「岩窟の聖母」、カラヴァッジョの「エマオの晩餐」、ゴヤの「ドーニャ・イザベル・デ・ボルセール」などだと思いますが、他にもあるかもしれません。

ところで、このナショナルギャラリーには数字の付いた展示室だけでなくA~Gまでのアルファベットの付された部屋があります。
B~Gは通常も拝観できますが、一番大きな展示室Aは毎週水曜午後2時~5時半しか開いていません。
そこで、再訪時は水曜午後を狙って展示室Aに。
中は収蔵庫のようになっていて、パネルが列をなし全部で32の壁面にこれまた隙間なくびっしりと絵画がおさまっていた。その数たるや、う~ん500枚近く?
大半が、有名作家の後継者やその工房作品なのだが中に有名作家作品も混在しているので、そのお宝を見つけるのが楽しい。

コローなどは本人の作品がおよそ15点以上あって、小品だけどここでほこりをかぶっているなら、日本においでよと言いたかったです。
興味のある方はぜひ水曜午後にどうぞ。展示室Aは分かりづらく、ルーム15からしかたどり着けないので、迷ったら係の方に聞くのが鉄則です。

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Tak様

1日どころか2時間半だけ。
全分野にわたって、分野ごとに壁分けされていました。
お客さんは私とあと2人程で貸切状態。
係の方の方が多かったです。

No title

こんばんは。

展示室A見たい!!
たった一日だけとは。
もったいない。

はろるど様

ロンドンは2月中旬狙い目です。
もし、行かれることがあればぜひここにご紹介した
roomAに行かれてみてください。
コローは人物画までほこりかぶってて、ミレーや
ルノワール、ロートレックも寝てました。
でも、これらは全部2軍選手たちなんです。もったいない。

No title

こんばんは。日本なら一点でも特別展が成り立つような名画の数々ですね。恐るべしナショナルギャラリーです。

>アクセリ・ガレン=カレラ 「ケイテレ湖」 1905年

透明感が素敵ですね。こういう作家も日本で紹介していただければと…。

以前にロンドンへ旅した時はまだ美術に興味がなく、
普通に観光と何故かクラシックCD店巡りなどをしていたことを覚えています。今度はきっと!

続編期待しております。宜しくお願いします!
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