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樋口佳絵 「エンシンリョク」 西村画廊

日本橋の西村画廊で開催中の樋口佳絵「エンシンリョク」に行って来た。
2年ぶりの個展となるそうだが、実際に作品に接するのは今回が初めて。
以前画廊から個展の案内状が届いて、気には留めていたけれど当時名古屋に住む身としては、そうやすやすと日本橋にあるギャラリーに足を運べないのであった。

さて、作品はごく小さいものから、割と大きめのものまでバラエティに富んでいる。
実際に見ると、思った以上に手の込んだ作品であるように感じた。

第1の特徴は白い背景色とその質感ではないだろうか。
とにかく一番アンテナにピンと来た色が背景に使われている、白色だった。
白磁の質感に似ている。
逆に白以外の背景色は、その質感が上手くあらわれていないように思え、魅力を感じなかった。

第2の特徴としては人物のとらえ方。
これは形態的なものをさしている。手や足の先端が顔に比べると極端に細く、小さくデフォルメされている。
顔のパーツも目・鼻・口、見た瞬間樋口作品だと分かるオリジナリティがある。

私の好きな作品は、「ちょうどよい浮力」2008年。画像は下記画廊HPご参照ください。
http://www.nishimura-gallery.com/exhibition/2009/higuchi09.html
ユーモラスな感じもあり、ちょっと不気味でもあり。

この方の作品は、絵本や本の挿絵に向いている気がする。

人物以外でいちごを描いた作品もあったが、人物画で見せた特徴が静物画では消えておりインパクトは薄かった。こちらは樋口作品の良さを表現させるまで、もう少し時間がかかるかもしれない。

*2月28日(土)まで開催中。

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「樋口佳絵 - エンシンリョク - 」 西村画廊

西村画廊(中央区日本橋2-10-8 日本橋日光ビル3階) 「樋口佳絵 - エンシンリョク - 」 2/3-2/28 乳白色に染みた虚空を子どもが駆け巡ります。2年ぶりとなる新作絵画展です。西村画廊での「樋口佳絵 - エンシンリョク - 」へ行ってきました。 樋口の描く少年少女たち

樋口佳絵 エンシンリョク(西村画廊)

おそよ二年ぶりとなる樋口佳絵の個展に行ってきました。 前回の展示でその独特な作風にすっかり魅了されてしまったからには行かないわけにはいきません。 やはり、今回もあのトーンは健在でした。 肌色であるべき上に塗られたグレーが妙にマッチする。 なんでしょうね...

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あおひー様

あおひーさんが、記事にされているのを拝見し
駆け込みで見て来ました。
何年か前に案内状を貰った時に、インパクト強いな~と
思っていました。
ちょっと絵本作家さんのような作風にも思えました。

No title

こんばんわ。
樋口さんの絵は強烈なので、印刷に鳴ってもイメージの劣化が少ないですよね。
わたしも前回の個展の前に画像だけでこれは絶対にいいだろうと判断して見にいった記憶があります。

はろるど様

こんばんは。
昨日、土門拳とまとめて見て来ました。
やはり、絵肌は直に見ないと分かりませんね。
しかも今回のようにそれが作品の良さになっている場合は尚更です。

> 追っかけたい作家さんだなと思います。
⇒ はろるどさんの追っかけが入ったら百人力ですね。

No title

こんばんは。画廊巡り始動ですね。樋口さんは先日私も見てきました。

>第1の特徴は白い背景色とその質感

同感です。テンペラなどを使っての凝った質感表現がまず面白いなと思いました。率直なところ、彼女の描く子どもはかなり怖い(というか苦手)のですが、あの色の妙味はとても個性的ですよね。

>樋口作品の良さを表現させるまで、もう少し時間がかかる

追っかけたい作家さんだなと思います。
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