スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「「彫刻//新時代 Vol.3 土屋仁応展」 日本橋高島屋 美術画廊X

上村 松園・松篁・淳之 三代展」を観た後、6階の美術画廊Xの「土屋仁応展」を観に行った。
「シリーズ彫刻/新時代VOL.3」ということで、目下現代アートではもっとも彫刻に関心のある私にうってつけの内容。

まずはプロフィール。
1977   神奈川県横須賀市出身
2001   東京藝術大学美術学部彫刻科卒業 
      卒業制作 サロン・ド・プランタン賞
      図書館情報大学(現在、筑波大学に統合)による買い上げ
2003   東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻
      保存修復彫刻研究分野修士課程修了
      修了制作 サロン・ド・プランタン賞
2007   東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻
      保存修復彫刻研究分野博士課程修了

展覧会は、2005年の成山画廊での個展を皮切りに、昨年は企画展 「ANIMAL FANTASY イヌイト・アート&動物たち」北海道立近代美術館にも出展している。

今回私がもっとも気になったのは、蓮の花の彫刻作品。
須田悦弘さんの植物彫刻を思わせるような花弁の薄さ、曲線が見事。

土屋作品の場合はその材質にもっとも注目すべきだろう。
大きな作品では樟を、小さめの物には桧と使い分けをしている。2つの材に対する使い分けの理由も書かれてあったのに、失念してしまった。
この蓮の花も近寄って、鼻を近づけると桧の仄かな香が心地よい。
また、彫刻自体の木肌も実に滑らかで、これは大きな作品になるほど顕著になっている。
思わず彫刻であることを忘れて、頬をスリスリしたくなる程スベスベで柔らかな感じを受けた。

もうひとつの特徴は作品の色合い。
蛇や魚の彫刻は好みではなかったが、兎や小山羊などは彼特有の白っぽい色が効果的だった。
あの色目は終始一貫したものなのだろうか?
この白色の効果か作品が神秘的に見える。
花の場合は、白からもう少し進んで若干赤みがかっていて、動物たちとの取り合わせもマッチしていた。

私が会場を訪れた際、ご本人がいらっしゃったのだけれど、別のお客さんと長くお話をされていたので、結局直接お話しできなかったのは残念。

これから、どんな作品を作られるのだろう。要注目作家です。

*3月23日まで開催中。

コメントの投稿

非公開コメント

lysander様

瞳に色石を使用されるというのも土屋さんの特徴ですね。
三沢厚彦氏の動物彫刻とは対極的な滑らか仕様。
どちらも、それぞれ個性的で欲しくなります。危険。

No title

こんばんは
こちらでこの展覧会を知ってあわてて行ってきました。
あの作品の瞳は小さいけれどもとても惹き込まれますよね...
とても蠱惑的です...
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。