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「第12回岡本太郎現代美術賞展」 川崎市岡本太郎美術館 はじめての美術館24

taro

会期ぎりぎり最終日の今日、川崎市岡本太郎美術館の「第12回岡本太郎現代芸術賞展」に行って来ました。
川崎市岡本太郎美術館は以前から行ってみたいなと思いつつ、小田急線が苦手でかつ、最寄駅から徒歩17分にひるんで、さしもの私もなかなか一歩を踏み出せませんでした。
しかし、「現代芸術賞展入選作品をこの目で確かめたい!」の一念でついに決行。

向ケ丘遊園駅を出て、府中街道方面に向かってひたすら直進。生田緑地という広大な緑地公園まで徒歩10分程度。今日はお天気も良く、穏やかな日和だったので散歩にはもってこい。緑地内の桜も見事に花を咲かせていました。
岡本太郎美術館は緑地内の奥の方にあります。

チケットを買って、展示室内に進むと、赤い壁に覆われたトンネルがあり、そこを抜けると常設展の1コーナーへ。
企画展目当てで行ったのですが、ここの常設展には驚きました。太郎ファンにはたまりませんし、私のような太郎初心者にも非常に分かりやすく彼の画業を紹介しています。
かの有名な「傷ましき腕」は、背筋がぞくぞくするような緊張感がありました。
私は岡本太郎の絵画より彫刻のような立体作品の方が好きです。広い展示室には、大きな立体作品がいくつもあり、太郎の母、岡本かの子に捧げた文学碑「誇り」はイメージにぴたり。
岡本太郎は、母から性格も顔も才能まで受け継いだのだと今回初めて学びました。

先を急ぎます。
企画展示室では、「岡本太郎現代芸術賞展」入選作家による全21作品が紹介されています。
入賞者は美術館HPをご覧いただくとして、好印象だった作品のみ以下記載します。

・森 靖 「絶対領域-竜」 (入選)
この人の木彫は強烈な存在感を放っていて、入選よりもっと上の賞でも良かったのではないかと思います。同じく彫刻作品で特別賞を受賞していた花岡伸宏よりも作品自体は完成されているようにも感じましたが、正当すぎて、逆に評価を得られなかったのかもしれません。
この方の作品最近、とあるギャラリーで写真を見せていただいたような気がします。確かめてみよう。

・タムラサトル 「50の白熱灯のための接点」(特別賞)
柏のTSCA個展で、同作品が出展されていたそうですが、私は初見。接点部分を振子の重りとし、そこから火花を散らす豪快な作品。さらに、それに連動して壁にある50個の白熱灯が点灯します。
アートって何でもありだな感高まります。

・花岡伸宏 「ずれ落ちた背中は飯に突き刺さる」(特別賞)
作品タイトルがそのまんま彼の立体作品を表現しています。この大胆な発想には驚きを禁じ得ません。
なぜ、背中から落ちた背負われた子ども2人がご飯茶わんの中に突き刺さるのか、そういう疑問を真剣に考えてはいけないのでしょうか。

・山上渡 「ウシロノショウメン」(特別賞)
こちらもインパクトがありました。壁にど~んと巨大な黒っぽい円と白い同心円が重なっています。白い円の中に描かれた模様が細かい。遠くで見て良し、近くで見ても良い作品。

・佐藤雅晴 「アバター11」(特別賞)
今回、森、タムラと並んで特に良かったアーティスト。
個人的には苦手なアニメ調の作品だが、「振り返る」をテーマに11人の肖像が、繰り返し様々な場面で振り返る行為を行っています。観客は、自分が見ている肖像が振り返るたびに、目が合い、距離感が近くなり、また逆の方に目をそらされると、距離が遠くなるという、疑似体験をするのです。
肖像のアニメ自体、とても美しい出来具合。

たまたま本展を見た後、秋葉原の「101TOKYO Contemporary Art Fair」へ行ったら、5月9日(土)より佐藤雅晴の個展が初めて日本で開催されることを知りました。場所は先日麻生知子の個展で行った根津の「GALLERY Jin」。101では佐藤の別作品が2点あり、絵画風の作品がやはり良かったです。5月の個展が楽しみ。

この他、本を使った作品の飯田竜太、蛍光灯の巨大インスタレーションを作り上げていた井口雄介、発泡スチロールには見えなかった雪山(氷山?)を作った小田原のどか、成長著しい淀川テクニック、壁から落下する蔦を描いた「ツタフ」の笹倉洋平が良かったです。

平面、立体を問わず新しい表現の可能性を追求した若手作家の作品21点を見られる機会は貴重だと思いました。

*本展は今日4/5(日)に終了していますので、ご注意ください。
川崎市岡本太郎美術館
開館時間 : 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 月曜日(月曜が祝日の場合は除く)
   祝日の翌日(祝日の翌日が土日にあたる場合を除く)

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ogawama様

行って来ましたよ~。
ogawama様もご予定されているのだったら、ご一緒したかったです。
2人で歩けば、徒歩も気にならなかったかも。
タムラさんのは、火花バチバチの電気アート。
大がかりですが、まとまっていて洗練されてました。

行きそびれました

行かれたのですね!
私は去年これに行っていて、今日もタムラサトルさん目当てで駆け込むつもりだったのですが、駅からの遠さを思い出してさぼってしまいました。
TSCAに出展されていた作品なら、見ていると思うのですが。
でも、また見たかった~。
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