スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「月岡芳年展 描く」 専修大学図書館本館 研修室

本日は、浮世絵の日と勝手に決めた。
皮切りに、「弐代目・青い日記帳」のTakさんがブログで紹介されてから、とらさんogawamaさんなど著名なアートブロガーの方々が生田の専修大学入りをされている。
遅ればせながら、私も行って来ました。

今年は月岡芳年(大蘇芳年)が誕生してから170年の節目。本展は、専修大学創立130周年を記念して同校文学部教授、学生さんによる企画展。
「雪月花」「風俗三十二相」「新形三十六怪撰」、「月百姿」」などの代表作を中心に約80点で芳年の作品を展観します。

会場は専修大学生田校舎9号館3階にある図書館本館の研修室。
展覧会HPで構内の地図を確認したら、9号館前まで行くバスを除いては、どのバス停からも距離があるなと覚悟していたけれど、行ってみたらすんなり到着できて、思ったより近かった。
さほど広くない研修室に80点も作品が展示されているようには思えなかったが、初見の作品が結構あって、意外に充実。前評判通りの内容でした。

チラシには後期の代表作を中心にと記載してあったけれど、この展覧会では芳年の初期から晩年までに発表した様々な作品シリーズを、相当数網羅してあったことが私には一番嬉しかった。
「月百姿」や「新撰東錦絵」「風俗三十二相」などはわりと馴染みがあるけれど、初めて知ったシリーズもの、たとえば「英名二十八衆句」「大日本名将鑑」「機嫌競」などなど、特に初期の作品が新鮮であった。
展示順は年代ごとではなく、シリーズ単位で各シリーズ2~3枚、多い物で9枚「見立多以尽」などバランスが良い。

全部を見終わる頃には、芳年が「月百姿」を描くまでの画業を振り返ることができた。

やはり、初期の作品は師匠であった歌川国芳の影響が特に色濃く出ていたし、以前から思っていたけれど、兄弟弟子の河鍋暁斎の作品と着物の線の描き方がとても似ている。

個人的には「月百姿」も含め、どうしても円熟されてきた後期の作品「雪月花」が好みだけれど、初期の作品でも「通俗西遊記」シリーズ「混世魔王」や「和漢百物語」の「清姫」なども良かった。

芳年は美人絵より武者絵がかっこいい。本当に毎度のことながら彼の描く武者には惚れ惚れする。

「大日本名将鑑」は、神武天皇以外の作品もページをめくりたくなってしまう。
しかも、あの場所だとめくりたい誘惑に余計駆られてしまった私です。

この後、豊洲のUKIYO-e TOKYOで開催中の「月岡芳年名品展」に続きます。

*本展は日曜は休館。来週の金曜24日で終了します。

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

月岡芳年展 描く @専修大学図書館本館 研修室

 Takさんの記事を見て行って来た。昨日、豊洲の UKIYO-e TOKYO で、「月岡芳年名品展ー新撰東錦絵と竪二枚続」を見たばかりだから、連日の芳年展。今年は芳年生誕170年目の節目ということなのだろうか、あちこちで展覧会がある。5月・6月には原宿の太田記念美術

コメントの投稿

非公開コメント

ogawama様

豊洲は、凄いです。
竪2枚ものは必見の名作ぞろい。
同じ画題でも専大の作品より状態が良いです。

惚れ惚れ~

私も武者絵・役者絵に惚れ惚れします。
「月百姿」までの変遷をたどれた、貴重な展覧会でした。
豊洲は今日(寝坊して)行きそびれたのですが、絶対行きます!

Tak様

こんばんは。
素敵な企画展のご紹介ありがとうございました。
全くノーチェックだったので、助かりました。
一番の収穫は、やはり初期の作品です。
洗練される前の作品はなかなか展示がないので
貴重な機会でした。

No title

こんばんは。

生田まで足運ばせてしまったようで。。。

確かに師の影響色濃く反映されていますよね。
それと血みどろ系よりも役者絵の恰好良さに
男ながらも惚れぼれ。いい企画展でした。
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。