スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「芸大コレクション展 春の名品選(前期)」 東京藝術大学美術館

昨日アップした「尼門跡寺院の世界」と同じ会場の地下2階展示室で「芸大コレクション展」を見ました。
こちらと尼門跡を両方ご覧になられる方がほとんどだと思いますが、2つを続けて拝見すると相当に疲労します。私はぶっ通しで見て、へろへろになりました。

さて、芸大コレクション。名品選というタイトルは伊達についてる訳じゃない。

展示はジャンルごとに
1.古美術
2.日本画(近代)
3.西洋画
4.彫刻
5.特集陳列②平櫛田中コレクションより-昭和初期の彫刻を中心に
6.特集陳列①工芸下図の世界 ⇒ これかなりマニアックです。好きな方ははまる。

以下印象に残った作品。
・「小野雪見御幸絵巻」 鎌倉時代 重要文化財
「こんな絵巻あったんですか」的な驚き。面白そうなお話だということが絵で、私の好きな画風、からも分かる。
会期中、5月12日、6月2日に場面替えがあるそうなので、後期も必ず出かけたい。

・「鳳凰図屏風」 狩野常信 江戸時代 *前期のみ展示
沢山の鳳凰が思い思いの姿をしている。ちょっと珍しい、大らかな感じの屏風絵。大作です。

・「寡婦と孤児」 菱田春草 1895年 *前期のみ展示
これが見たかった。春草の大画面。書きかけみたいに見える背景に子供を抱いた母のうつろな目が際立っている。

・「草紙洗小町」 上村松園 1937年
絵を見た時、なぜ肝心の草紙に文字が描かれていないのか疑問で、きっと理由があるに違いないと思い早速帰って調べてみた。タイトルの「草紙洗小町」は能の演目のひとつで、小町が水で草紙を洗ったあとの情景が描かれていたのだと知った。詳細はWikipediaをご覧ください。

・「靴屋の親爺」 原田直次郎 1886年 重要文化財
やっと見たかった1枚に出会えた。いろんな所で印刷されているのは見たけれど、多分本物は初めて。力のこもった作品。とても江戸時代から20年もたたない頃の作品とは思えない。

・「ムードンの夕暮」 岡田三郎助 1899年
紫色の夕暮の空と宵闇が、とても心に残った。

・「或日の少女」 橋本平八 1934年
冒頭入口に展示されている木彫。彫り後を残す技法。祈りを捧げる少女の姿が女神像にも見える。

・「ミスターボース」 藤川勇造 1932年
これはあの新宿中村屋と縁の深かったラス・ビハリ・ボースではあるまいか。きっとそうに違いない。
ちょうど大河小説「安曇野」全巻を漸く読み終わる所で、タイムリーだった。

・「喫煙具」 土屋安親 江戸時代
江戸期の工芸品。茄子はたばこ入れなのか?ものすごい技術で煙草盆まで技が凝らされていた。

後期には、池大雅の「富士十二景図」(3幅)や菱田春草の「水鏡」が出て来ます。

*前期展示は5月17日まで。後期は5月19日~6月14日まで。
前後期で一部の作品の入替があります。

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。