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「妙心寺」展 後期 京都国立博物館

kyoto

「妙心寺展」の後期を京都国立博物館で見て来ました。
前期は、東博で鑑賞済みでもちろん後期も東博で見ることは可能だったのに、そうしなかったのは、京都展だけに展示される作品を見たかったから。

今回の目的は2点。
・山水人物図襖 隣華院方丈障壁画のうち 長谷川等伯筆
touhaku

・達磨像 白隠慧鶴筆 万寿寺
daruma

前者は、硬質な岩の表現が気になるけど、左端の松の表現に等伯らしさが出ている。いよいよ来年は等伯展。楽しみ。今回は20面のうち4面が出展されていたけど、20面が並んだ様子はさぞかし壮観だろうなと思う。

達磨像は、思ったほど大きくなかった。もっともっと大きな作品を想像していたので、「あれ?」という感じ。でも、白隠と言えば有名な「達磨像」。しっかり目におさめる。

展覧会の構成は以下。東博展でのログに書いていなかったので、今回書きます。
第1章 臨済禅-応燈関の法脈-
第2章 妙心寺の開創-花園法皇の帰依-
第3章 妙心寺の中興-歴代と外護者-
第4章 禅の空間Ⅰ-唐絵と中世水墨画-
第5章 遠諱の風景-荘厳と儀礼-
第6章 妙心寺と大檀越-繁栄の礎-
第7章 近世の禅風-白隠登場-
第8章 禅の空間Ⅱ-近世障屏画のかがやき-

東博展での展示と比較すると、流れは京都の方がすんなり自分の中に入って来た気がする。
関心は東博もそうだったけれど、第4章、第7章、第8章。
前期で見ていない後期で印象に残った作品は以下。

・「瓢鮎図」 大岳周崇等31名賛 如拙筆 国宝 室町時代
う~ん、これが国宝ですか・・・。鯰と瓢箪がちょろっと描いてあるだけ。上部は賛で埋め尽くされている。むしろ、大岳周崇含め31人の賛に価値があっての国宝指定か。

・「琴棋書画図」 霊雲院方丈障壁画のうち 伝狩野元信筆 室町時代 重文
こちらも、京都展のみの出品。

・「四季花鳥図」 霊雲院方丈障壁画のうち 狩野元信筆 重文
前期後期と4幅ずつの展示。前期は東博で見たはずなのに、あまり覚えていない。

・「鳥花山水図」 陳箴筆 明時代
京都展のみ出品作。明時代の中国絵画らしく大画面である。前期は2点同じく明時代の中国絵画が出ていたようで、こちらも見たかった。

・「法具変妖之図」 白隠慧鶴筆 金臺寺
これは面白い絵巻。法具を妖怪に見立てたストーリー。キャラがかわいい。白隠はユーモアセンスのあった人だったのだろうか?ちょっと人となりが気になる。

・「寿老・梅山鵲・竹鳩図」 狩野山雪筆 麟祥院
京都展のみ作品2つが最後を飾る。老梅図襖(メトロポリタン美術館)と並んで山雪の3幅対が出ていた。梅の表現は、老梅図での梅に通じる所がある。竹や梅の先端は筆先の割れを気にせず、あえて震わせている。

・「福寿草に双鶴図」 森狙仙筆 麟祥院
これには驚いた。徹底した細部描写には感心する。羽毛のけ1本、1本を描き、福寿草もとても美しい。

老梅図襖にお別れを告げて、京博を後にした。この日は大雨で、お客さんもやや少なめ。ゆっくり鑑賞することができました。

*5月10日まで開催中。

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