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「相国寺 金閣銀閣名宝展」 相国寺 承天閣美術館 

kinkaku

今回の京都・大阪行きで大当りだったのが、こちらの承天閣美術館開催の「金閣 銀閣 名宝展」でした。

この展覧会は昨年パリのプチパレ美術館で開催され4万人もの観客を集め大好評を博したもの。その凱旋帰国展覧会です。

第一展示室では、久々に伊藤若冲の「釈迦三尊像」-「釈迦如来像」「文殊菩薩像」「普賢菩薩像」の三幅対がどっしり腰を据えてました。
お馴染みのお茶のお道具では、千利休の竹茶杓やら、同じく利休の書、無学祖元墨蹟(国宝)など墨蹟と工芸品が中心になっています。

ここで、驚いていてはいけません。
第二展示室がすごかった。
入口入って右側のガラスケースには若冲作品オンパレード。
・「龍図」
・「昇鯉図」
・「芦花翡翠図」
円山応挙の「牡丹孔雀図」(重文)を置いて
・「竹虎図」
次に雪舟の仏画水墨「毘沙門天図」(重文)
・「玉熨斗図」
以上5点がズラリ。もちろん、お馴染みの葡萄障壁画や芭蕉図もあり。

なんて、ぜいたくな空間だと思いきやこれだけではなかった。
東山御物である
・「松下眺望山水図」 夏珪筆
をはじめとして
・「豊干寒山拾得図」 牧谿筆
・「洞窟達磨図」 無象静照賛 (重文)
・「鳴鶴図」 文正筆 (重文)
・「白衣観音像」 吉山明兆筆 (重文)
など宋、明絵画をはじめとして、室町絵画で良い物が出ていました。

しかし、何と言っても今回最大の目玉は
・「大瀑布図」 円山応挙筆
taki

この1枚は以前からず~~~っと観たいと思っていました。今回出展されているのを知らずに行ったのですが、目の前にどんと現れた時は、あまりの大きさに「これはあの応挙の大瀑布図では・・・」と俄かに信じがたい思いでした。
L字形に風にあおられまがっている滝は、池に流れ込みそうです。元々発注者の祐常が応挙に「自身の庭に滝がないので描いて欲しい」と依頼したことから生まれた作品という逸話が残っています。
実際、庭の池の上にかけたのではないかと思われる、木でこすれた跡が絵の下部に見られるとか。
縦4.2m、横2mの大画面は、まさに大瀑布の名にふさわしい。

そして、もうひとつ見たかった作品が展示されていました。
・「十牛図」 周文筆
第一展示室と第二展示室までの渡り廊下に複製が紹介されている十牛図。本物は初めてお目にかかりました。周文の作品は他にも2点出ています。

珍しい所では、「縄衣文殊図」狩野元信筆。
縄を着物状にくるくると巻いた文殊菩薩の絵で、これまで見たことのない珍しい仏画でした。

第二展示室でも工芸品が絵画と共に展示されています。
こちらでは、野々村仁清「色絵葉虫香合」など仁清作品が目立っていました。

最後に、池大雅「渓亭春興・秋山行楽図屏風」を眺めつつ、大満足で展示室を後にしました。

*平成21年9月6日まで開催予定ですが、予告なく展示替えを行うことがあるそうなので、ご了承ください。

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相国寺・金閣・銀閣名宝展ー京都における禅と美術-

連休中、新幹線のチケットが取れたので大阪に行っていた。もちろん(?)アート巡りが...

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とら様

応挙の大瀑布図は、今回天井の一番高い所から吊り下げられて
ぎりぎり床でおさまってました。
すごい絵でした。
明兆の「百衣観音図」はそんなに有名な作品でしたか。
確かにとても優美で状態も良かったです。
もう1ど行きたくなりました。

No title

こんにちは。
円山応挙の《大瀑布図》・・・2006年に奈良県立美術館の「応挙と芦雪」展でみて、たまげました。大きくて下の4分の一は床に敷かれていました。
有名な明兆の重文《白衣観音像》はそこにあるのですね。同じ画家の同名の画が東博に出ていますが、そちらのものとは比較になりません。
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