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「畠山記念館名品展 -季節の書画と茶道具-」 畠山記念館

hatake

本年度からぐるっとパスに畠山記念館の入館無料券がセットされた。
最近、畠山記念館がお気に入りの美術館のひとつになっている私としてはとても嬉しい。

今回の45周年記念の春季展に遅ればせながら行って来たが、やはり良い。
畠山記念館では濃茶、薄茶、懐石と茶の湯のお道具が一通りまるで、自身が茶会席に招かれているかのごとく作品を味わえるところが好き。

ちょっとおままごとを思い出す。
今日のお道具は、このお茶碗に、棗はこれで茶杓とお釜は・・・などと数ある中から選んでお客様をおもてなしする。
私などは茶席より、「季節やお客様に合わせてお道具を選ぶ」ことがまず一番楽しいのではないかと思う。畠山翁のように名品を沢山お持ちなら尚のこと。
この記念館の学芸員さんはさぞかし楽しいだろうなぁなどと羨ましくなってしまう。

こちらとしては選ばれたお道具や掛軸などをひたすら拝見するのみ。
畠山記念館では、実際に掛軸を目の前にしてお抹茶(400円)をいただくこともできる、疑似茶席体験もなかなか楽しいので、ぜひ。

今回は又、ウキウキするようなお道具の数々が並んでいた。
特に注目は尾形乾山の焼き物。
・「色絵福寿文手鉢」
・「色絵藤透鉢」
・「色絵絵替り土器皿」
この3点に完全にKOされた。殊に最後の土器皿5客を見た時、参りましたと思わず頭を垂れそうになる。それほどまでに愛らしいお皿たちで、とりわけ「菊」「八重葎」などはもう垂涎もの。

同じく琳派の作家では兄の光琳作の茶杓と共筒「銘 寿」が。
光琳の茶杓と茶筒とはまた珍しい。他に「八橋図・秋草図団扇」も良かった。

茶道具では
・「砂張建水」 明時代
・「青磁夜学蓋置」 明時代
・「藤扇面散蒔絵棗」 江戸時代17世紀
・「芦屋梅花文筒釜」 室町時代
最後の梅の釜はとても愛らしい。蓋のつまみは梅のつぼみ?がかたどられていた。
藤は季節のお花で、この絵棗は江戸期のものとは思えないほどモダン。扇面には青海波も描かれ、下方には市松模様。こういうのに弱い。

懐石の器も凄かった。
・「絵唐津四方向付」
・「鉄四方銚子」
・「粉引-一文字盃」
・「瀬戸椿手丸形酒呑」
こんなお銚子と盃向付に盛られた酒の肴があったら、どんどんお酒が進みそう。
畠山記念館の器たちを見ていると、無性に美味しいものが食べたくなる。器を見ているだけで空想が弾む。
粉引はどちらかというと苦手なのに、これは薄手ではねるような一文字がアクセントになっている。

絵画も素晴らしかった。
・「春景山水図」 伝 岳翁蔵丘筆 横川景三賛 室町時代 重要文化財 注:5/14までの展示
この1枚が圧倒的。室町時代の淡彩水墨画の名品。
もう惚れ惚れする。青墨、木の描き方、近景、遠景と見ていて飽きない。
光琳や抱一の絵画も出ていたが、こればかりに見入る。

・「四季花木図屏風」 渡辺始興筆 江戸時代
ド派手。「春景山水図」の対局にあるようなあでやかさ。特に秋の左隻は胡粉てんこもりを見る。
5/16からは展示替えで雪村の「竹林七賢図屏風」が出る。また足を運ばねば!

*6月21日まで開催中。絵画作品、書などは展示替えがありますのでご注意ください。

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AKIO様

> 展示後半5/16からは、いよいよ国宝の「林檎花図」もお目見えになりますね。

⇒ 後半の「林檎花図」、楽しみです。
   何しろ宋代絵画に興味津々で。

jchz様

こんばんは。
次回は名画を見ながら一服頂戴しようと思います。
GW中は別棟の茶室を公開してお抹茶いただけたようですね。
一度そちらも拝見してみたいです。

畠山記念館の名品

展示後半5/16からは、いよいよ国宝の「林檎花図」もお目見えになりますね。
李迪筆の「紅白芙蓉図」と並ぶ宋代の名品であり、私も関西から出向く予定です。

No title

こんばんは。私も雪村の「竹林七賢図屏風」を見に、また後期も行きたいと思っています。展示室でいただくお抹茶、贅沢でいいですよ。
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