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「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 恵みの居場所をつくる」 パナソニック電工汐留ミュージアム

pana

「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 恵みの居場所をつくる」展を汐留ミュージアムで見て来ました。

ウィリアム・メレル・ヴォーリズの名は山の上ホテルの設計者として、以前から知っていました。東京へ着任した際、記念に宿泊したのがこの山の上ホテル。
ヴォーリズの設計、かつ文豪に愛されたホテルとして著名であったため、予約しました。

そんなこんなでヴォーリズの存在は知っていたもののまさか設計者としては全く素人だったとは!
この展覧会を見て初めて知って驚きました。
建築家を夢見て、建築を大学で専攻かと思いきや、夢見た後、MITの入学許可を得ていたにも関わらず一般教養を身につけるためコロラド大学に進み、その後キリスト教の海外伝道へと志を変化させます。
その結果、伝動先として日本の滋賀県に英語教師として派遣される。
そこから日本との縁が始まります。

しかし、生徒への宗教的影響力があまりに強いため、英語教師を解雇されヴォーリズの運命は変化。日本での布教活動を続ける中、支援者から京都YWCA会館建設工事で建築設計の依頼を受けます。技術的支援者と自らの建築設計を独学することで、彼は建築設計監督事務所を開設。
それが建築への足がかりになり、次々に彼の設計事務所が携わる建築物が日本国内に作られる始めました。

展覧会では、ヴォーリズの携わった建築の数々が写真パネルや設計図面、模型、映像などで紹介されています。
いつも感じるのですが、汐留ミュージアムの解説はとても分かりやすい。
建築素人でも読みやすいので、知らず知らず引きこまれて行きます。

さらに今回一番良かったのは「九尺二間」と称された軽井沢の旧ヴォーリズ山荘(浮田山荘)のウォークインの原寸大模型で紹介。
これは面白かった。
リアルにヴォーリズ建築のひとつを感じることができます。
「九尺二間」はヴォーリズ夫妻が暮らすのに必要な最小限の設備と空間を実現させたもの。
案外、これで十分暮らせそうだなと感じました。
狭くてもキッチンは使いやすそうだし、室内の動線もよく考えられています。

もうひとつ、ヴォーリズの建築で特徴的な幅広かつ段差のやや小さい階段の原寸モデルも、自分で登って降りて大感できます。

本展パンフレットがまたよくできていて、全国、琵琶湖畔、近江八幡市、東京、軽井沢のヴォーリズ建築が地図つきで紹介されていて、とても分かりやすい。
A4二つ折のカラーパンフはとても捨てられないので、永久保存決定。

今年の10/3~11/3まで「ヴォーリズ展 in 近江八幡」も開催されます。
久々に近江八幡で建築めぐりも楽しそうです。

*6/21まで開催中。

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ヴォーリズ 恵みの居場所を作る

昨年三月に滋賀近代美術館で見た「ヴォーリズ展」が汐留に巡回している。 ヴォーリズの設計した建物のうち、関西にあるものはほぼ見て回った...

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遊行七恵さま

こんばんは。
ぜひ大丸ティールームでお茶!実現させましょう。
あ~楽しみ。

今朝のNHK「日曜美術館」でこの展覧会が特集で紹介されていました。
内容を見ると更に理解が深まって、あの小学校の階段手すりの
ウサギとカメ、愛らしすぎです。
滋賀県の展覧会も行ってしまいそう。

山の上ホテルは古き良き時代、ヴォーリズらしさを感じました。
やはり階段とかエアコンの目隠しとか良いです。

No title

こんにちは
やっと書き上げましたが、本当にヴォーリズは素晴らしいです。
改めて彼の建てた空間の心地よさを実感します。

>東京へ着任した際、記念に宿泊したのがこの山の上ホテル。
うううらやましい~~~っ!
何故かいつもタイミングがよくないわたしです(涙)。
ここと横浜のニューグランドの旧館には無縁なままです。

ところで今度関西に来られることがあれば、ぜひとも大丸へご案内したいと思います。
中二階の「サロン・ド・テ・ヴォーリズ」でティータイムを楽しみましょう。
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