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「日本の美術館名品展」 東京都美術館

MEIHIN

久々に展覧会の感想。実は、展覧会に行きすぎて全く記事が追い付かないのが現状。ギャラリー訪問記事の方が短時間で書けるため、ここ最近仕事で帰りが遅い平日はどうしてもギャラリー記事に偏りがち。
前置きはここまで。

東京都美術館で開催中の「日本の美術館名品展」には前期・後期と各1回ずつ行っている。後期は本日行ったのだけれど、前期に出かけた時に比べて、明らかに観客が増えていた。6/30(火)~7/5(日)の会期最終週は開館時間を午後8時まで延長決定。もう1回行っておきたい方、まだ行ってない方、8時までなら仕事を早く切り上げれば間に合うかも。

本展については、既に大勢のブロガーの皆様がご紹介されているので、今更内容について語るのは憚られる。簡単に言えば、美連協25周年を記念して、加盟している公立美術館から名品の数々をお借りし一同に展示するというもの。

私は作品を見るというのももちろんだが、むしろその作品を所蔵している美術館はどこなのかということに非常に興味があった。
美術館めぐりを趣味と標榜しているからには、それなりに沢山の美術館に出かけていると思っていたが、まだまだ甘い!ということを今回の展覧会で痛感した。
作品リストでまだ一度も行ったことのない美術館は以下の通り。
郡山市立美術館2009年10月初訪、ふくやま美術館2013年12月初訪、福島県立美術館、宮崎県立美術館、新潟市立美術館2012年11月初訪、島根県立美術館2013年10月初訪、宮城県美術館2013年3月初訪、徳島県立近代美術館2009年8月初訪、香川県立ミュージアム2010年9月初訪、高知県立美術館2011年11月初訪、北海道立近代美術館、北九州市立美術館、広島県立美術館2013年2月、三重県立美術館2009年7月初訪、姫路市立美術館2010年2月現在、いわき市立美術館、札幌芸術の森美術館、鹿児島県霧島アートの森、鹿児島市立美術館、島根県立石見美術館2011年11月、千葉県立美術館、岩手県立美術館、新潟県立近代美術館2012年11月初訪・万代島美術館、浜松市美術館2012年10月初訪、芦屋市立美術博物館2009年8月初訪、岡山県立美術館2010年9月初訪、下関市立美術館、鳥取県立博物館、富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館、北海道立三岸好太郎美術館熊本県立美術館2011年5月初訪、神戸市立小磯記念美術館2009年8月初訪、大分市美術館、足利市立美術館2012年12月、広島市現代美術館2010年初訪、長崎県美術館2011年初訪、高崎市美術館、天童市美術館、秋田市立千秋美術館、山口県立美術館北海道立旭川美術館高松市美術館2010年9月初訪、倉敷市立美術館2013年7月初訪、福井県立美術館2009年7月初訪、奈良県立美術館2009年7月初訪、大分県立芸術会館、川崎市市民ミュージアム、秋田県立近代美術館、豊橋市美術博物館2009年7月初訪北海道立釧路芸術館、青森県立美術館、呉市立美術館、福井市美術館2009年7月初訪。

青字の美術館は地元名古屋近辺で、行っていないことを恥ずかしいと思った。
ここに、列挙したのはもちろん理由があって、これから未訪問の美術館を少しずつ訪れることを目標に決めた。美術鑑賞に目標設定するのはどうかと思うが、これも道楽のうち。
しかし、書きながら思ったけれど、北海道は広大なだけに美術館も多い(緑字)。北と南が最難関。
一番行ってみたいのは、郡山市立美術館、福島県立美術館、いわき市美術館の福島県勢。名古屋からは遠かったけれど、東京からなら日帰り圏内なので、夏あたり行ってみようと思っている。

ようやく、ここから出展作品について。
以下各部門別感想。
1.西洋絵画、彫刻
西洋絵画は過去に見た作品が多かった。よって、印象に残った作品は未見の作品が中心である。
・≪フローラ≫ エドワード・バーン・ジョーンズ 郡山市立美術館
ジョーンズの作品は日本でめったとお目にかからない。これがあるから、郡山に行きたいと思った。

・≪婦人像≫ セガンティーニ ふくやま美術館
セガンティーニは一度まとめて拝見してみたい。展覧会企画してくれないだろうか。

・≪ペガサスにのるミューズ≫ 群馬県立近代美術館
これは過去見たことがあると思う。破格のお値段で群馬が買い入れた、群馬の至宝ゆえ、光輝いていた。

・≪アンドレ・ボナール嬢の肖像、画家の妹≫ ぴえーる・ぼなーる 愛媛県美術館
ボナールの大作。この作品が展示されている一角が狭くて混雑しがちだったのが残念。ゆったりと鑑賞したい作品なのに。

・≪カーニバル・冬≫(習作) カンディンスキー 宮城県美術館
これは習作だが、この本作を見た記憶がある。カンディンスキーらしい1枚。

・≪三人の裸婦≫ ジュール・パスキン 北海道立近代美術館
パスキン好きなのでやはり気になる。

・≪オランダの娘≫ モイーズ・キスリング 北海道立近代美術館
同館にはエコパリ作家の作品が多数所蔵されている。パスキンコレクションだけでなくキスリングもあるとなれば、やはり1度は行ってみたい。

・≪アンフィトリテ≫ フランシス・ピカビア 広島県立美術館
本日再訪してじっくりと眺めた。だまし絵のような不思議な作品。ピカビアも日本ではまずお目にかかれない。

・≪パッラーディオのイタリア柱廊≫ サルバドール・ダリ 三重県立美術館
真っ先に行かねばならない美術館のひとつ。ダリの中でも名品だと思う。

・≪ダイヤモンド・ダスト・シューズ≫ アンディーウォーホル 金沢21世紀美術館
ウォーホルの単なるシルクスクリーン技法だけでなく、ガラスの埋め込みにより画面がキラキラと輝いて華やか。過去に見たウォーホルの中でも一番好き。

2.日本近・現代洋画、日本画、版画、彫刻
・≪宮城県庁門前図≫ 高橋由一 宮城県美術館

・≪裸婦≫ 山本芳翠 岐阜県美術館
岐阜にこんな芳翠の大作があったとは知らなかった。灯台もと暗し。

・≪女の顔≫(ボアの女) 萬鐵五郎 岩手県立美術館
これは日本画洋画のマイベスト3の1枚。すごく見たかった。萬の代表作のひとつ。この垢ぬけないけど、圧倒的な存在感がたまらない。

・≪自画像≫ 関根正二 福島県立美術館
関根ファンとしては1枚でも多く作品を観たい。夭折の画家であるため作品数が少ないので、1点でも貴重。これも関根らしい1枚。

・≪蝋燭≫ 高島野十郎 福岡県立美術館
これは1度見たことがあるかもしれない。小品なのに、とても惹きつけられる。蝋燭の催眠効果?

・≪着物の女≫ 小磯良平 神戸市立小磯記念美術館
この女性モデルはブロガーのpandaさんにとても似ている。絵を見る度にpandaさんを思い出す。

・≪蝸牛のいる田舎≫ 古賀春江 郡山市立美術館
またも郡山にある1枚。私の好きな作家の作品ばかり。これは古賀春江のクレー風の1枚。

・≪牛乳ワゴン≫ 野田英夫 福島県立美術館
・≪鳥に話す≫ 脇田和 高崎市美術館
・≪田園B≫ 瑛九 宮崎県立美術館
・≪ながれ-たそがれ≫ 瑛九 うらわ美術館
野田英夫、瑛九、脇田和、それぞれまとめて観たい作家達。脇田和は来年川越に脇田和展が巡回するので今から楽しみ。

・狩野芳崖 ≪懸崖山水図≫下関市立美術館 ≪柳下放牛図≫≪伏籠羅漢図≫福井県立美術館
芳崖の名品が沢山出ていた。本日拝見した≪柳下放牛図≫はとても好きな1枚。海なのか山なのか
見ようによってはどのようにも見える広大な背景に柳が1本。ディテールは芳崖らしく細かい。

・菱田春草 ≪鹿≫ 飯田市美術博物館
飯田に行った際、自慢の春草コレクションは企画展のため見ることができなかった。さすが地元良い作品が出ていた。

・竹内栖鳳 ≪散華≫ 京都市美術館
天女が空を舞っている。そよいでいるといった方が近い。

・下村観山 ≪馬郎婦観音像≫ 福井県立美術館
またも福井からの出展。ここは岩佐又兵衛も所蔵しているのではなかったか。日本画の良い作品を沢山所蔵していると知る。次回金沢訪問の帰りに立ち寄るつもり。

・小茂田青樹 ≪秋意≫ 川越市立美術館
ほんわかとした円い月とぶどうの絵。なぜか、どこかに狐が隠れているような気がした。
取り合わせが素敵だった。

・北野恒富 ≪現代美人之図≫ 足利市立美術館
ポスター原画だけに、インパクトが強い。他に鷺娘や宵宮の雨も出ていたがいずれも印象深かった。

・岩橋英遠 ≪彩雲≫ 北海道立釧路芸術館
釧路からはるばる運んでいただいた甲斐がある。洞爺湖で見た一瞬の風景、雲の様子を描いた1枚。名品に相応しい。

・橋本平八 ≪老子≫≪猫A≫ 三重県立美術館
橋本平八は先日東京藝大コレクション展でもっとも気になった彫刻家。平櫛田中は正統派中の正統だが、橋本の場合、正統でも遊びがあるのが良い。
この老子の表情がたまらない。

特に日本画で楽しませていただいた。
図録(付録付き2500円)は丸善6店舗(丸の内本店、日本橋店、津田沼店、舞浜イクスピアリ店、ラゾーナ川崎店、岡山シンフォニービル店)で購入可能。

*7月5日(日)まで開催中。

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美連協25周年記念「日本の美術館名品展」Museum Island@東京都美術館

2009年4月25日(土)ー7月5日(日) ※展示替えあり  前期4月25日(土)~5月31日(日)  後期6月2日(火)~7月5日(日) 午前9時~午後5時(入室は午後4時30分まで) 休館:月曜休室(ただし4月25日~5月10日まで無休) 美連協(美術連盟協議会)加盟124館の

「日本の美術館名品展」

東京都美術館で開催中の 「美連協25周年記念 日本の美術館名品展 MUSEUM ISLANDS」展に行って来ました。 「日本の美術館名品展」公式サイト 日本全国の公立美術館124館が所属する「美術館連絡協議会(美連協)」という団体があります。公立美術館同士のネットワ

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panda様

エピソードってどんなお話?
もしや、小磯画伯の憧れの女性だったとか?
図録を購入していないので分かりませんが、解説に書かれてましたか?
でも、絶対似てらっしゃいます。

!!!

 美人なmemeさんから そんなーー!
エピソードを聞いて驚きました。それは小磯画伯に申し訳ないです。
 それはともかく、今回甲乙付けがたい名品揃いだったのは確か。
今回の展覧会の開催にあたった美連協と全国公立美術館の協力に感謝するばかり。
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