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「-櫛・簪・宝飾品- 日本の飾り」 明治神宮文化館 宝物展示室 はじめての美術館37

kazari

明治神宮文化館・宝物展示室にて本日(7/5)まで開催されていた「-櫛・簪・宝飾品- 日本の飾り」展に行って来ました。
宝物殿展示室HPはこちら

本展は4月11日(土)から始まっていて、ず~っと頭の片隅で気になっていたもの。
最近クラシックコンサートなどに行き始めたため、以前にも増してスケジュールがいっぱいいっぱい。
今日も3時から東京藝大でコンサートがあって、損保ジャパン東郷青児美術館の岸田劉生展(2回目)とこちらと2つに1つの選択を迫られることになった。

で、選択したのはこの「日本の飾り」展。
明治神宮文化館・宝物展示室に一度行ってみたいという思いとなぜか劉生の展示替え作品より、こちらを見ておいた方が良いのではないかという自身の直感を信じることにした。
劉生の作品を見ることができなかったので、結果的にこの選択が正しかったのかどうかは分からないが、本展に行って良かったという強い満足感を得たことは間違いない。

作品リストも図録も何も用意されていないという残念な状況であるが、展示内容は素晴らしい。

櫛、簪をはじめ硯箱、武具などの暮らしで使われた工芸品の数々を展観するもの。いつも東博の浮世絵コーナーの向かいにひっそりとガラスケースに展示されている櫛、簪が主役扱いされている。

展示はそれらに使用されている紋様の種類別になっていた。
・動物
・自然
・文学、物語
・宝飾

個人蔵と胡蝶庵コレクションが中心だが、かつて見たことのないような愛らしく、美しい品々ばかり。
今が江戸時代なら、小間物問屋に「ちょいと姐さん、この櫛どうだい?」かなんか言われて、様々な意匠のものを見せられ買うのに迷うだろうなぁと勝手に想像していた。

やはり、見るべきは美しいデザイン。

下図は≪菊花型有職櫛≫胡蝶庵コレクション。
kiku
一見すると、何だか分からなかったが櫛じたいの形が菊の花で描かれているのは菊の葉だろう。
これに菊柄の着物か帯を合わせたら・・・またも想像は膨らむ。

吉祥を表す紋様を描いたものが多く≪鷹に松竹梅≫やら≪牡丹図螺鈿蒔絵櫛≫など特に牡丹は目立っていた。

細工もの作家で有名な原羊遊斎作、酒井抱一筆の「琳派展」で拝見したような≪なでしこ図蒔絵櫛≫(裏面は別の絵になっている)、≪鵜飼図蒔絵櫛≫など極上品もあり。

明治神宮ならではと思ったのが、昭憲皇太后御料「鳳凰の御釵子(おんさいし)」(下図)は、明治22年2月11日に宮中で行われた大日本帝国憲法発布式典で御着用されたも。バックに和田三造の発布式典の様子を描いた絵画の複製があり当時の様子がうかがわれる。ところで、釵子とは髪を結い上げてまとめるときに用いるヘアピン的なもの。こんなに大きなものを頭髪に付けて立っているなんて、さぞや頭が重くて大変だっただろうに。
でも、一度着用してみたい。
shoken


日本の飾り文化は、サントリー美術館で以前開催された「KAZARI」展で開眼したが、やはり日本特有の四季、行事を取り入れ、生活に浸透していたのだと実感した。

*本展は終了していますので、ご注意ください。
明治神宮文化館 宝物展示室
9:00~16:30(6月以降17:30まで)
*入館は閉館の30分前まで

明治神宮に行ったのも初めて、母が東京で一番行きたい所と言っていたが、何かその気持ちが分かる気がした。JR表参道口からすぐなのに、入口が分からず道を間違えた私っていったい・・・。

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