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「久野和洋-地の風景-展」 練馬区立美術館

kuno
≪地の風景・かたすみ≫

前回練馬区立美術館で開催された「現代の水墨画2009」を見に行った際、傘をそのまま美術館傘立てに忘れて来てしまった。
帰宅後忘れものに気付いて、慌てて美術館に電話したが、取りに来られるのはいつでも良いと言われそのまま早や1か月。

先日遊行七恵さんにそのお話をしたら、突如傘を憐れむ歌を突如歌われ、私の良心にプレッシャーを与えられた。そのおかげで、漸く練馬に出かけることにした。
遊行さん、その節は歌をありがとうございます!

さて、気になっていたのが「久野和洋-地の風景-展」である。
常設企画ということで、入館料無料。1階の常設展示室のみの展示なので、作品数は15点と多くはないが、大作もあり、見ごたえがあった。

久野和洋氏は、1938年名古屋市生まれ、ゴッホの生き様に感動を受け、画家を志す。
武蔵野美術学校卒業後、1974年には国立パリ高等美術学校に招待研究生として入学。
この滞欧時代に、ジョットの≪聖痕を授かるフランチェスコ≫に出会い、衝撃を受ける。ジョットの模写に励み、完成後帰国。昨年度武蔵野美術大学教授を退任。

今回は、入館無料にも関わらず作品集並の立派な全展示作品の図版が掲載されたパンフレットが配布される。このパンフレットは間違いなく保存版。

そして、肝心の絵であるが、件のジョットの模写作品に始まり(これも見事)、≪ノルマンディの教会≫1975年はかなり私の好み。

しかし、一番印象的なのは≪地の風景≫シリーズ。
≪地の風景≫1995年
≪地の風景・夕暮れ近く≫ 2003-2004年
≪地の風景・明ける朝≫ 2003-2004年
≪地の風景・坂の道≫ 1998-99年
はとりわけスケールが大きく、美しく、夕暮れ、朝焼けの2枚は横並びされていたが、椅子に腰をおろしてじっくり堪能したい作品。

≪地の風景・かたすみ≫(上図)2000-01年は、白ユリにキリスト宗教絵画的なものを感じたが、崇高さが現れていた。

気持ちが落ち着く素晴らしい作品軍だった。
お近くの方は、ぜひおでかけください。

*7月20日(月・祝)まで開催中。

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シンガー・ナナエ様

傘のおかげではなく、ナナエ様の歌のおかげです。
有難うございます。

それなら、ナナエ様のためにもう1セットパンフレットを貰ってくれば
良かったです。
その程度お送りするくらい訳はなかった。
あぁ、気のきかない私をお許しください。

シンガーソングライターナナエ

こんにちは
自作自演のケッタイな歌ならお手の物のわたしです。
(それなら多少音をはずしても誰もわからない)

この展覧会の記事、お待ちしていました。
時間的に無理なので、感想がお聞きしたかったから、うれしいです。
静謐さがジョット譲りのものだとしても、それが最早ゆるぎない画家独自の個性になった・・・そんな感じがしますね。
とても素敵です。

傘のおかげで(?)いい展覧会に出会えて、よかったですね~(にこっ)。
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