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2009年7月12日 鑑賞記録

海の日をからめた3連休に都内にいないので、会期終了が近い展覧会とやたらめったら展示替えのある三井記念美術館の「道教の美術」などをはしご。
移動距離多すぎ、かつ、効率悪すぎ。
でも、見たいものから見て行くとこうなってしまうんですね。

ひとつひとつ記事をアップできそうにないのでまとめて本日の鑑賞記録とします。

「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代-機能主義デザイン再考」 府中市美術館 7/20まで

ramusu

これは、行こうか迷っていた。
私はデザイン関係の仕事をしている訳でもないし、でもちょっとデザインには興味がある。
フクヘン」ではデザイン関係者などは必見の展覧会扱いされていたし、「中年とオブジェ~魅惑のモノを求めて~」のテツ様の記事を拝見し、やはり行くことにした。
決めたはいいが、府中は遠い。府中駅からバスっていうのが不便。

で、展覧会の内容はデザインの歴史をたどりつつ、ブラウン社のデザイナーだったディーター・ラムスのデザインした製品やブラウン社のデザインチームが制作した製品を紹介する。さらに、後年のデザイナーがいかにラムスの影響を受けたかやデザインの10原則などと共にその功績を振り返る。

ディーター・ラムス(Dieter Rams 1932年生まれ)
建築とインテリアデザインを学んだ後、1955年ブラウン社に入社し、61年からはデザイン部長としてチームを牽引。つねに「良いデザイン」に誠実であろうとした40年以上におよぶ彼の活動は国際的に高い評価を獲得している。

ラムスの信条「Less but Better―より少なく、しかし(それゆえ)より良い」。
デザインはシンプルかつ機能的であることが一番と私自身は思っているので、彼のデザインには共感できる所があった。
一番すきだったのは、電卓、白雪姫と呼ばれるレコードプレーヤー、そして今なお販売されている壁面収納シェルフ。
展示を見ていたら、自分の雑然とした部屋を急に何とかしたくなった。

ちなみに図録はぶっとい故、4000円と高価格にも関わらず売れ行き好調。残部少なそう。欲しい方はお早めに。

常設は木版画特集といつもの牛島憲之作品、いずれも併せて楽しめたが、公開制作は話題の鷹野隆大 ( たかのりゅうだい)。この日は12時から現像?を行うようで午前中はclose。残念。


「華麗なる貴族文化の遺宝 唐三彩と古代のやきもの」 静嘉堂文庫美術館 7/26まで
siro

さすが、静嘉堂文庫と言いたくなるような唐三彩。高さ1.3メートルもの巨大な文官2人の像は圧巻だった。あ・うんでお墓を守る獅子や首をひねってくつろぐ様子のやきものなど、表情豊かな作品が多い。
重要文化財は1件、≪三彩貼花文壺≫(上図)の白釉の陶肌の上に、メダリオンのような三彩の飾り付け。
これぞ、シンプルな美ではなかろうか。
≪加彩魌頭≫唐時代の着彩の細かさ、今でも肉眼視できる保存状態の良さに感動した。

出光美術館の次回展が唐三彩。今年、この両館は水墨画に続いて、企画がだぶる。さて出光はいかに。

「向付」展 五島美術館 7/26まで

この企画展は、鑑賞記録などで簡単にすませられないような充実した内容。
何しろ、全国の美術館・博物館から向付の名品をかき集めて並べている。
もう眼福以外の何物でもない。
春に田中丸コレクションで九州の焼物、窯を総さらえしていたのが今回役立った。それにしても、私もだんだん焼物を見るだけで、○○焼、唐津、黄瀬戸、織部などなど分かるようになったことが大進歩。
何も分からずとも、知らぬうちに覚えていけるようだ。
詳細は、明日別記事を挙げます。


「道教の美術」三井記念美術館 9/6まで ただし、展示替えあり!

この企画展、やたらと展示替えが多い。展示作品数に比べ、箱が小さいので具合が悪い。
7/26までしか展示されない作品は以下5点。
≪老子像≫ 牧谿 岡山県立美術館
≪老子出関図≫ 商喜 明時代 MOA美術館
≪神農図≫ 雪舟 岡山県立美術館
≪天帝図・北帝≫ 元時代 霊雲寺 重文
≪七星如意輪曼荼羅図≫ 鎌倉時代 引明寺

それ以外でも大半の作品が8/2で入れ替わるので要注意。8/9までというのもあり。
いずれにせよ、全体像がわかりにくいので、大阪市美のような大きい箱でどかんと見る必要がありそう。今回は予習です。
図録は、電話帳並の厚さで2,500円か2,400円だが、印刷は良かった。


「浜口陽三 生誕100年記念展-未公開の作品群ときらめく銅版画」 ミュゼ浜口陽三 7/20まで
hamaguchi
「二人の裸婦」 1950年

地下展示室の未公開・新発見の油彩作品が珍しく新鮮だった。
佐倉市美術館に行った際も、新発見作品の一部が展示されていたが、さすが本家本元量が違う。
≪台南孔子廟≫
≪月・星・橋の風景≫
≪ジュンヌ・フィーユ≫
≪貝殻≫
≪コーヒーミルとさくらんぼ≫
≪赤い花の咲く風景≫⇒ これが今回のマイベスト。鮮烈だった。これも新発見。

ぐるっとパスの使える美術館。水天宮からすぐなので、ぜひ新発見作をご覧ください。版画家浜口陽三の別の一面を見ることができます。

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