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「鴻池朋子展 インタートラベラー神話と遊ぶ人」 東京オペラシティアートギャラリー

konoike

東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「鴻池朋子展 インタートラベラー神話と遊ぶ人」を見た。
金曜夜間開館を狙って入ったが、会場はガラガラでちょっと意外だった。その分、ゆっくり鑑賞できたのでラッキーでしたが。

この展覧会は、鑑賞者が旅人になりきることが大切。
アート鑑賞しようとか考えず、ただ鴻池さんが用意して下さった舞台を旅すれば良いのだ。
平面、映像、立体あらゆる媒体が待っている。

地球をどんどん奥深く地中に入って行き、マントル、外殻、内殻と場面は徐々に移って行く。
作品ひとつひとつをここで語るのはやめた方が良いだろう。

何があるかお楽しみ!というのが作家の意図でもある。よって事前に作品リストは渡されず、最後に会場を出た時、「作品リスト兼展示配置図」や「ちきゅう探検シート」などが置かれていた。

鴻池さんの壮大な想像世界に取り込まれ、数十分間の旅を果たしたが、後で残ったものが何かと問われると難しい。
上野の森美術館で開催されていた「ネオテニー」展での展示もそうだったが、彼女の画力、構想力は素晴らしいと思うが、ちょっと私の嗜好からは外れている。どこが合わないのかを考えてみたが、キャラが立ち過ぎているのが苦手なのかも。

とはいうものの、次の鹿児島県霧島アートの森を会場にして行われる「鴻池朋子展 12匹の詩人」は興味津々。霧島でしか見られない野外展示っていうのが気になる。
屋外に出れば、更に彼女の想像・創造世界ははばたくに違いない。

ogawamaさんがブログの中で、舞台美術をやられると良いと書かれていたが同感。ただ、鴻池さんの場合は、自身の体験⇒体験に基づく空想世界があり⇒作品制作という順序になっているようなので、最初からテーマが決められていた場合はどうなるのだろう。

ちらっと上野でお聞きしたアーティストトークの中で、展示する上で照明への配慮について意見を述べられていたが、展示照明は本当にピタッとあてはまっていた、照明だけでなく展示構成は作家ご本人の思い入れを強く感じ、功を奏していたと思う。

「12匹の詩人」展(10/9~12/6)鹿児島が気になる。


なお、同時開催の収蔵品展「開館10周年記念 響きあう庭」では伊庭靖子さん、小西真奈さん、富田有紀子、山本麻友香、難波田親子の絵画など見ごたえある作品が勢ぞろい。
特に小西真奈さんの未見作3点が気になりました。

プロジェクトNでは山下美幸が登場。新作が揃っています。私は苦手ですが、2008年に雑誌「美術の窓」誌の山下裕二先生による「今月の隠し玉」で採り上げられています。

*9月27日まで開催中。

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せいな様

遊園地みたい・・・。
同じくコメントいただいているテツ様も同様の感想を
あげておられます。
アトラクションのようだと。

残らないのはなぜなのか。
結局好みの問題なのかもしれませんね。

No title

本日母子で伺ってきました。
ものすごく作り込まれているのですが
でもなんか残らない。。。遊園地みたい。。。
という感じで終わってしまいました。

私がハリー・ポッターとか好きだったら違う印象だったのかな。
なんか不思議な感覚で鑑賞しました。

ogawama様

こんばんは。
塩田さんとチェルフィッチュコンビは金沢21世紀で
即興劇やってたはず。
あぁ、あの劇団だったのですね。やっぱり見れば良かった(激しく後悔)。

ここの収蔵品展は毎回良いですよ。
新人作家も1名特設コーナーで扱ってます。
次回行かれる際はお見逃しなく☆

同感です~(こそっと)

美術家の舞台演出は、ヤノベケンジさん@パパ・タラフマラと塩田さんwith岡田利規さん(チェルフィッチュ)で見ました。
双方作家色がめちゃ濃かったので、かえって鴻池さんの方が「合わせる」ことが巧いかなと思った次第です。
商業デザインをされていた経歴があるそうですし。
収蔵品展、見てない~

テツ様

こんばんは。
本展についての感想、思いはテツ様と同じだと確信しました。

> 収蔵品展の小西真奈、私も強く印象に残っています。
⇒じっくり何度も味わいたいそんな作品でしたね。
小西さんの絵は。

楽しいけれど・・・

>後で残ったものが何かと問われると難しい。

その印象、私も同様に感じました。旅している最中は確かに楽しかったのですが。
私のブログでは「テーマパークのアトラクション」という極端な表現をしましたが、
そういう種類の「楽しさ」でした。

収蔵品展の小西真奈、私も強く印象に残っています。
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