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2009年8月7日鑑賞記録

夏休み早くも4日目。
徳島県から京都へ移動。今日は1日京都で美術館めぐりと内海さんの個展を見る。

行った順に簡単な感想を。

京都国際マンガミュージアム 「妖怪天国ニッポン 絵巻からマンガまで」 8/31まで
これは兵庫県立博物館からの巡回。本当は関雪展と合わせて、姫路で見る予定だった。
今日1日で一番愉しくて良かった展覧会。もちろん、別記事。オススメです。

楽美術館 「楽焼のはじまり、そして今」 8/30まで
「楽焼」をはじめた人、初代長次郎から現代の15代まで楽家歴代の作品を中心に、「楽焼」の歴史、特色、おもしろさを子供達向けのやさしい解説と共に紹介するもの。更に、茶碗を焼くための土や炭などの道具の数々も併せて展示、焼成技法に迫る。

親子で見る展覧会、シリーズ「楽ってなんだろう」のせいか、解説がとても分かりやすかった。
私には子供向けの解説でちょうど良いのだと、今更ながらに実感。
ゆえに、これで3回目?4回目?の楽美術館だが、今までで一番分かりやすく、かつ楽しい内容だったと思う。
1階展示室では、初代長次郎から15代までの茶碗が1点ずつ展示され、各代での特色が適度な長さで分かりやすく案内されているのが良い。
私はやはり長次郎が好きで、今回は2階だったかに長次郎の黒楽平茶碗 銘「隠岐島」が展示されていた。長次郎の平茶碗は初めて見たが、やはり長次郎らしさは失われることがない。平茶碗の方が初期の作品なのだろうか?
四代の桃のような赤楽も良し。

2階では十一代 慶入作「鵞鳥大香炉」や十四代の貝殻風の水指、五代宗入の赤楽平水指 銘蝸牛(これも大きい)など大きくて、変わった意匠の焼き物が出ている。

こちらも京都へ行かれる際は、立ち寄って欲しい内容だった。

並河靖之七宝記念館 通常夏季は休館、今年は夏の旅企画で特別開館。
初訪問。庭があり、作庭は、かの七代目小川治兵衛で京都指定名勝になっている名庭園。
こちらも別記事予定。

六道珍皇寺 「六道まいり」 8/10まで遊行七重さん本日お薦めのお寺。「六道めぐり」は、遊行さんに教えていただかなかったら、この先も知ることはなかったかもしれない。
六道まいりについてはこちらをご覧ください。
重要文化財の「薬師如来」はお堂に地獄絵はガラスケースにも入れられず外で風に揺られていました。雨が降ったらどうするの!
閻魔堂には、閻魔大王像とともに小野篁像などがあり、特にこの閻魔大王は一目見たら忘れられない。
お札に戒名を書く役割の男性陣はどう見ても、お寺関係の方ではなさそう。
脛をむき出しにして、ポリポリかいている人もおられた。
鐘をつく人の列が表の道路にまで続き、地元に長きにわたり定着しているお参り知る。

・清水三年坂美術館 「蒔絵の小箱」 8/23まで
会社の後輩が良かったというので、行ってみた。
三年坂なんて、何年ぶりだろうか?
幕末から明治以後の工芸作品が展示されている。先の並河靖之や薩摩焼のハイレベルな作品が常設にあった。
企画展は「蒔絵の小箱」。作者の分からない作品がほとんどだけれど、出来は良い。やはり絢爛で緻密で華奢で日本の蒔絵は素晴らしい。

・掌美術館&圓徳院 8/31まで
これは、パスすべきだった。何しろ豪華なパンフレットに「百鬼夜行展」とあるので入ったが、結果は・・・。誇大広告ではなかろうか。
高台寺との3館セット券を買ったが、高台寺には何があったのだろう?展示されているものを書かない時点であやしい。
圓徳院では、長谷川等伯の障壁画がありこれが唯一の収穫だが、お庭は落ち着く。
掌美術館では「六観音図」(室町時代)が見たくて行ったが、こちらは状態が良く、展示も分かりやすくて良かった。

京都国立近代美術館 
「生誕120年 野島康三-ある写真家が見た日本近代-」

野島康三は大正期の絵画主義写真から昭和初期の新興写真の時代にかけて活躍した、わが国の近代写真の誕生と展開において最も重要な写真家の一人。更にその一方で私財を投じ、神保町に開設した画廊「兜屋畫堂」(1919–20)や自邸のサロンで梅原龍三郎や岸田劉生など『白樺』派を中心とする気鋭の美術家たちの展覧会を開き、その活動を経済的・精神的に支援した。

そんな野島の写真を今回初めて見たが、初期の作品は、絵画を写真化したと思うような作品で、印象派風のものあり、なかなか写真そのものの芸術性を活かしているようには見えなかった。
徐々に肖像画で野島らしさを発揮していく。
同時代の写真家である中山岩太や木村伊兵衛の方が作品としては私好み。

「無声時代 ソビエト映画ポスター展」&常設
ソビエト映画ポスター展は、東京近美フィルムセンターで3期に分けて展示されていて、結局1期しか見られず、今回まとめて一度に見られて満足。
やはり、インパクトは大きい。私はステンベルク兄弟の作品がどれも大胆で惹かれる。

京都国立博物館 「シルクロード文字を辿って-ロシア探検隊収集の文物-」
全く読めず、理解できない文字をこれだけ見たのは初めて。
予習・復習不足で、完全に消化不良。貴重だというのは分かるのだが、どこがどう貴重なのかが解説を読んでも理解できない。
金曜夜間開館で入場したが、これまで京都で見た特別展で類を見ないほどお客さんがいなかった。
私を含めて数名。ある意味専門的かつ高度過ぎるのか。子供向け解説でもう1度振り返ってみます。

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遊行七恵さま

高台寺だけ、行ってないのです。
行ったのは圓徳院と掌美術館だけ。
この2つで時間が足りずパスしました。
高台寺にはもう少し幽霊画沢山出てるんでしょうか?
ご覧になったら、ぜひ情報提供お願いします。

京博の展示は、文字文字文字。
発掘品の中でもチベット語やトンパ文字の経典ばかり。
経典以外も全て文書ですが、まるで読めない。
でも、七恵さんなら愉しまれると思いますよ。

こんにちは
当たり外れの大きな京都でしたね!
来週が文博、近美、マンガミュゼ、高台寺、京博の予定なんですけど、高台寺は面白くなかったですか。
ここは夜間開館がいいとか情報誌にありましたが、悩むところですね。
わたしは以前に地獄図とか幽霊画の特集を見ました。

シルクロード文字、お客がそんなにも居ないですか・・・
わたしは中学のときからこの界隈の探検隊の話にたいへんアコガレておるのですが・・・
まぁ元々「言葉は通じても話が通じない」わたしなので、ちょいと見てきます~

Hokuraijin様

コメントありがとうございます!
本当にこんなに忙しく見るのは自分でもどうなの?と思うのですが
足が止まりません。
今回は、小さな美術館が多く、京博があまりに難解だったので回れたんでしょう。

> 圓徳院の印象は私も同感です。同じ思いをした人がいて安心しています(笑)
⇒ 作品名が書いてない時点であやしかったので、受付で確認したんですが。
   幽霊画が出てるというので、でもあれ1枚では。。。

「六観音図」は掌美術館のチラシと館内のキャプションにも出ていましたよ。
今後ともよろしくお願いいたします。

No title

いつも読ませてもらっています。
一日で随分たくさん見て回っていますね。こんなにたくさん一度に回ると私などは頭がおかしくなりそうです(笑)

妖怪天国ニッポン・・は兵庫県立博物館の方で見ました。京極夏彦の小説の表紙の本物?があるとは知りませんでした。

圓徳院の印象は私も同感です。同じ思いをした人がいて安心しています(笑)
庭は確かに良かったです。

掌美術館の六観音の絵は室町期の絵でしたか。新しく感じたのは、別の絵と思い違いをしていたのかな。
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