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「美術の中の動物たち」(前期) 鎌倉国宝館

鎌倉国宝館で開催中の「美術の中の動物たち」(前期)を見た。

本展では、仏画、花鳥画、水墨画、浮世絵など、動物たちの登場する様々なジャンルの絵画作品をはじめ、動物たちをモチーフとする彫刻作品、工芸作品をあわせ、美術における多種多様な動物表現について、収蔵品から紹介するもの。

出品リストはこちら。*リンク先からエクセルを開いてください。

以下、印象に残った作品です。

1.動物に乗る仏さま
・釈迦三尊像 建長寺 (前期のみ)
状態が良い。リストに時代の記載がないが、確か鎌倉時代のものだったと思う。でも、どんな動物に乗ってたんだっけか。象?

2.羅漢-神通力で動物を操る
羅漢は神通力で動物を操るのか?先日の奈良博で見た五百羅漢像のインパクトがあまりに強い。
今回の作品もなかなかのもの。
・五百羅漢図 円覚寺 1幅 (前期のみ)
手長猿のように羅漢の一人の手がびょ~んと伸びて滝からお水をお椀に受けている。他の羅漢は龍の耳かきをしていて、龍が気持ちよさそうにとろんとした目をしているのがご愛嬌。

3.仏涅槃図-悲しむ動物たち
仏涅槃図と言えば、動物のオンパレード。
・仏涅槃像 個人蔵 1基 (前期のみ)
これは彫刻と絵画が合わさったもの、現代アートで言うならミクストメディア。江戸期のものだったと記憶しているが、記憶誤りかも。厨子のように扉の中に仏が横たわり、2人の人物が足元と頭にいる。仏、人物が彫刻。扉に絵あり。

・仏涅槃図 成就院 (前期のみ)
狩野常信が描いたと言われている。上下に表層絵がしたためられている。中央の仏の金色が輝いている。

6.浮世絵と動物
ここで氏家浮世絵コレクション登場
・鶴鸛図屏風 葛飾北斎 (前期のみ)
アニメーションを見ているような、鶴と鸛(コウノトリ)の羽ばたく様子、躍動感あふれる画面構成。さすが北斎。
肉筆画の名品。

・かれい図扇面 俵屋宗理 (前期のみ)
平たいかれいがどこかユーモラス。

7.龍と虎-永遠のライバル(前期のみ)
・竜虎図屏風 英勝寺
作者不明だが、迫力ある画面は一見の価値あり。

10.動物の彫刻と工芸
・歓喜天立像 巨福呂坂町内会
これは初めて見た。非常に珍しい立像。
頭は象で体部分が人間の、半象人が男と女1体ずつあって抱き合っている。更に、片方の像がもう一方の像の足先を踏んでいるのだ。
元々、インド神話の鬼神が由来だが、これは驚いた。今回一番びっくり作品だった。

・ガラス犬 鎌倉国宝館蔵
最後は愛らしい子犬の像でしめくくり。

最終章の彫刻と工芸以外は前後期ですべて入れ替え。後期は若冲の「鶴図」や北斎肉筆画「桜に鷲図」が出品されます。
鎌倉へ行かれる際は、国宝館にぜひお立ち寄りください。

*前期は既に終了し、後期展示が8/11~9/6まで開催されます。

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美術の中の動物たち(鎌倉国宝館)

鎌倉国宝館で開催されている「美術の中の動物たち」に行ってきました。 最近のわたしの傾向として前半はエンジンのかからない状態が多いのです。 今回もたまたまだと思うのですが、前半は正直なところ いまひとつ。 ところが後半(いや終盤ですかね)からは俄然、集中す

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あおひー様

国宝館、気に入っていただけたようで何よりです。
今回は格別、親しみやすい作品があって楽しめました。

また、鎌倉行かれる際はお立ち寄りください。

No title

こんばんは。
日曜に行ってきました。
北斎と若冲でお腹いっぱいです!ちょっとでも自分の好みにぴったりのがあるといい印象ですね。
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