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「赤黒金銀緑青 前田正博の色絵」 菊池寛実記念 智美術館

maeda

菊池寛実記念 智美術館で開催中の「赤黒金銀緑青 前田正博の色絵」展を見て来た。
この展覧会、チラシで損をしているのではないだろうか?

チラシを最初見た時、大変失礼ながらパッとしないやきものだなと正直思った。
ところが、実際の作品を見てびっくり!!!
チラシと全然違うではないか。
もっと、色は美しく輝いているし、何より前田正博作品は素地にも特色があるのに、チラシからその質感までは伝わってこないのだ。
実際に触れるものなら、触って確かめたいほどだったが、表面は細かく格子状に削られいているように見え、触ったらザラザラするのではないかと、大変気になった。

展示風景は「とんとん・にっき」さんに詳しくご紹介されています。

彼の作品のたとえとして「赤黒金銀緑青」は、まさにズバリそのものの表現だが、やはりこれも実際の作品を見たからこそ納得できた。

私が一番惹かれた色は「青」。
前田正博の創り出す「青」はちょっと他では見ない色合い。紫がかっているような青もあれば、澄んだ青もあり。
この色の秘密は、西洋から伝わる洋絵具を用いて、多くの色を一色づつ重ね、何度も何度も焼成を繰り返すことによって生まれるのだそう。

また、色の美しさに加えてもう一つの特徴は、グラフィカルな模様にある。
私が一番好きだったのは鳥。
モダンで美しい金、銀、緑、青など様々に彩られた器に描かれているモチーフの鳥は、とても愛らしい。
気に入った作品は以下。
≪色絵銀彩面取鉢≫ 2009年 一番入口最初にあった作品。
≪色絵金銀彩長皿≫ 1992年
≪色絵金銀彩水指≫ 水指はどれも全てお気に入り。形が好きだったのと、蓋のつまみの色が素敵。
≪無題≫ 墨・和紙 2006年 これだけは、やきものでなく墨絵。やしの木が描かれている。
これが飾られている一角は、本当に完成されていた。
≪色絵金銀彩輪花大鉢≫ 1998年
≪色絵金銀彩面取花器≫ 
面取花器も何種類も出ていたが、これも形が好きで、どの色合いのものも良かった。
≪色絵香炉≫ 2009年

作品名をあげても、どれも金銀彩とつくから、違いが分からないけれど、実際1点、1点色合いが全て違う。
やっぱり、今回は本当に実際に触ってみたかった。

ところで、智美術館は本展終了後、展示室を改修するそうだ。リニューアルされた展示室での次回「藤本能道展」を楽しみに待ちたい。

*9月23日まで開催中。

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一村雨さま

釉薬をかけないから、ざらざら。
確かにありえる。
でも、あの格子模様は意図的ですよね、絶対に。

No title

この器。絵具で色付けをしていて、釉薬をかけていないので、ざらざら
なのかなぁとふと思いました。どうでしょうねぇ?

一村雨様

ざらざらなように見えて、実はザラザラしてないってこと
あるのでしょうか?
それならそれで、意外性ありますよね。
やっぱり触りたい。

No title

そうそう、私も素地のざらざら感を触って確かめたくなりました。
きっと肌触りも素敵だったことだろうと思います。
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