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「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」 その2

7月に続いて、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」に日帰りで行って来た。
前回の記事もろくすっぽ書いていないのに、その2とはおこがましいが見た作品と感想を。
参考:初回訪問記録http://memeyogini.blog51.fc2.com/blog-entry-727.html

今日もツーデーパスを購入(明日は茨城へ行く)し、越後湯沢で1日:2000円駅レンタカーを借りて出発。事前にいろいろ考えたが、一番見たいものと最後は温泉(妻有に行くと無性に温泉に入りたくなる!)と考えて、どのルートを取るか決めた。

ルートは十日町エリア最北からスタートすることに。越後湯沢から関越の六日町ICで降りたら、あっという間に十日町だった。ほくほく線より、越後湯沢から車の方が早いような気がする。
で、最北から十日町エリアを南下し、最後は中里エリアの清津峡小出温泉湯処「よーへり」でしめくくり高速使わず、そのまま越後湯沢に戻った。基本的には、廃校プロジェクト中心に見て回った。

以下作品見た順。数字は作品番号(大地の芸術祭の作品には全て番号が振られている)。

<十日町エリア>
・9 「旧東下組小学校」
ここに到着したのは、9:40頃。10時から開始なので、手前の神明水辺公園作品を散策すれば良かったが車を止めるのが面倒でスルー。
計7名のアーティストの作品が展開されている。山崎龍一の陶人形と小沢敦志の鉄製品彫刻が良い。観賞者参加型の「地球と握手」にも参加して、しっかり土を握って来た。

・8 古郡弘 「胞衣 みしゃぐち」
これは今日見た中ではベストだった。やはり、この人の作品、作品という言葉は相応しくないが、神々しさがある。時間があれば、中でこもっていたい。
土壁の中に入った時のひんやり感を忘れられない。

・7 「うぶすなの家」
やきものの「美」と「食」を楽しめる古民家。混雑しているとmixy情報で知り、11時のランチ開始前には到着するようにした。「山菜ぎょうざ定食」(1000円)を頼んだが、やっぱりお米が美味しいしお漬物もお野菜も美味しかった。
やきもの作品は主に2階に展示されているが、1階にあるお風呂の風呂釜も作品なのでお見逃しなく。鈴木五郎氏の絵付け抹茶椀は斬新で、素晴らしかった。
市川良夫の「練玉のルイーズ」は圧巻。恵美加子の「ふくろ姦し」も面白い。

・10 「旧上新田公民館」
カン・アイランの「天の光、知の光-Ⅱ」が予想以上に良かった。田中文男(木造民家研究の第一人者)文庫の書棚にある本を発光ダイオードで七色に変化させる。
こんな図書館で本を読みたい。

・13 「旧枯木又分校」
今まで行った中で最高に遠く、しかも道がうねうねで、到着した時には激しい頭痛。「枯木又プロジェクト」作品も・・・。もう少しインパクトがないと。
ここを後にして、近くの木陰に車を止めて40分程仮眠し復活した。しかし、これほどの山奥にもかつて学校はあったのだという驚きが一番。現在この集落には10軒程しか居住していないとか。

・12 「旧飛渡第二小学校」 向井山朋子 「Wasted」
これは凄い。体育館に1万枚もの絹のキャミソールと思しきものがぶら下がっている。ネト作品ではないが、白い絹に覆われて囲まれている。その中心には果たして何があったか。
最後はちょっと怖かったけれど、彼女の気持ちは分かる気がした。

・17 「旧赤倉小学校」
体調が悪いのでやめようかと思ったが、戻るルートに遠からずであったので結局行くことに。
一番のお目当ては松澤有子の「enishi」。こちらの小学校の体育館は小さいように感じたが、その空間を目いっぱいに使用して、巨大な蜘蛛の巣、自転車などなど待ち針でオブジェを作成。闇にキラリと輝く針の光はなかなかのもの。

・16 浅見和司 「あかくらん」
17番に行く途中、車から見える。赤倉集落の案内サイン。

・38 「福武ハウス2009」 旧名ケ山小学校
清澄白川や銀座など東京のメジャーなギャラリーなどが妻有に移動。
良かったのは、クムサンギャラリーのゴ・ギョンホ「反射-窓」、ケンジタキギャラリーの渡辺英司「蝶瞰図」。
ギャラリー小柳のヘレン・ファン・ミーネの写真は新鮮だった。展示方法も考えてある。

・36 倉谷拓朴 「名ケ山写真館」
3階の展示が面白かった。実際に希望すれば写真を撮影してもらえるが、フィルムは残りわずかとなっていた。

<中里エリア>
・127 クリス・マシューズ 「中里かかしの庭」
かわいいらしい、かかしだなと思ったら、やはり作品だった。デザイン性が高いので遠くからでも目立つ。

・130 富山妙子 「アジアを抱いて-富山妙子の全仕事展1950~2009」 旧清津峡小学校
これは、非常に良かった。都内の美術館で回顧展として開催して良いほどの内容。しかも版画、油彩はじめ作品の質は高い。もっとゆっくり観賞したかったが、それでも満足度は本日のベスト2。
1人でも多くの方に見ていただきたい。
会場となっている旧清津峡小学校の新しさに、驚いた。今年の3月31日に廃校したばかりとのこと。
元々、開校してそれほど経過していないそうで、この建物の行く末が気になる。

・131 「うつすいえ」
東京電機大学山本空間デザイン研究室+共立女子大学堀ゼミ
天井から降り注ぐ光ファイバー光が天の川のような美しさ。でもちょっと物足りなかった。

・132 山本浩二 「清津峡トンネル美術館」
清津峡は、その自然そのものが既に作品と言って良いような景観を生み出している。
ここの気持ちよさと言ったらもう。夕暮れ時に到着したが、渓谷の音、風、全てが気持ち良かった。
その清津峡トンネル美術館には、越後妻有の樹木で彫刻を作り炭化させた作品が並んでいる。

以上で終了。

トンネル美術館すぐの公営温泉「湯処よーへり」の温泉は源泉かけ流し。先日松代でお会いした市川在住のお嬢さんの方にオススメ温泉を教えていただいたが、そこの温泉が掲載されていたサイトで★4つ付いていた上に、作品近く、帰り道ということで今回はここに決定。
泉質は本格的。ちょっといおうの匂いがしますが、お肌がすべすべに、湯加減もちょうど良く、気持ち良かった~♡
ただし、こちらは貸しタオル、石鹸・シャンプー類など有りませんのでご注意ください。
ドライヤーは一つだけありました。
小さな温泉なので、混雑してなかったです。

行くたびに思うのだけれど、妻有の自然、里山に癒されます。また行きたくなるのは、アートを見たいという気持ちも無論ありますが、むしろ温泉や新鮮な野菜料理、自然が恋しくなるから。

10月3日~11月23日まで大地の芸術祭秋版も開催され、今回のパスポートも有効です。
秋に向けて、しっかり保存しておかねば。
明日9時からはNHK「日曜美術館」は「大地の芸術祭2009」特集が放映されますので、これから行かれる方も行った方もお見逃しなく。

*9月13日まで開催中。 

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テツ様

「ひなの宿 千歳」ですね。
テツ様のお眼鏡にかなうならお料理の心配はなさそうですね。
松之山は泉質の良さでも有名なので、秋祭あたりに
行ってみます。

温泉&アート&美味しい料理最高ですね。

松之山の宿

memeさん、おはようございます。

memeさんのレポートを大いに参考にして大地の芸術祭行って来ました。
清津峡からスタートした私の旅程は、富山妙子にすっかりはまってしまって
ゆったりペースに軌道修正しました。

さて松之山温泉で私が泊まったのは「ひなの宿 千歳」というところです。
露天風呂も心地よく、料理がかなりよかったです。
ご飯は星峠の棚田米。脱皮する家のあるエリアのお米ですね。

お風呂場の入り口に無料の天然水があったり
バスタオルも替えを希望すれば快く応じてくれたり
サービス充実してました。

おすすめの宿です。

noelさま

こんばんは。
向山作品は、奥まで行かなければ、きれいだな~、
のんびりしよう(中で寝転がれる)で終わります。

睡眠はちゃんととってますが、私の記事は画像がないので
早いのです。
写真も実は撮ってますが、アップする時間がない!のでした。

No title

向井山朋子の作品が気になります(エグそうだけど)
それにしても、これだけ回って記事アップもすぐ、っていったいmemeさんはいつ寝てるの?って思ってしまいます(笑)
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