スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

彫刻/新時代vol.4 「滝上優展 -佇む人間-」 日本橋高島屋美術画廊X

takigami

毎回楽しみにしている日本橋高島屋美術画廊Xの「彫刻/新時代」シリーズ第4回目。
今回は、滝上優(たきがみ・まさる)展-佇む人間-」。

会場に入った時から、「あ、これはすごい」と感じた。
現段階で一番気になる現代アートは木彫作品。

目の前にあるのは、思い切り木彫だった。むしろ、作品を目にするより前に、鼻がそれを察知した。
木の香りが強くしたのだ。

最初に目に入るのは、丸太そのものの上に足を組んで座る人物像「考えない人」。
「考える人」のパロディ。
タイトルは「考えない人」なんだが、どっからどう見ても考えているように見える。
「考えているように見えて考えてない人」なのかもしれない。
鑿あとが、かなり残っていて手彫り感強い。

私の好きな彫刻家に明治時代の橋本平八がいるが、彼の作品にちょっとだけ雰囲気が似ている。

床にど~んと大作が2点。
・「解け」
・「結び」 (樟)
どちらもど太い太腿が気になる。「解け」は両性具有なのだろうか?性別不明な人型裸像。
「結び」は大仏のような顔立ちが気に入った。

一番好きな作品は「ここにいる」(樟)だった。
これは、凛とした姿の坐像で、現代の仏像のような清々しさと気品があった。

・「ソロ」
一輪車に乗った女の子。両腕を広げて、懸命にバランスを取ろうとしている。
不安定なんだけれど、踏ん張っている。ちょっとだけ自分に重なる所があって、とても気になった。

・「小さな丘」 (銀杏)
唯一、材に銀杏を使用した作品。妊婦の横たわる姿をたとえてタイトル「小さな丘」。

・「大きな手を持つ人」(檜)
文字通り、身体に対して大きな手の人物像。

どの作品も素朴な味わいがあって木彫りの良さがそこかしこに感じられる。しっかりした技術もさることながら、作品に感じられるユーモアがギリギリの所で作品の品を失わせる手前でとどまっている所も良かった。
私好みの作品であり、作家さん見つけた。18日夕方と19日、20日には作家さんも在廊される予定です。

*9月28日(月)まで開催中。
同店で開催中の「ウィーン世紀末展」の前後にぜひお立ち寄りください。

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
twitter
最近のエントリ
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。