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村田朋泰 展 「2」 GALLERY MoMo Ryogoku

murata

GALLERY MoMo Ryogokuで開催中の村田朋泰 展 「2」 を見て来た。
中に入る前に驚く。
momo両国は道に面したガラス張りのギャラリーだが、外からウィンドウを見て息を飲む。
これは凄いゾ。

アトリエ風の展示とはいえ、アトリエではない。
小さな小部屋風の展示空間は完全に村田朋泰の新しい世界が展開されているのだ。
中に入って更に驚く。

完全にいつものmomoがmomoでなくなってしまっていた。
白い箱をこんなにも1人のアーティストが変えてしまえるものなのか。
やはり、村田さんはただものではない。いつものゆる~い世界とは全く別の作品群。
この方は単なる映像作家ではないのだ。
ギャラリーは見事なひとつのインスタレーション空間になっていた。

壁に展示されているのは、土を使用したミクスメディア。
床に置かれているのは映像とオブジェがMIXした作品。この映像が雪の結晶みたいで美しい。

導入部だけで、ハートは鷲掴みされた。
奥へ進む狭い通路は前面に本物の枯葉で覆われている。

あぁ、この先を書いてしまってよいものだろうか。
ここから先も素晴らしいのだ。

今回の個展はこれまでと作風をがらっと変えている。
ギャラリーHPによれば、
今年のGEISAI #12 では、全く内容の異なる2つのブースを設営、1ヶ所は今までと同様ジュークボックスなどを配し、もう1ヶ所は名前を変えて新たな映像作品に挑戦し、村田朋泰の展示と気付かなかった方もたくさんいました。
 作品は、ご自身の双子の兄弟の心臓手術をテーマにした、シリアスな映像とインスタレーション、まるで作家自身のパラレルワールドを提示するかのような、新境地を示す作品となり、同じ村田作品とは気付かずに、多くの方から高い評価をいただきました。
 今展ではそうした新たな展開をさらに進化させ、両国のスペースをフルに活用したインスタレーションを構築し、新作映像と共に展示します。


GEISAI#12に出展されていたとは、全く知らなかった。
ここまで、読んでこの個展に行ってみようかなと思われた方、ぜひ、こちらの作家コメント(両国⇒現在の展覧会)をご一読ください。私は知らずに見に行ったのですが、このコメントを拝見して、内容が腑に落ちた感じ。

さて、続きが読みたくない方はここまでにして、すぐに両国へ向かってください。
ちょうど上手い具合に、ギャラリーのすぐ目の前に江戸東京博物館があり「新版画展」開催されていますので、併せて楽しめます(ただし、日曜・祝日・はギャラリーお休み)。

村田朋泰 展 「2」 gallrey momo 両国
東京都墨田区亀沢1-7-15 ⇒ 大江戸線両国駅が便利です。
TEL 03-3621-6813 FAX 03-3621-6814
2009 年9 月19 日(土) - 10月17 日(土)
火-土 11:00 - 19:00 日曜・月曜・祝日休み

六本木のmomoでも「村田朋泰2003-2008」展が開催中。
2009年9月26日(土)- 10月24日(土)
※最終日は17:00まで
火-土 12:00 - 19:00 日曜・月曜・祝日休

更に、続いて日本橋高島屋美術画廊Xでも10 月21 日から11 月9 日まで「ゆるゆる☆ズ」が開催予定。もう、全部行きます!
yuruyuru

この先も知りたい~という方は「続きを読みたい」をぽちっとクリックお願いします。
さて、奥の部屋は更にすごいことになっていた。
一面落ち葉が敷き詰められている。秋の香りがした。照明はかなり映像作品があるので、かなり落としている。

そんな森のような室内の中に、一台のTVが置いてあり新作映像作品が放映されていた。
今回は、かわいい小さな既製品の人形が主人公。
チューブが出てくる。
手前の部屋でも感じたが、内臓に関する作品が多い。
画面では、トマトケチャップみたいな色をした液体がチューブを流れて行く。輸血かな、これは。
ちょっと残酷な感じで映像は終わる。映像は15分くらいの長さだろうか。

他には背の低い飾り戸棚がひとつ。でも扉には手術用のハサミが何本も取っ手に挟んであるので、中を開けることはできない。

村田さんには双子の弟さんがいらっしゃるそうだ。
その弟さんが心臓の手術を受けられたことが制作背景にあるのは確かだろう。
確かに身内、しかも双子の弟さんの手術が家族に与える影響は計り知れない。

それを知った上で、再訪したくなる展示内容だった。

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村田朋泰「2」 GALLERY MoMo Ryogoku

両国のGALLERY MoMoで観た村田朋泰の個展「2」。ギャラリーのウィンドウから覗くインスタレーションにはじまり、オブジェ・映像・ペインティング・アンティークの机の上に置かれたテキストなど、精神の深層に働きかけるような濃密な世界が広がる。ギャラリーの奥に進む....

村田朋泰展「2」(GALLERY MoMo Ryogoku)

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テツ様

こんばんは。
深層世界=ダークサイドという意味でしょうか。
村田さんの深層世界をもっと知りたくなる半面、
ゆるさのある路線もあってほしい。

深層世界をあれだけ昇華できるのは村田さんだからこそ。
個人的には両輪を続けていただきたいなと思っています。

村田朋泰のダークサイド

目黒区美術館の個展のときから、ダークな内面をたたえたような人形たちの瞳に魅せられました。MoMo両国にいらしていた村田さんと少しお話しできたのですが、自分自身が今後、精神世界を探るようなシリアスな方向に進んでいくのか、ポップでゆるい世界は残っていくのか、まだ模索が続きそうだとおっしゃっていました。高島屋にも行かねば。

あおひー様

こんばんは。
今回の村田さんの展示は、完全にひとかわ剥けてました。
ギャラリーに入った瞬間の気持ちは今でも忘れられません。

今月21日からの日本橋高島屋での個展も楽しみですね。

No title

こんばんは、。
先週の土曜日に行ってきました。
やはり、村田さんですね。またしてもやられたって感じです。

コミカルなのも好きですが、こういうのもよいですね。
これからも目が離せません。

KINさま

素敵でしたか。
無理して出かける価値のある内容で良かった!
後ほど、そちらのブログにお伺いします。

No title

村田さん、好きなんだけど忙しいから諦めようかと
思っていたら結局こちらのブログに触発されて行って
来ました。・・・どうだったかって書く必要ない
ですよね。素敵でした。

せいな様

頑張って、行って来てくださいね。
きっと、その甲斐はあると思います。

ogawama様

いやはや、本当に今回の「2」展には驚かされました。
もう1回行こうかと思う程です。
シリアスで、攻めても良し、ゆるくても良し。だから天才。

No title

こちらの記事読んで行くことを決めました!
江戸東京博物館に行くと息子興奮して1日がかりになってしまうので
心して行かなきゃいけないのですが。。
頑張ります!

レビュー感謝です

最後まで読んでしまいました~
ちょっと残酷系の映像って、実は村田さんぽいかも。
うう、「全部」行かないと。
とりあえず、来る平日休みにふたつのmomoに飛び込んできます!
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