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「第五十六回 日本伝統工芸展」 日本橋三越

kougei

日本橋三越で開催中の「-父子 友禅人間国宝-森口華弘・彦展」を見に行ったら、会場に行きつく前に本館の同じ7階で「第五十六回 日本伝統工芸展」が開催されていた。

私は見逃したのだけれど、先週の日曜(9/27)午前中にNHKの「日曜美術館」の特集でとりあげられ、放送されていた筈。毎年恒例の陶芸、金工、染織、漆芸、木竹工など7部門で、現代の匠たちが、最高の素材で、もてる技の限りを尽くして競う“工芸界の日本一決定戦”である。
日曜美術館HPはこちら

元々、この工芸展は存続の危機にさらされた日本の伝統工芸の各地に伝わる工芸技術の保護・育成のために、昭和29年、重要無形文化財(人間国宝)の指定制度とともに誕生したのだそう。
今回で第56回を迎えるが、私は過去に三越名古屋栄店で拝見した記憶があるが、今日の日本橋三越には驚いた。
名古屋と東京展は同じ数の作品が展示されているのだろうか?
私の記憶では名古屋展は会場がそれ程広くなかった筈。
今日は、入選作品及びその中から選ばれた受賞作品が全て展示されていた。

並んでいる作品それぞれを見ていると、この出品作品を作るのに、作家がどれだけの時間と労力と思いを費やしたのか、想像するだけで気が遠くなる思いがした。

今回の受賞作品一覧はこちら(全作品画像あり)。
入選作品一覧はこちら(一部作品画像あり)。

「日本工芸会総裁賞」(大賞の位置づけ)は、先に菊池寛実記念智美術館で個展を拝見した前田正博氏の「色絵銀彩角鉢」であった。
受賞作品は 、やや大ぶりでシンプルな銀彩の角鉢。展覧会で見た作品と比較すると、極めてシンプルな作品であった。

それにしても、タイムリーな。思わずおめでとうございます!と呟いてしまう。

受賞作品の中で、もう1点心をとらえた作品があった。
・中田博士『真珠光彩壺』(日本工芸会新人賞)
形が蕾のようで、その真珠光彩と名付けられた色がそのまま表現された陶芸。

ちょっと変わったものでは
・堀尾信夫 「横置楕円研 」 (日本工芸会長賞)
良い石が取れないと、このような作品は作れないそうだ。まさに素材との出会いから作品制作が始まるものもある。

・小椋範彦 「割貝蒔絵桜花文飾箱 」(東京都知事賞)
これは貝を使った蒔絵が実に美しく、江戸から明治時代にかけての貝と蒔絵を使用した工芸品を彷彿とさせる。ここに伝統工芸は見事に息づいていると確信できるような作品だった。

受賞作品にはならなかったが、人形のコーナーや七宝作品は興味があるので、特に念入りに拝見した。閉館まで時間がなかったのが残念。受賞しておらずとも、時にはっとする作品は、やはり人間国宝に指定されておられる方のものが多かったように思う。
陶芸などはもう少しじっくり見たかった。

入場は無料です。ぜひ、伝統工芸の美を味わってみてはいかがでしょう。

*10月4日まで開催中。
全国11か所に巡回します。巡回先とスケジュールはこちら

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よし様

滋賀県近代美の再興院展の展覧会は良かったですよね。
工芸展も関西方面に巡回しますので、ぜひお楽しみください。

瀬田

伝統工芸品好きですー。 今日は滋賀県立美術館行ってきましたよ。安田ゆきひこさんやら美しい。
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