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2009年10月24日 ギャラリー訪問記録 オピー、トーマス・ルフ 藤浪理恵子

この土曜日に回ったギャラリー訪問の感想をまとめてご紹介します。

1.ジュリアン・オピー 個展 SCAI THE BATHHOUSE 11/14(土)まで新作ポートレイトを中心に、オピー自身「サロン風な」と表現する、美術館に代表されるパブリックな白い空間とは趣を異にする、少々閉じられた、クラシックでプライベートな雰囲気の空間構成の中で作品を展示。
ポートレイト以外には、歩く女性の姿のペインティングとアニメーションの新作を展示している。

新鮮味がないと言えばそれまでだが、いつものオピー作品。
これまでと違い、王朝風というか貴族風肖像画作品のオピーヴァージョンが印象に残る。画風は全く異なるが、ヴァン・ダイクの肖像画を思い出した。
歩く姿のアニメーションもあったけれど、ちょっと不思議な歩き方でかわいらしさがなかった。一緒に歩きたくなるような動きが見たい。

肖像画の背景に実写の風景(のどかな牧草地帯)が流れていたのが一番好き。
何のかんの言っても、未見のオピー作品を無料で見られるのだから有難い。当日は東京藝大のイベントが近くで行われていたせいか、はたまたオピー人気かギャラリーは大盛況だった。

作品画像はギャラリーHPをご覧ください。⇒こちら

2.藤浪理恵子 ”Wanderer 放浪者その邂逅” 不忍画廊 11/7(土)まで

hujiami

藤浪理恵子さんのことは全く存知上げず。
アーティクルに掲載されていた今回の個展広告に使用されていた作品画像に魅せられて行って来た。
6点の連作『Wanderer 放浪者その邂逅』の中の1点≪賢者か愚者か≫(上画像)2009年は素晴らしかった。
ミステリアスかつ幻想的であり、物語性を感じる。
技法としてはフォトモンタージュとあり、画廊にテクニック解説が置かれていたが、読んでみてもさっぱり分からず。
敢えて技法について探求せずとも、作品を楽しもうと割り切って見た。
版画作品集もまたキャンバス作品とは別の味わいがある。

藤浪さんは2003年よりNY州のBeaconに移住。
受賞歴も多数あり、イスラエルや日本国内の美術館(東京国立近代美術館、神奈川県立近代美術館)にも作品が所蔵されている。

独特の色遣い、対象の捉え方など、見るべき点が多かった。

3.Thomas Ruff 「cassini+zycles」 ギャラリー小柳 12/19(土)まで

トーマス・ルフの日本で7年ぶりの個展。ルフはドイツ人写真家。現代アート好きなら一度はその名を聞いたことがある筈。
今回はcassini=土星探査機、とzycles=19世紀の物理学書に掲載された繊細なカーブを描く電磁場の銅版画をベースに作品化されたものの2シリーズで展開。

cassiniシリーズの土星写真がとても美しかった。天体という自然?の美。人工的な処理がなされているのか、ありのままの美しさなのか判断しかねるが、色といい形といい完全なる美を感じた。
一目で惑星と分かる写真作品もあれば、一部を拡大したりして一見何だか分からない写真もあったが、いずれも形と色の美しさは損なわれていない。

展示風景はブルータス副編集長ブログ「フクヘン」に詳しくアップされています⇒こちら

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はろるど様

不忍画廊と西村画廊は要チェックです。
ギャラリーショウのMASAKOは今日見て来ましたが、相変わらずの
ブラックトーンですが、俯瞰的な作品を描いていたのが新味。

丸の内の藝大イベントはイマイチです。

No title

こんばんは。本当に「いつものオピー」と言った展示でしたね。密かに新機軸などに期待してもいたのですが、変わらぬ安心感(?)もまた持ち味なのでしょうか。

不忍画廊ノーチェックでした。土曜にでも行ってきます。
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