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「ユートピア 描かれし夢と楽園」 出光美術館

idemitsu

出光美術館で開催中の「ユートピア 描かれし夢と楽園」に行って来ました。
*出品リストなどは美術館HPをご覧ください。

タイトルから展覧会の内容がまるで想像つかなかったのですが、「ユートピア(理想郷)をテーマに、絵画・工芸の優品、約60件を展示し、古来描かれてきた「夢」と「楽園」の知られざる特質を探る」という試み。

分かったような分からないようなテーマなので、あまり深く考えず作品を見て行くことに。

Ⅰ 夢ものがたり-夢見と夢想、そして幻想
・≪青白磁刻花蓮池枕≫景徳鎮
この枕、以前拝見したことがある。あまりにも素敵だったので忘れられない。今回の展示はこの枕に限らず、割と既に見たことがある作品が多かった。通いつめて来た成果だろうか?

・≪布袋図≫ 室町時代
・≪陶淵明図≫ 伝趙孟麩 明時代末期
布袋図は気持ちよさそうに夢見ている布袋。この展覧会のテーマにぴったり。

・吉野龍田図屏風 桃山時代
これとよく似た作品を根津美術館の開館記念展で見たが、あちらは時代が下って江戸期のものだが、今回出光で展示されているのは桃山時代。壮麗さの元祖は桃山にあり!

Ⅱ.描かれし蓬莱仙境-福寿と富貴
・≪寿老四季山水図≫ 池大雅 1761年 五幅対
じわじわと波が来ているマイブーム大雅の作品。やっぱり見れば見るほど見たくなる。かっぱえびせんのような作家だ。

・≪百寿老画賛≫ 仙 
今回のベストを占める作品。119+1の寿老人が皆楽しそうに笑っていたり、寝ていたり、とにかく自由きままで楽しそう。こんな風に老境を過ごせたら申し分ない。

・≪口出蓬莱図≫ 富岡鉄斎 1893年
構図が非常に珍しい。背中を向けた仙人の口から蓬莱境が飛び出している。それを見つめる唐子も観賞者に背を向ける。
富岡鉄斎の作品はアクが強すぎて苦手だが、これはほのぼのとして好き。そういえば京都の泉屋博古館で鉄斎展が開催中。こちらも行かねば。

・≪梅花書屋図≫ 田能村竹田 1832年
南画も登場。田能村竹田以外には野呂介石の作品もあり。

・≪四季花鳥図屏風≫ 山本梅逸 1845年 六曲一双
ゴージャスかつ緻密で、みっちりぎっしり。丹念に描かれている。

・≪粉彩百鹿文双耳篇壷≫ 景徳鎮 清
この景徳鎮は凄かった。鹿鹿鹿。でも不気味さはなくかわいい。

Ⅲ.美人衆芳-恋と雅
恋も夢のうちか。
たばこと塩の博物館で開催された「躍動と快楽」展で初めて見た≪桜下弾弦図屏風≫に再会。何度見ても良い。本当にこの屏風は好き。

・≪琴棋書画図屏風≫ 海北友松 六曲一双 東京国立博物館 *11/15まで展示
今回は出光美術館所蔵作品だけでなく東博や三井記念からの貸出作品も一緒に展示されている。
こういう試みをしないと展示がマンネリ化してしまうので、大歓迎。
海北友松のこの屏風は一見すると友松らしからぬ感じ。豪華さでは他を圧していた。

Ⅳ.花楽園-永遠なる四季
琳派作家登場。
・≪秋草図≫ 鈴木其一
・≪雪月花図≫対決で同タイトルの立原杏所は三幅対、冷泉為㤗の一幅が出展。
いずれ劣らぬ見事な作品。

最後は景徳鎮の粉彩牡丹文瓶で〆。
景徳鎮の粉彩っていいなぁと今回気付いた。

一部作品で展示替えがありますので、ご注意ください。

*12月20日まで開催中

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