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Nicolas Buffe "La Tour" ニコラ・ビュフ 「タワワップ」 MEGUMI OGITA GALLERY

あの銀座一等地(エルメス裏手)にあった一坪?のMEGUMI OGITA GALLERYが、銀座二丁目に移転!
これまでの一坪ギャラリースペースは「Showcase」という名でそのまま残して、こちらでも展示を1月22日から予定しているが、そちらはさておき、移転した新しいギャラリーのオープニングに行って来ました。

これが驚くほど広い!
前のスペースに一度でも行ったことがある方であれば、仰天するのではなかろうか。
しかも、オープニングを飾る展覧会は同ギャラリーでの個展開催は初めてとなるニコラ・ビュフで、その空間全体を使用した壁面ドローイングは圧巻。ドローイングは一部天井までも凌駕していた。
普段はドアで隠されている階段下のデッドスペースにまでドローイングは進出し、ちょっとした探検気分が味わえる。

まずはギャラリーの展示風景を一部撮影して来たので、画像をご覧ください(ギャラリーの許可を得て撮影しています)。
なお、「バビル2世」の版権使用につき許可を得ていらっしゃるそうです。

nicolas1
・ポセイドン登場~。

nicolas2
・ドラゴンもどきの怪獣がエッフェル塔を咥えて暴れる。

nicolas3
・白の部分がペインティング作品。

nicolas4
・ロデムとポセイドンの揃い踏み!

nicolas5
・ポセイドンのフィギュアでなくオブジェ。もちろん作品。

ニコラ・ビュフの名前を記憶されている方もいらっしゃるかもしれない。
なぜなら、ニコラは2008年に東京都現代美術館で開催された展覧会「屋上庭園」に出展していた。
自分のブログで検索したら、展覧会の感想ログはあったもののどうやらニコラの作品は印象に残らなかったようで、載がないが、ぐぐってみたら、ブロガーの中でもしっかり書かれていらっしゃる方を発見。
ご存知「弐代目・青い日記帳」様がニコラ氏ご本人の解説画像付きで、「屋上庭園」での展示についてレポートされておられるではないですか。ぜひご参照ください。→ こちら

更にごくごく最近では、旧フランス大使館で1月31日まで開催されている「No Man's Land 」展の一番最初の入口にあったThe No Man's Land Gate(ノーマンズランドの門)を制作している。
さすがの私もこのe No Man's Land Gateはとても印象に残っていて、しっかりとあのゲートをくぐった記憶がある。
あれを作ったのがニコラだったのね~とやっと合点がいった。

ニコラ・ビュフは1978年パリに生まれフランス国立美術工芸学校、パリ国立美術学院で学び、現在は東京藝術大学の学生で、フランスと日本で活躍中のアーティスト。
作品や詳細は作家本人のHPをご覧ください。→ http://www.nicolasbuffe.com/  HPもニコラらしくカッコイイ!

新しいMEGUMI OGITA GALLERYは地下1階にあり、いわゆるコンクリート打ちっぱなし風の天井やギャラリーの雰囲気にはニコラ・ビュフのドローイングはマッチしていた。
「屋上庭園」での展示より更にドローイング面は広がり、このドローイングがなくなってしまった後のギャラリーの姿がまるで想像つかない。

ニコラ・ビュフは今回の展示で日本の漫画で横山光輝原作「バビル2世」をモチーフとして使用している。
私は原作の漫画を読んだことはないが、TVアニメとして放映されていた時(再放送だったのか?)からの大大大ファンで、特にポセイドンとロデムをこよなく愛し、私にも3つの僕がいれば・・・と幾度となく思ったのだ。
1人で、自分が主人公の浩一になった気分でいろんな妄想していたよなぁと、ニコラのドローイングを見ながら懐かしんでしまったのだ。
*バビル2世をご存知ない方 → こちら(Wikipediaに飛びます)。

ニコラに話を戻す。
モチーフはバビル2世のキャラが登場したりするが、ドローイングは完全にニコラ独自の世界でありオリジナルである。どうやらルネサンス様式の中のグロテスク紋様を取り入れてとあるが、見ていてもグロテスクな印象は受けなかった。むしろ、お城やドラゴンみたいな怪獣がエッフェル塔を咥えて暴れていたりと、とても楽しい。
漫画をモチーフにしてはいるが、決して漫画ではないのがニコラの良さではなかろうか。
日本の漫画文化への憧れを彼なりに昇華し、異国な雰囲気-敢えて言えばやはりどこかパリっぽい-を加え黒と白だけのモノクロ世界で圧倒する。

フランス語話せないけどと思いつつ、ニコラ本人にご挨拶したら彼は日本語堪能で、聞けば奥様が日本人とのこと。
「なぜバビル2世を知っているのか?」とお聞きしたら、「妻がバビル2世が好きで教えてくれた。」そう。
なるほど~、フランスでバビル2世が放映されている訳ではなかったのか。ちと残念。

ギャラリーとして作品を売るというより、お披露目に相応しい展示空間にしたかったのだろうなとオーナー荻田氏の意図を感じた。実際作品のプライスリストも目に付いた場所にはなく、そもそも壁画ドローイングは黒で塗られた壁に白いチョークで描かれているのだ。逆に、白の壁に黒で描く方が大変らしい。
これだけの大壁画をほぼ1週間毎晩終電時間まで描ききったニコラの力作。
次回はギャラリーにあった作品集で見た大きな立体作品を見てみたい。
ぜひ、多くの方に足を運んでいただきたいと思います。

*2月6日まで開催中。
MEGUMI OGITA GALLERY 日・月・祝日休郎 11:00~19:00
移転先:中央区銀座2-16-12 銀座大塚ビルB1 2-16-12 B1 Ginza Chuo-ku Tokyo 104-0061
Tel & Fax +81(0)3 3248-3405
最寄駅は新富町が一番近いかも。東銀座、銀座1丁目駅からだと徒歩5~6分程度
ナチュラルローソンのあるビルの地下1階です。

なお、これまでの銀座5丁目のギャラリーも引き続き継続するようです。1月22日(金)~2月6日(土)まで”three is a magic number"展が開催されます。

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はろるど様

こんばんは。

>The No Man's Land Gate(ノーマンズランドの門)を制作

そうなんです。
この門をくぐった時がMAXに楽しかったことを思い出しました。

ご感想楽しみにしています。

一人虫さま

こんばんは。
バビル2世以外も一人虫様の守備範囲にあるのなら、
今後のニコラ作品で「おっ」というものがあれば
拙ブログでご紹介いたしますね。

こちらにも失礼します。
お名前を存じ上げない方だったのでイメージが全然浮かばなかったのですが、

>The No Man's Land Gate(ノーマンズランドの門)を制作

の一言で俄然興味がわいてきました。
あの展示で殆ど唯一(?)、印象に深い作品でしたよね。

メグミオギタのスペースがどんなに広くなっているのかも楽しみです。
早々に行ってきます!

ありがとうございます

meme様、ありがとうございます。さっそくご紹介させていただきました。
当方、札幌在住なんですが、飛行機に飛び乗って見に行きたいと本気で思います。
仕事が多忙でさえなければ・・・無念。

一人虫さま

はじめまして。
コメントいただいて感謝感謝です。
ご紹介の件、もちろん構いません。

ポセイドン、男前ですよね~。
私は一番好きなのがポセイドン、2番目がロデムなのです。

ぜひ、可能ならギャラリーにもお運びいただき実作をご覧くださいね。

Tak様

こんばんは。

ニコラ・ビュフ氏の画像をTakさんのブログで
見つけた時は「さすが!」と嬉しくなりました。

オープニングではニコラ氏のジャケットとネクタイの
取り合わせがチャーミングでした。


はじめまして

meme様、はじめまして。
私は、「バビル2世」大好きが嵩じて、ブログであれこれ爆走している一人虫と申します。あまりにすばらしい作品群に目を奪われ、恥ずかしながら足跡を残したく、コメントさせていただいております。
ところで、まことにぶしつけなお願いですが、こちらの記事を私のブログで紹介させていただけないでしょうか。もちろん写真等は転載せず、リンクだけ貼らせていただきますので、なにとぞよろしくお願いします。
つまり、それほど感動してしまったのです(爆)。
嗚呼、ポセイドン・・・オトコマエだ!

こんばんは。

リンクありがとうございました。

ニコラ・ビュフ…
憎めないキャラの方でした。。。
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